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ソウルフード

ソウルフード

そうるふーど

(1)黒人だけの食べ物ソウルフード(Soul Food)

吉田ルイ子氏の著作『ハーレムの熱い日々』(1979)より)

“ハーレムのマーケットには、ガラスケースの中にトリの首骨、トリの内臓、ブタの足や牛の腸などがむき出しでつっ込んである。(中略) 内臓は俗にChitterlingと言って、カリーという大根の葉っぱのような野菜と一緒に煮るか、フライにして食べる。ちょっとからくて歯ごたえがあり、日本人の酒の肴にはもってこいの食べ物だ。この食べ物の由来について、スーパーの太ったおばさんはこう言った。「南部の黒人は白人の残飯を食べさせられていたんですヨ。これも白人の食べない内臓を黒人がうまく料理する方法を見つけたんです。黒人だけの食べ物ソウルフード(Soul Food)っていうんです」(中略) 手羽先や足は“ダークミート”といわれ、ダークのものを全てきらう白人から“ホワイトミート”より劣等の部分と思われている。だから、白人街のスーパーには手羽先が殆んどない。”


(2)(1)から派生し、ある民族や地域、あるいは個人単位で、子供の頃から日常的に食してきた食べ物のこと。