2012-01-12
生きるために労働組合は闘うしかありません
昨年末は、東北大地震と大津波、そして続く福島第一原発事故と広範囲に及ぶ放射能汚染と超大事件が続いた一年もやっと暮れると思っていたら北朝鮮の金正日氏が死亡とのニュースが飛び込んできました。普天間基地移設問題に派遣法改正も進展せず、大阪市長には圧倒的支持を受け橋下氏が当選。全く最後まで何が起きるか分からない年末でした。消費税率も引き上げ、社会保障も切り下げが想定されるなか、今年はどんな年になるか。不安感が募るばかりですが、生きるために労働組合は闘うしかありません。「もうだめだー! でもやるんだよ」(by根本敬)ではないですが、しっかりと体制と方針を決めて向かいたいものです。(大平正巳)
非正規雇用・有期雇用でも大丈夫。仲間を増やして職場を変えよう!
在職・分会交流会は、フリーター全般労働組合などの組合の有志を中心として、職場で感じている不満や実現したい要求をざっくばらんに語り合ったり、職場で個人・分会として要求実現に向けて闘っている仲間の経験を聞き、交流することを目的とした集まりです。主に在職労働者の組織化を目指し、正社員でも非正規雇用でも、職場で組合を作って、働きながら職場を変える仲間を応援します。
残業代不払い・賃金切り下げ・雇用不安のある方、待遇を改善したい方、ぜひご参加を。秘密厳守。相談は無料です。
連絡・問い合わせは、
[Eメール]union.kumonoami@gmail.com
※内容が会社側に漏洩することがありますので、会社、職場のPCからは、メールを送らないでください。
2012-01-02
在職・分会交流会とは
在職・分会交流会は、フリーター全般労働組合などの組合の有志を中心として、職場で感じている不満や実現したい要求をざっくばらんに語り合ったり、職場で個人・分会として要求実現に向けて闘っている仲間の経験を聞き、交流することを目的とした集まりです。主に在職労働者の組織化を目指し、正社員でも非正規雇用でも、職場で組合を作って、働きながら職場を変える仲間を応援します。
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/
正規/非正規にかかわらず、働きながら労働条件をよくする方法
職場で仲間をつくろう! 職場に労働組合を作ろう! 正規/非正規にかかわらず、働きながら労働条件をよくする方法
連載2 労働組合にたどりつくまで
大平正巳 ことぶき共同診療所分会分会長
ケース設定
名前:飯田和彦(仮名)
年齢:36歳
性別:男性
職業:トラック運転手(フルタイムの配送アルバイト)
その他:ひとり暮らし。専門学校卒業
職場の待遇が不満だ
飯田和彦さん(36歳)は、専門学校卒業後、20代から30代前半までアルバイトを中心にいくつもの職場を渡り歩いてきた。3年前に無料求人誌で見つけた現在の運送会社にアルバイトとして就職。時給がまずまずであったのと、会社も大手スーパーの配送業務で成長していることが入社の動機だった。
そろそろ定まった仕事をしたいと考えていたところ、仕事の上司から言われた「がんばっていればいずれは、社員になれるかもよ」との言葉を信じ、残業代が出ないなどの問題も気になったが3年間仕事に励んできた。
しかし、最近、時給はさっぱり上がらないし、正社員、という話もちっとも話題にならない。周囲のアルバイトも自分たちがどうなるか不安を語っているなかで、どうにかしなければ、と思うようになってきた。
職場の仲間に聞いてみよう
思い切って、同僚に自分の悩みを相談してみた。
飯田さんは、普段よく話をする古株のアルバイトドライバーの木村さんに、なぜ自分の時給は上がらないのか、法律を調べると雇用保険や社会保険も掛けてもらえるようだけど適用してもらっていないのはなぜか、残業代が出ないことにみんなは不満を持っていないのか、と相談してみた。木村さんからの話は想像していたが、ショックな内容だった。
「この会社で、アルバイトから社員になる例はあまり聞いたことがない」「アルバイトに雇用保険や社会保険を加入させた話しは聞いたこといがないし、残業代なんて社員も貰ってないよ」、「アルバイトから社員になるには会社に気に入られたら可能性があるかもね。でも、それは例外中の例外だよ」と説明された。どうやら、会社は経費の安い非正規労働者を増やして利益率を上げる腹づもりのようだ。
さらに思い切って、飯田さんは、上司に相談してみた。
同僚の話を聞いた飯田さんは、諦め切れずに考えた結果、上司に相談をしてみることにした。直属の上司で班長でもある佐藤さんは気さくな人物で飯田さんも日常的に会話する関係だったからだ。
