【ecology】本来の意味は生態学。
自然環境を保護し、人間の生活との共存を目指すという考え方。
エコロジー運動 参照:「環境運動」
経済システムは生態系システムのサブシステムであるが、外部不経済としての環境問題の内部化など、仕組みによっては「エコロジーとエコノミーは両立可能」であるという思想、そのような「環境的に持続可能な経済」を指す。レスターブラウン氏等が提唱。
人間を生態系の一部と考える、自然中心主義の思想の1つだが、場合によっては「人間をある程度犠牲にしてでも環境を守る」という主張を持つこともある。
「人間の行い次第では終末的結果を逃れられるので、一人一人が悔い改めて自ら心がけ、世界の仲間と連帯して世の中を変革しよう」という姿勢が、宗教性を帯びているという指摘もある。
環境運動自体が「正義感」を伴うものであることから、ニューエイジ・エコ・カルトが存在したり、新興宗教団体が環境運動を装い、純粋で真面目な学生を取り込もうとすることもしばしば見受けられる。