「かかんのんてん」は、不思議な音感のある古語ですが、現代語に翻訳することが難しい用語です。ホツマ愛好者で神道に親しむ方であれば、六月と十二月の晦日に奏上される『大祓詞』にある「加加呑(かかの)みて」という用語にそれが伝えられていることに関心をもっていることと思います。 ホツマ伝での記述は、かなり多く、 『かかんなす 春のひとしく 巡り来て 磯の真砂は 岩となる 弥々のんてんの ホツマ文かな』序 『マトの教えに かかんして のんアワ国は てんヤマト』ホ5 『流離手も ハタレも放来 満つ足らず カカンなすかも 手立尽き 故ノンテンも あに効かず 日月と我は 天下照らすさ』ホ8 『イクシマと タルシ…