自分で自分の命を絶つこと。スーサイド。
2010年の自殺者数は3万1690人(10万人当たりの自殺者数24.9人=以下自殺率)であり前年の3万2845人から減少したものの、13年連続で3万人を超えた(2011年3月警視庁発表)。50代の自殺が最も多く40〜60代が半数以上を占める。自殺率においても50代の男性は66〜71人(10万人当たり)と突出している(2003年データ、参照)。また、女性より男性の自殺者の方が2.5倍多く約7割を占め、「経済や生活苦」による自殺が約3割を占める。さらに、20代と30代における死因のトップは自殺である*1。
最大のピークであった2003年の日本の年間自殺者数は3万4427人。2003年には1日に100人近く(正確には94.3人)の人が自殺していることになり、これは916秒 (約15分)に1人、1時間に約4人が自殺している計算となる。ちなみに、2003年の交通事故での死亡者数は約8,000人である。
自殺率においても日本はアメリカの2倍(2002年)、世界第4位(2009年時点のデータ、上位はほとんどが旧共産圏)となっており、先進国では圧倒的な高水準である。反して殺人の発生率は世界の中でも依然として圧倒的低水準(アメリカの五分の一以下)を保っており、認知件数も減少傾向(2009年は戦後最低)にある*2。
なお、日本では行方不明者・変死者の数が異常に多く、失踪者は届出があるだけで年10万人近くいる(うち未発見数は大体1割弱、約20年間の平均では年1万人ほどである。wikipedia参照)。その他に病死扱いでカウントされてない人達も含めると、実際の自殺者の数は発表データの数倍に達するとの見方もある。
1998年には前年の2万4391人から8000人以上も急増して3万人を突破、リストラや中小企業の倒産が相次いだことが原因と思われる。それから10年以上もの間、3万人以上で推移しており(2010年現在)、重大かつ深刻な社会問題となっているが、国は有効な対策を取らないままでいる。
上述を理由に自殺願望者も目立ってきた近年でも、「情けない」「弱虫」「現実から逃げているだけ」「人間の屑だ」など、自殺者に対する批判もいまだに多い。
「東京ロッカーズ」と呼ばれた初期の日本のパンクバンド。
東京ニューウェーブ’79」にライブ音源を残す。
山口冨士夫の「ひとつ」をカバーしている。
川上浄(Vo)