鉄道用信号機で、羽根の上下により進行・停止の合図をするもの。駅にある信号梃子(てこ)とワイヤーでつながっていて、梃子は手動操作される。 羽根が下を向いているときは進行、横を向いているときは停止を示す。羽根の根元には羽根の運動にあわせて動く色つきレンズが取り付けられており、光源を背後に固定することで夜間でも視認できるようになる。 大正時代から色灯式への置き換えが進み、JRでは2005年にすべて消滅。他社でも現役のものはほとんど残っていない。
目次 1.D51297号機 2.附属設備 3.高畑利宣の碑 1.D51297号機 お腹を満たして再び行動再開。 国道12号線を越えて空知川緑地近くの文化施設が集中するエリアへ向かう。 まず初めは文化公園の一角で屋外に展示されている蒸気機関車の観賞から。 静態展示されているのはD51の297号機。屋根もあって保存状態は良好。 脇に植えられている白樺の木とのコントラストも、明るい印象を持たせてくれる。 正面から。総製造数は2000両近くに及ぶ。国鉄の所属数でも1115両で、電気・ディーゼル機関車を含めても最も多かった。 297号機の製造は戦前の貨物輸送拡大時期。 秋田機関区に始まり、晩年は倶知安や…
訪問日:2023年7月22日(土)、晴場所:京都市下京区入館料:1350円(アソビューで購入前売券と誕生日月10%割引) 7月22日に訪れた京都鉄道博物館の屋内展示では、100系新幹線の客室見学に続き、過去数回の見物ではあまり注目してこなかった、鉄道信号の展示に時間をかけて、観て体験してみました。 出発、中継、入換等、様々な種類の信号機が並ぶ 信号とポイント操作は、実際に展示物の前のボタンやペダルで動かすことができました。 腕木式信号(停止) 腕木式信号(出発) 車窓や線路沿いで何気なく見ている鉄道信号には、色々な種類があります。 鉄道信号に興味を持ったきっかけは、今年の春に発行された『西武時…
2022年現在、国内で現役最後である腕木式信号機を見てきました。
わ鐵の廃線跡に腕木式信号機が見られます。 当然ですがいつも同じです。 ここは進行。 別の場所から レンガ作りのトンネルが往時を偲ばせます。 一方こちらの腕木式信号機は 停止になっていますね。 最盛期の足尾は人口が1万人もいたそうです。 大相撲の巡業も来たとか。 この路線も賑やかだった事でしょう。
八王子神社から明智駅に戻ってきました。 先ほど乗ってきた「寒天列車」は車庫に入り、次のイベントを待っています。 明知鉄道ホームページから路線図をお借りしました。 明知鉄道は、全長25.1km。全線が非電化の単線です。 恵那駅から明知駅まで11駅ありますが、 直線区間が少なく常に左右に曲がり かつ、ひたすら登っていくイメージです。 駅の標高を調べてみると恵那駅が269.9m 標高が最も高い岩村駅が498.5m 終点明智駅は443.7mです。 恵那駅~岩村駅間の距離15km、標高差228.6m 15kmの平均勾配が15.24パーミルという計算になります。 途中の「飯沼駅」は無人駅ですが33パーミル…
先日、平成筑豊鉄道油須原駅の旧事務室駅公開がありました。 今回はその一部をご紹介します。 【目 次】 油須原駅旧事務室公開について 通票閉そく器操作体験 腕木式信号機操作体験 まとめ
日本全国各地に点在している希少な鉄道信号設備について、 googleマイマップにてまとめてみました。 珍しい鉄道信号設備を訪れてみたい方に参考情報として、ご活用ください。 www.google.com 更新日:2023年7月29日 以下はマップに対する説明と注意事項になります。 「続きを読む」からご一読ください。
