小墾田宮(おはりだのみや)は、推古天皇が治めた、日本の政治改革が始まった地である。小墾田宮は、小治田宮とも書き、飛鳥時代に推古天皇が営んだ宮殿。 『日本書紀』によると、603年(推古11年)、豊浦宮(明日香村)からこの宮に遷り、聖徳太子や蘇我馬子とともに「冠位十二階」や「十七条憲法」の制定、遣隋使の派遣など、国家の礎を築く数々の政治改革を行った。 飛鳥資料館の展示 当時の宮は、南に南門を構え、諸官が勤める「庁(まつりごとの場)」を配し、さらに北に女帝の居る「大殿」を置く構造で、のちの都城(朝堂院と大極殿)の原型とされる。608年には、隋の使者・裴世清を迎え、国書の交換と盛大な饗宴が催された。ま…