私たちが日々口にしている食品や飲み物には、身体にとって有益な栄養素が含まれています。しかし、それらがすべて「摂れば摂るほど良い」というわけではありません。どんなに健康によいとされている成分でも、摂取量が過剰になれば、体に悪影響を及ぼすことがあります。 「すべてのものは毒であり、毒でないものは存在しない。毒かどうかはその量による」 これは16世紀の医師・パラケルススの言葉です。実際に、身近な食品に含まれる成分の中には、致死量が科学的に定められているものもあります。 本記事では、日常的に摂取する可能性がある「摂りすぎ注意」の成分について、その致死量と含まれる食品例、注意点を解説します。 塩(ナトリ…