(前259-前210) 中国、秦の第一世皇帝(在位 (前221-前210))。第三一代秦王。名は政。紀元前221年戦国の六国を滅ぼし、初めて中国全土を統一、自ら皇帝と称した。郡県制を施行して中央集権化を図り、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)による思想統制、度量衡・文字・貨幣の統一、万里の長城の増築などを行なった。 三省堂提供「大辞林 第二版」より
彼の出自は、呂不韋の妻を秦の皇太子が所望し、献上したが、その時には政を身ごもっていた、という説もある。(貝塚茂樹「史記」(中公新書)より)
※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。作品名:始皇帝 中華統一の思想/渡邉 義浩 (本 2019年) 評価:★4(★★★★☆) リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B07QFZV742漫画「キングダム」の解説本として、同著者の「地図でスッと頭に入る 中国戦国時代」と合わせて読んでみた。「キングダム」の漫画の画像を引用しながら、漫画の読者に寄り添った解説をしてくれているのでとて…
中華を統一した秦の始皇帝が神仙思想をもつ徐福と出会い、日本各地の徐福伝説に繋がっていきます。 始皇帝の中華統一 始皇帝の由来とは? 始皇帝と徐福 始皇帝の中華統一 横山光輝『項羽と劉邦』1巻より 紀元前256年に秦が周王朝を降伏させます。天子が夷狄に滅亡させられた瞬間でした。 紀元前232年には東方の韓を滅ぼし、魏、楚、趙を次々と滅ぼしていきます。紀元前222年には燕を滅ぼし、紀元前221年最後に山東半島の斉を滅ぼし、中華を統一します。 こうして、東アジアに人口2千万人の大帝国が生まれたわけです。 始皇帝の由来とは? 横山光輝『項羽と劉邦』1巻より 始皇帝は「王」という称号に満足しませんでした…
B553 神武天皇は徐福の孫?004 神武天皇は徐福の孫? 241127 ※はじめに 最近、古代日本史、 本当の歴史解明が進んできています シン>神武天皇は徐福の孫だ という情報があるんですが? リーダ>違います。 シン>神武天皇という名前は 後から付けられた名前ですか? リーダ>そうです。天皇家も 妻側ってずいぶんいろんな 民族が入っているんですよ。 シン>そうですね。 中国や朝鮮、新羅、 百済も混じっていますね リーダ>中国も1 つじゃなく、 秦の時代だと楚とか越とか、 呉とか斉とかありますね シン>あれって中国人なんですか? それとも別の民族が 色々交じってたんですか? リーダ>その時代…
始皇帝天下統一 の放送も終わりました。戦国~秦の統一へ政児の成長、民の安寧、平和を得るまでの長き苦悩とそれを支える人々の道のりをともに歩いたようなドラマでしたね。 ツイートした感想メモをまとめました。 放送ペースで書いたものなので、最終回まで視聴後の状況とは一部異なるかもしれませんが、お許しくださいね☺ ⚠⚠⚠視聴状況によって、ネタバレが含まれるかもしれませんので、ご注意ください❣⚠⚠⚠ ーーー 始皇帝天下統一 1回 始まりました♪OPは政児登場。その後は、趙からの異人脱出に切り替わり。異人の優しさから、ラストは天下を望むところまで。命からがら逃げだすとはこのことで。呂不韋と華陽夫人のホットラ…
ネタバレします。 前213年、始皇帝は咸陽宮で大宴会を催した。この宴会が歴史に残る事件の引き金となった。 始皇帝は四十六歳で絶頂期であった。 七十人の博士たちが次々と祝いの言葉を述べた。 始皇帝は上機嫌で聞いていた。 ところがひとりの博士の言った言葉を始皇帝は宿題としたのだった。 それは殷周の王朝が千年も栄えたのは指定や功臣を諸侯に封じて王室を守らせたからです。始皇帝様もいにしえを手本とするべきです、と。 ところが李信はこれに反対し「いにしえの帝も前代の政治を踏襲したわけではありません。時代が変わったから時代に合った政治をしたのです。今始皇帝は誰も成し得なかった天下統一という学者の想像を超える…