ある日、仕事帰りに佐藤さんを呼び止め自分の疑問をぶつけてみた。佐藤さんはまじめに話を聞いてくれ、時期を見て管理に聞いてみるよと返事をしてくれた。が、一か月しても何の音沙汰もない。佐藤さんも、「時期を待て」と言うばかり。
そこで、飯田さんは思い切って支店長に質問してみた。すると、個人面談を行ってくれるという。飯田さんの胸は期待に膨らんだ。
組合オルガナイザーからのアドバイス
飯田さんが思い切って会社の上司に相談した勇気は称賛に値します。ただ、相談したことで飯田さんに会社がどんな仕打ちをしてくるかわかりません。私たちからのアドバイスは、面談に臨むなら会話を録音することをお勧めします。録音内容は会社が違法行為にどのような認識を持っているかなど、後々役に立ちます。ICレコーダーは安い物なら三千円程度から買えます。面談に入る前からスイッチを入れて、胸ポケットなど目立たず音が拾いやすい場所にしまって、録音しましょう。
将来を考えるなら他の仕事をと言われ
飯田さんは、次に、支店長の面談を受けてみました。
しかし、結果は、期待を打ち砕くものでした。支店長は開口一番「会社はアルバイトを会社の基幹戦力とはみなしていないし、社員に登用する方針もない」「法律がどうなっていようと雇用保険、社会保険はアルバイトには適用しない方針だし、そもそも予算も組んでいない」「同じ理由で残業代もない」とのことでした。
さらに支店長は「もし、飯田さんの将来を考えるなら、他に仕事を探した方がよい」と言い放ちました。とても、昇給なんて話ができる状況ではないと感じた飯田さんは「わかりました」と言って引きさがるしかありませんでした。
流石に、気がとがめたのか退出する飯田さんに店長は「頑張ってくれれば、いつか時給は上がるかもしれないよ」と言ってくれましたが、その言葉は飯田さんには空しく聞こえるだけでした。
組合オルグからのアドバイス
会社は飯田さんが一人であることに油断してか、重大なミスを犯しました。雇用保険・社会保険は要件も満たせば強制適用です。残業代未払いは労働基準法違反です。録音ができていれば後日の交渉や行政深刻に役立つ内容です。
待遇改善には労働組合をつくるといいらしい
家に帰った飯田さんでしたが、どうにも納得できないまま今後の人生について思いを巡らせていました。自分がどう頑張っても会社にはかなわない。新しく仕事を探すしかないのか。また、バイトを渡り歩くのかと。しかし、考えているうちに怒りが沸いてきました。
「会社は法律がどうあっても」と話している。でも法律違反が当然というのはおかしい。でも、どうして良いのかわからない。労働基準監督署に行けば良いのか。弁護士に相談すればよいのか。
悩んだ飯田さんはインターネットに悩みのキーワードを打ち込んでみました。「労働相談 アルバイト 社会保険 雇用保険 残業代未払い」。すると、社会保険労務士のサイトや労働基準監督署の案内にまじり労働組合のサイトがいくつも出てきました。
労働組合を通じて交渉すると、働きながら待遇改善などの飯田さんが抱える問題の解決が図れるらしいということが分かりました。
組合オルグからのアドバイス
インターネットには情報が溢れています。問題解決に向けてどのような方法を使うかの選択は皆さん次第です。ただ、法律家によらない自主交渉による解決は労働組合による話し合いが、唯一法的保護を受けられる方法です。
労働組合にメールで相談してみた
飯田さんのイメージでは労働組合に入ると会社に睨まれるというものでしたが、自分はもう失うものもあまりないと考え、半信半疑ながら、飯田さんは、ウェブサイトを見て、家から近く、アルバイトの労働問題の対応に慣れていそうな労働組合を選んで悩みを綴ったメールを送ってみました。
すると、労働組合からメールが返ってきました。担当の鈴木さんというからのメールの内容は、飯田さんの疑問に回答するもので「詳しいことは会って話をしましょう」という文面でした。飯田さんは正直不安も感じましたが、思い切って労働組合を訪問することに決め、鈴木さんとメールのやり取りを行い面談の日時と場所を決めました。
組合オルグからのアドバイス
メールで相談する時は、相談の趣旨を極力明確にすると話が進みやすいものです。また、給与制度(時給額)・雇用形態・労働時間・自分が求める解決方向も書くと、読み手としては全体像を把握しやすくなります。では、面談には会社から受け取った明細・契約資料などすべて持参して臨んでください。
(つづく)
ことぶき共同診療所分会が昨年11月30日に年末一時金交渉妥結。嘱託職員は昨年実績の倍額を実現!
