日中のほとんどを自宅作業で過ごす。パソコンの前に座り続け、時々はキッチンやトイレに行くだけ。たぶん1日の移動距離は1kmも無い。 これではさすがに不健康なので、夕方に遠くのスーパーマーケットまで歩くことにした。遠くといっても大した距離ではない。小学生時代の通学路よりも短い。それでも、少し足を動かしただけで、滞っていた血が巡るような、関節がほぐれるような感覚がある。少しの不摂生が具体的な感覚に繋がることで、加齢を強く実感する。嫌なものだ。 帰路、あと少しで自宅というところで強い雨が降ってきた。急いで玄関まで走る。それほど濡れなかったが、濡れた玄関で足を滑らせて、ポケットからスマートフォンを落とし…