豆腐屋のせがれ圭さん。 文庫本の表紙の絵が、すごく気に入ったし好きな絵です。 圭さんの実家をイメージした絵だったのです。 豆腐屋のせがれの圭さんと碌さんの軽快な会話で話が進みます。 二人は阿蘇の噴火口を見る計画をたてるのですが・・・ 腰丈ほどの青いススキやオミナエシ、ところどころに咲くキキョウ その草の中を歩く二人の会話でどんどん進みますが、 阿蘇の火口には一向にたどり着かない。 足の裏一面にできたマメで苦悩する碌さん。 二百十日の風雨の中をさまよう二人の会話が 深刻さを薄らげている。 このような楽しい?会話で成り立つ作品は 夏目作品としてめずらしいです。 『野分』を読むのも楽しみです。 ラン…