今日は「ゆるむしの森」で、樹木の剪定・移植とビオトープの中心となる池の新設工事を行いました。そのついでにチョウの観察を行ないました。 越冬から目覚めたタテハチョウの成虫がまだ飛び交っていて、そのなかの一つがヒオドシチョウ Nymphalis xanthomelas です(写真1, 2)しばらく飛翔する姿を追っていたら、メダケにとまって翅を広げました。翅の縁が痛んでいるのが越冬した証です。 写真1. メダケにとまるヒオドシチョウ 写真2. ヒオドシチョウ(角度を変えて) 近年、個体数の減少が著しいヒオドシチョウですが、この森には食樹となるエノキやアキニレが豊富にあるので、夏になれば割と頻繁に見る…