国頭村が1日から観光客に向けた「くにがみAIバス」の運行実証を始めたことに『金口木舌(250603)』は思う▼戦後、沖縄の公共交通の始まりは、1947年に沖縄民政府が運行を開始した公営バス▼知念地区と名護を起点にした7路線は人だけでなく、郵便物も運んだ▼50年に民間事業者による運行が始まったが、採算性などによって統廃合が復帰後も続いた▼AIバスはアプリや電話で乗りたい時間を予約し、宿泊地と観光地を結ぶ。最適なルートや送迎順番をAIが判断する仕組み▼免許を持たない観光客が増加傾向。村の中心地から北へと向かう二次交通の問い合わせも増えている。AIバスは12月中旬までの期限付きで効果は未知数。観光客…