駅前の移動販売でメロンを購入したという人の証言によると、「高等級」と称されたメロンが当初3,800円で提示され、交渉の末に1,000円まで値下げされたケースが確認されました。そのメロンには「土佐メロン会」のシールが貼られていましたが、同会は「そのような業者とは直接の取引はない」と関与を否定しています。 こうした事例では、本来の品質よりも高く見せかけて販売していた可能性があり、下位等級品や規格外品を「秀品」と偽って販売する行為は、景品表示法に違反するおそれがあります。消費者庁も「表示された等級に比べて、実際の見た目や味が著しく劣る場合、同法違反となる可能性がある」と説明しています。(日本農業新聞…