秦の始皇帝の話が続きます。 ネタバレします。 現在「保身」と言うと卑怯で嫌な奴が使う意味合いがほとんどだと思うが、王翦将軍のそれは見習いたい保身である。 秦は韓、趙、魏と滅ぼし着々と天下統一の地固めをしていった。 残るは燕、斉、楚である。 燕、斉は弱小国だが楚は大国で秦王は楚を討つためにはどれほどの兵力が必要かを各将軍らに尋ねた。 老・王翦将軍は「六十万は必要」と答えた。これは秦の全軍に価する。 が若い李信将軍は「二十万あれば大丈夫」と言う。 秦王は王翦は名将ではあるが年老いて気力が欠けてきたのだと判断し李信将軍と蒙恬将軍に二十万の兵を預け楚討伐を命じた。 このことに王翦将軍は引退を決意した。…
13歳の始皇帝。めっちゃクールで頭がよくてかっこいいのである。 ネタバレします。 十三歳の政が秦王となる。 呂不韋の囲い者から荘襄王の妃となって政を生んだ母は「母太妃」となった。 そして呂不韋は相国(丞相より上位)となり「仲父」と呼ばれる。これは父の次という意味である。 呂不韋は財力権力共に手にした。 ここで呂不韋がやったのが食客を三千集め歴史を記録させるということだった。 さすが。遊びとかに浪費するのじゃなく「天地・万物・古今の出来事の研究させ記録させる」に没頭するとか面白い。 そして二十余万語からなる書を完成させ「呂氏春秋」と名付けた。 さらに市井の人々にこの書を読ませて一字でも増したり削…
魏の信陵君・無忌は七代目安釐王の腹違いの弟である。身分を問わず人を大切にしたので人望があり食客の数も三千を数えた。 魏には頭痛の種が一つあった。 それは魏の宰相・魏斉が范雎が斉と通じていると勘違いし拷問の末便所に放り込んで辱めたことである。 その後范雎は秦に脱出し秦の宰相にのし上がりその恨みを晴らさんと機会を狙っていた。 だが十数年、秦は魏に手を出さなかった。聡明な信陵君がいるのでうかつに手が出せなかったのである。 魏王が信陵君と碁を打っていると「北の国境から次々と狼煙が上がっておりまする。趙の来襲と思われまする」という報が入る。 左側信陵君、かっこいい。 wwwwはたして・・・通報は誤報で趙…
「風雲戦国之列国(邦題:キングダム~戦国の七雄)」の続編がU-NEXTに来ていたので、視聴。「列国」は春秋戦国時代の七つの国の興亡を描いていてお勉強の要素が強かったけれど、こちらは人物にスポットを当てているので見やすく面白い。 但しタイトルにあるように、単なる英雄ではなく取り上げられているのは「梟雄」。強暴で野心を持つ人物、と辞書にはある。奸計を巡らし、残酷な行いをしたと思われている人物を新たな視点で見つめようという趣旨のようだ。 …でも春秋戦国時代に疎い自分はそもそもこの人たちがどういう評価をされているのか知らなかったりする。 なので、取り上げられている梟雄7人の歴史的評価がどんなものなのか…
キングダム(漫画)72巻の内70巻まで読み終わる。 今日中には72巻が終わりそうだ。 姉に付いて行った病院に兵馬俑のレプリカが置いてあった。 文献では平均1.8mの高さと言うから、結構な大きさである。 この兵馬俑が8000体以上も始皇帝の墳墓から発見されている。 当時の皇帝の力というのは、どれほどの大きさだったと思う。 農民の生産能力だって低かったのだろうに、それを飢えずに食べさせ、更に何十万と言う兵を懲役に取り、兵站を図り、その上、この様な兵馬俑さえ作らせる。 そんなで、始皇帝に興味が出て「始皇帝の戦争と将軍たち 秦の中華統一を支えた近臣軍団」を買った。 始皇帝の戦争と将軍たち 秦の中華統一…