目次 1.江別市のマンホール 2.夕張鉄道北海鋼機前駅跡 3.北海鋼機専用線 1.江別市のマンホール 野幌駅から東へ進む。 途中でデザインマンホールを発見。 石狩川でヤツメウナギ漁に勤しむ人が描かれている。 今は生息数が激減してしまったがそれでも細々と漁は続いている。 市内にはヤツメウナギ料理を出す飲食店もあるようだ。 2.夕張鉄道北海鋼機前駅跡 商業施設エブリを過ぎると、すぐにかつての夕張鉄道北海鋼機前駅跡となる。 駅跡地はパチンコ店となった。 北海鋼機前駅の画像 北海鋼機前駅は1956年、野幌バス停留所駅として設置される。 同時に野幌~札幌大通間のバス連絡も開始。 1964年北海鋼機の工場…
過去ネタ第2弾は昨日に続いて腕木式信号機ネタ。結果的に旧国鉄線最後の同信号機設置駅となった八戸線・陸中八木です。当時北東北に出張がありまして、それならば「信号と絡めるタラコキハが来る八戸線へも行っておこう」と訪問した次第。ちなみにこの時点では1年後のCTC化の話は全く知らず、八木を選んだのは2本並列する海バックの信号が撮りたくて、だったと思います。タラコ運用の関係で八木訪問は始発列車だったかと。もちろんご同業の姿は全くありませんでした 【2011/03/22 東日本大震災関連で写真追加】 【陸中八木】八戸へ向け走り去る始発列車。北海道のように保守用の大きなカゴが付いていないので、シンプル、かつ…
ネタも無く新たな撮影に全く行かず、「非鉄」な日々が続いております。しかし予想外に多くの方にご来訪いただいているのに全く更新しないのも失礼かと、「過去モノ」を発掘して書き込みを継続して行くことにしました。とりあえずはデジ一眼導入後、.MacへのレポートUPを始めるまでの間の端境「未発表」鉄写真を流して行きたいと思います。ただこちらも毎日の更新、というわけには行きませんので悪しからず…【過去ネタ】第1弾は5年前に消えた北海道最後の腕木式信号機。ここも来るのは白キハばかりでなかなか写欲がわかない(*意見には個人差があります)線区ではありましたが、撤去数日前に清水沢駅へ行った時のものです 清水沢へ着く…
貸切列車は天竜二俣まで。着いたのは11:06頃で、乗ってきた車両を見送ったら一旦駅の外に出るなどの自由時間があり、その後に各種体験・見学といった流れでした。11:20頃、貸切列車降車時と同じ3番線へ。5分ほど待っていると天竜二俣止まりの列車(掛川10:33発)が姿を見せました。貸切列車を追う形で走ってきたので、車両は掛川駅で待機していたTH2102「キハ20色塗装」。通常であれば天竜二俣に着いた後に車庫線でひと休みするところ、その回送運転を応用して体験乗車に充てるということのようでした。よく考えたものだと思います。 天竜二俣駅下りホーム(東側)から見た車両基地。扇形車庫、転車台、運転区事務室な…
今回は国鉄添田線の廃線跡巡りの紹介。添田線は日田彦山線の香春駅から、同じく日田彦山線の添田駅までの12.1キロを結んでいた路線。もともとは1915年に東小倉〜上添田間に開業した小倉鉄道。その後は合併と国有化を経て、東小倉と久大本線の夜明とを結ぶ重要な路線であったが、1957年に香春〜田川伊田間に短絡線が完成してから運命が暗転。1960年には城野〜香春〜(短絡線)〜伊田〜後藤寺〜添田〜夜明間が日田彦山線に改称され、香春〜大任〜添田間は添田線として取り残されてしまった。 その後の磊落は目を覆わんばかり。赤字83線に名を連ね、第1次廃止対象路線となっただけではなく、1978年度には営業係数(100円…
1980/07/22 加古川線 日岡 731D 鍛冶屋行発車後、キハユニ15 9 当時の加古川線日岡駅にて。乗車してきた731Dのキハユニ15が最後部に見える。 左側には腕木式信号機、タブレットを手に持つ駅員、手前に転轍機が複数ある小屋。 朝夕は増発であるが、日中は1時間に1本程度。当時の支線の典型的な日常が見える。 キハユニ15ではなく、他の気動車、あるいはオハユニ61、電車ならクハユニ56か クモハユニ44/64にすれば、それこそ全国の支線で見られた普通の光景そのもの。 国鉄が存在していた時代の地方の駅、というものをいまさらながら感じてしまった。 1980/07/22 加古川線 加古川、7…
