猫さんは、不快な対象にエネルギーを注がれない。 猫さんはその高貴なエネルギーをひたすらに、楽しいこと、美味しいもの、興味を持たれたものに注がれる。 嫌なもの、不快なものはただひたすらに身を潜めて、やり過ごそうとされる。大きな物音、見知らぬ猫好きではない人物など不快な対象を、いかに無難にやりすごすか? 自分が関わることなく、無難に経過させるか?ということに心を砕かれる。 積極的に排除しようとはしない。 ひとは不快なものは、できるだけすみやかに排除しようとするが積極的な排除は実はその対象と「関わり」をもってしまうため、悪手なのである。 猫さんはその対象の経過時には、いかに相手に自分の存在に気づかれ…