「ヤングケアラー」とは、病気や障害のある家族の世話、家事などをする18歳未満の子どもを指します。 厚生労働省は、ヤングケアラーについて、小学生への実態調査の結果を初めて公表しました。 小学6年生の6.5%が、世話をしている家族がいると答えました。 そのうち、平日1日あたり7時間以上費やす割合が7.1%で、家事や幼い兄弟姉妹の世話が多くを占めました。 政府は、ヤングケアラーの実態把握のため、2020年度に中学生と高校生を対象に初めて調査しました。 今回2021年度は、全国の小学6年生、2万4,000人を対象で、9,759人から回答がありました。 20代の「若者ケアラー」として大学3年生も調べまし…