実家の母シリーズは続く。 夜になると母は、昔の話を何度も繰り返す。 親戚の大叔母が嫁をいびり倒していた時の話や 片親だったという理由で結婚を反対された時の話や、 父に愛人っぽい人ができて離婚寸前になった時の話 など、母の話は尽きない。 それに、 「なんでそんなことに?」「それホンマの話?」 と、僕がやたら話を煽るものだから、 母の脳内シナプスはガンガンに繋がりまくり、 ますます、色んなことを思い出し、 次から次へと昔話に花が咲くことになる。 そんな母の話を聞きながら思ったのは、 どんな過去を語ろうが、今この瞬間の母は、 絶対的に平安で安全で、何の問題もないということだ。 逆に言えば、 今この瞬…