上記フローチャートは「スタチン不耐に関する診療指針2018」より引用したもの。 まずはスタチンをすぐに切るのではなく、継続できるか、という視点で考えます。 ・軽度のCK上昇なら同量で継続、経過観察でも良いでしょう。 ・中等度のCK上昇や筋症状がある場合は、減量(半量、隔日投与など)します。 ・高度のCK上昇は中止します。 ざっくり言うとこんな感じでしょうか。 【スタチン以外で治療する場合は?】 ・動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022 - アテローム硬化疾患の予防においては薬剤の種類に問わず、管理目標値を目指したLDL低下療法を推奨する(エビデンスレベル1+, 推奨: A) とされている。その…