この頃は近畿道の駅スタンプラリー真っ只中 その中で餘部鉄橋へ寄り道しました。
※2024年7月撮影 研究都市つくばにある保存車を見てきました。 D51形70号機 昭和12年日立製の機関車です。 山陽で走った後に渡道し、昭和50年に追分で廃車となっています。 説明板 別角度 動輪 ナメクジドーム 銘板とタブレットキャッチャー 機関室 末期は北海道を走っていた機関車ですが、開放型そのままになっています。寒そう… 反対側 腕木式信号機 踏切 かつては隣の線路にキハ04 8が保存されていましたが、鉄道博物館開業時に収蔵のため搬出されています。 鉄道博物館に収蔵されたキハ04 8(キハ41307) フェンスで囲われていますが、昼間は公開されています。 駅舎風の事務所建物 この公園…
かつて北海道には、天北線という鉄道が走っていました。 宗谷本線から音威子府*1駅で分岐し、中頓別*2、浜頓別*3、鬼志別*4などを経由して南稚内駅で再び宗谷本線に合流する路線でした。 むしろ歴史としては”本線”よりもこちらの方が古く、開通当時はこのルートが宗谷本線でした。のちに音威子府から稚内を幌延経由で短絡する路線が天塩線として建設され、それが全通すると「宗谷本線」はそちらのルートに改められ、”元”宗谷本線は北見線と名前を変え、その後新たに天北線という名称が与えられたのです。 そんな天北線ですが、利用者減少の流れには抗うことができず、国鉄が民営化されてJR北海道が発足してから2年後の1989…
この頃の有田鉄道はレールバスしか走らない鉄道になっていました。なんだか南部縦貫鉄道と競うジリ貧鉄道になってしまいましたが、有田鉄道は休日運休と言いう必殺技で生き延びていました。 1.ハイモ101 (藤並:1996年2月) よって、この日は休日ではなく土曜日です。もし、土曜日も運休になったら、会社を休まないと有田鉄道には乗れなくなってしまいます。そんな危機感があったのか、1年ぶりの訪問でした。 2.ハイモ101 (藤並:1996年2月) 有田鉄道の休日運休は、1995年3月のダイヤ改正からでした。もう1年になりますが、休日運休は利用者に定着したのか、それとも、あきらめられたのか? ちなみに、この…
先日の公開運転会では、本線から分岐する単線の支線モジュールレイアウトを接続してみました。今回支線モジュールを制作されたのはエルムDCC交流会メンバーのKazさんです。 動画はこちら youtu.be <設営> 終端駅モジュールボードの裏側には駅の照明や、ポイント制御などの機器や配線が取り付けれていました。リレー回路などが見えますね。 <ルート> 本線の駅から分岐し、ループを使って降下します。本線ボードの高さ10cm、そこからループを使って新線のボードの高さ4cmまで降下します。本線の下を並走し終点の駅まで全長およそ5m程度です。支線ホームの上段を本線列車が走行します。駅舎とホームはペーパーキッ…
※2024年5月撮影 西脇市駅(←野村駅)から2駅の所にあった市原駅の跡に2両のキハ30があります。 キハ30 70 昭和41年日車製、一貫して加古川で使われ昭和63年に廃車となっています。 最後は加古川線色に塗られていましたが、保存後に塗り替えられています。 一番違いのキハ30 69も鍛冶屋駅跡に保存されています。 薄っすら車番 塗り替え時の説明 連結面の貫通扉には加古川線色が残っています。 反対側 キハ30 72 昭和41年日車製、同じく加古川で使われて平成2年で廃車となっています。 ここにあるキハ30も鍛冶屋駅跡と同じく補強板がありませんね。 台車 反対側 キハ30 70との連結面 尾灯…
