先週、高校の後輩のキャリア相談に乗ったが、その時お子さんの不登校の悩みを聞いた。そっちの方が、より深刻。集団と個の間の谷間、「疎外感」の傷は子供の方が痛みが強く、傷が長い間残ることが多い。 キャリア相談でも、本人は「疎外」という意識はないが、その人の心の中には疎外感の深い谷が見える事がある。その時は、その集団の「普通」の囲いの外にいる相談者が見えてくる。その人にとってその集団の囲いが、「本来自分が居るべき場所」なのか?多くの相談者は、その答えに辿り着くのに、遥かな山谷を彷徨っている。 不登校の子供の場合、親も一緒に、その子が「居たい場所」を早く見つけ、「学校へは行かない」(会社を辞めてフリータ…