こんにちは。学習塾塾長です。 今回は日本史の中でも非常に重要な人物である「聖徳太子(しょうとくたいし)」について、学生の皆さんの勉強になるように、わかりやすく解説していきます。 中学・高校の歴史の授業では必ず登場する聖徳太子ですが、ただ「十七条の憲法を作った人」や「仏教を広めた人」というだけでは、そのすごさは伝わりません。彼の生きた時代背景、目指した国家像、そして現代に通じる考え方まで、深く理解することが、受験勉強にも将来の学びにもつながります。 聖徳太子ってどんな人? 聖徳太子は、正式には「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」と呼ばれ、飛鳥時代(6世紀後半~7世紀初頭)の皇族です。用明天皇の皇子で…