東武動物公園駅近くにある日本工業大学「工業技術博物館」で動態保存されている蒸気機関車2109。この蒸気機関車は、明治時代の鉄道局が発注してイギリスで製造された2100型(B6)の1両で、年に何回か有火運転をしています。 ※運転日は工業技術博物館のHPに掲載 今日(6月2日)はオープンキャンパスに合わせて運転されるということで見学に行ってきました。 駐車場横に120mの保存線があり、1往復5分くらいで往復してました。 タンク式機関車2109 スチームを上げて出発 推進運転を腕木式信号機と一緒に 休憩時間にたたずむ2109 2109は、1891年に明治政府からの発注によりイギリスのダブス社で製造さ…
上興部鉄道資料館 このスタンプ、今まで押してきたスタンプの中で一番大きい!😳 廃線になった名寄本線の上興部駅が資料館になっているのですが 中に入ってビックリ!!! 初めて見るような物がいくつも置いてあり、すごい!🤔 私は機械とかは詳しくはないけど、これは鉄道好きにはたまらないのでは?🤓 外にはキハ27静態保存されてました🚃 列車の左にあるのは腕木式信号機だと思われる🤔 JR北海道も廃線が相次いでますが、なかなか私も鉄道に乗る機会ないなぁ〜😞 鉄道好きの方、必見だと思います! 楽しかった〜😄
鉄道旅が好きな私は、廃線跡にも関心があります。北海道のタウシュベツ川橋梁は連なるアーチと周囲の大自然の景色との調和が素晴らしく、皆さんも写真などで見かけたことがあるのではないでしょうか。 私もそうした映像に魅せられて、実物を見たいものだと思っていました。タウシュベツ川橋梁は北海道の道央近くの糠平ダムのダム湖の中にあり、時期によって橋脚まで現れたり、すっぽり水没して見えなくなったりして、幻の橋などと呼ばれています。水没を繰り返すため毎年劣化が進み、アーチがつながった形で見られるのもあとわずかと聞き、2024年5月訪れることにしました。大自然の中に取り残された橋梁には旅情をかきたてられるものがあり…
三陸遠征最終日は北東北の未訪問駅を中心に巡ります。 廿六日町消防屯所 十一日町消防屯所 二十八日町消防屯所 列車に乗る前に本八戸を散策。古い建物は少ないですが、戦前に建てられた消防屯所が3軒残っています。 陸中八木駅 本八戸6:13発久慈行き425D(キハE130-505+キハE130-502)で陸中八木へ。JRでは最後まで腕木式信号機が残っていたことで知られる駅です。駅舎は平成20年3月改築で、震災による津波では浸水被害を受けました。乗ってきた425Dと交換した陸中八木7:39発八戸行き4326D(キハE132-505+キハE131-505)はなぜか24分もの間停車するダイヤが組まれています…
明知鉄道は季節ごとにイベント列車を運行していて、2024年4月は地元の名産物の1つ、寒天をふんだんにつかったランチをいただける「寒天列車」を運行しています。明知鉄道にはまだ乗ったことがなく、鉄道に乗りながらランチが食べられるのなら、私が大好きな鉄道旅じゃん、ということで乗ってきました。 明知鉄道はどこにある? 寒天列車とは まずは予約から 乗車前の手続き 寒天列車で出発 寒天列車の車両 お料理 遅い急行 日本で最も勾配が急な場所にある駅 飯羽間駅 極楽駅 唯一列車交換できる岩村駅 個人でも出せるつり革広告 街並み散策 明智駅周辺 岩村駅周辺のレトロな街並み 恵那駅でマンホールカード まとめ 明…
こんにちは。高岡氏です。 4月になりましたね。 9日に29回目の誕生日を迎えました。 誕生日がめでたい日だという思いはいつの間にか消え失せ、「今年もまた1つ年を取るのか・・・」という思いで虚しくなります。 特に今年は20代最後の年なので、いよいよこのときが来てしまったか・・・という感じです。はあ、また憂鬱になってきた。 さてそんなことより、昨年末の九州旅行レポート第2弾となります。 第1弾はこちら↓ tk0k1975.hatenablog.com 12/26(火) 巨大工場が目の前!船尾駅 平成筑豊鉄道再び! 「赤字」駅?いやいや「あかぢ」駅です カープファンの聖地!?赤駅 最古の木造駅舎~油…