捨てようと思っていたマットをリビングまで持ってきて置いていたら、犬がそれを気に入って捨てられなくなった話は以前に書いた。夜毎、この上で寝転がったり、へそ天をして見せたり、掘るような仕草をして熱心に前足で掻いたりするのだ。引っ掻く具合が心地良いのか、車輪の中を走り続けるハムスターのように、掘る動きを続ける。 ホリホリがエスカレートしてきたユク坊。 これに人間も参戦する。ユクは、お前もやるのか?という表情で一瞬止まり、またおもむろに掻き始める。人間に負けないように、少し速度が上がっているようにも感じる。また、人間を阻止しようと甘噛みも織り交ぜてくる。六歳になったが、いつまでも坊やだ。 ヘソ天で油断…