坂本 昌也,高橋 誠 によるストーリー インタビューに応じる坂本昌也医師© PRESIDENT Online 健康で長生きするために受けたほうがいい検査は何か。国際医療福祉大学三田病院 糖尿病・代謝・内分泌内科 部長/同大学医学部教授の坂本昌也医師は「50代以上は健康診断の“異常なし”が最も怖い。病気の予兆を見逃さないためには血液の“声”に耳を傾けてほしい」という――。(聞き手・構成=医療・健康コミュニケーター高橋誠) 50代は健康の分かれ道 つい先日、上皇陛下が検査入院の結果、「無症候性心筋虚血」と診断され、「動脈硬化の進行」が指摘されたという報道がありました。このニュースは、私たち医療関係…