ことぶき共同診療所分会の年末一時金交渉が昨年11月30日に妥結しました。妥結水準は正規職員二ヶ月分・嘱託職員は昨年実績の倍という水準を実現。介護休暇制度も来年度から導入が決まりました。正規・非正規の格差是正に寄与し、仕事と家庭生活の両立を後押しする成果を得ることができました。
昨年10月から開始した、ことぶき共同診療所分会の年末一時金交渉が11月30日に妥結しました。理事会はこの間、数次にわたる交渉の中で、一貫して会計資料の提出を拒否していたため、組合側は労働委員会の活用も示唆しながら話し合いを行いました。組合が交渉・予備折衝を継続するなかで理事会側も理解を示し、態度が変化。財務諸表等の資料提出にも応じました。組合側は理事会側の姿勢転換を誠実交渉に応じるものとして評価しています。
妥結水準は正規職員二ヶ月分・嘱託職員は昨年実績の倍という水準でした。当初要求には届きませんでしたが、組合として経営環境や公開された会計資料を読み解くとくなかで判断するとギリギリに近い妥結だったと思います。私たちの分会は職場少数派組合なので交渉はいつもギリギリになります。しかし、理事会に対し正面から向き合う姿勢を崩さなかったことにより仲間の纏まりを維持でき、妥結に持ち込めたと評価しています。
その他、懸案の介護休暇制度については次年度より導入が決まりました。組合公然化初年度で手探りの交渉でしたが、安心して働ける職場を目指す闘いが始められたと思います。みなさん、今年も力と知恵を寄せ合って共にがんばりましょう!
■大平正巳 ことぶき共同診療所分会分会長
2011-11-17
正規/非正規にかかわらず、働きながら労働条件をよくする方法
職場で仲間をつくろう! 職場に労働組合を作ろう!
正規/非正規にかかわらず、働きながら労働条件をよくする方法
連載1 労働組合があれば解決できる
大平正巳(フリーター全般労働組合組合員)
非正規労働者、フリーターが全労働者の4割を超えています。20歳代〜40歳代前半では6割がアルバイト、有期雇用契約や派遣契約といった不安定な働き方、生活を強いられる労働者となっています。労働者の多数派となった非正規労働者は、しかし、まっとうな評価と待遇を受けていません。相も変わらず、補助的な役割しか果たしていないとしか看做されていないのです。また、非正規雇用労働者が、正規雇用労働者に移行する展望がないなかで、私たち現場労働者がまっとうな生活を維持する待遇を確保する為に必要な事は職場の労働条件を改善するしか方法はありません。その最も効果的な方法は要求を実現する為に自分の職場に「労働組合」をつくることです。では、どうやって一緒に労働組合を作る仲間を作ればよいのでしょうか。
労働組合は 労働組合法の規定に則り、二人以上が組合員となって(私たちのような個人加盟ユニオンには1人から加盟できます)、規約、役員を選出すれば誰にでも作れます。ここが、日本で最も簡単に作れる「法人」と言われる由来です。しかし、この組織によって労働者が得られる力は絶大です。詳しくは後半でも説明しますが、大きくは3点あります。
一つは経営者に拒否権のない団体交渉権の獲得
二つ目が刑事・民事免責を受けらる団体行動権の獲得。
三つ目が、不当労働行為救済申し立てなど法的保護が受けられることです。
職場に仲間を作る方法
しかし、みなさんがこの説明を聞いてまっ先に思うことは「組合を作ろうにも仲間がいない」ということではないでしょうか。私が2006年からフリーター全般労働組合の活動に関わるなかで、いつも壁として立ちはだかっていたのもこの点でした。これまで、一人の労働者が組合に加入して会社と闘う個別的労使関係の壁を打ち破り、集団的労使関係を築くことの難しさを実感してきました。しかし、今、私たち組合は職場で働きながら労働条件の改善を実現する実績を積み上げ、蓄積できるまでに力をつけました。
非正規労働者は企業にとって欠くことのできない労働力として使用されていても待遇は常に不安定な状態に置かれ、社内の意思決定や運営からは排除されています。仲間や腹を割って話せる「同僚」や「上司」というものを作る機会からも排除されています。仕事が終われば、「はいそれまでよ」という職場で、会社から解雇や労働条件の一方的な引き下げなどの不利益変更を申し渡されても、孤立した状態では仲間の応援すら受けられません。実際私たちが受ける相談の場面でも職場の仲間も一緒に闘えないかとの問いかけに「無理です」「難しいです」と答える相談者がほとんどでした。
そこで、みなさんに質問です。みなさんが、仲間と考えた時、どのような人々が頭に浮かびますか。学校時代の仲間、遊び仲間、趣味の仲間、メル友などなどでしょうか。個々人が仲間と考える時、その見え方は様々でしょう。一言で仲間と言っても人それぞれなのです。ここをハッキリさせる必要があります。
専門職のメガネという言葉があります。医者は医療というメガネをかけています。このメガネを掛けると病気というものが良く見えるようになります。社会福祉の専門家は対象者の生活上の困難がよく見えるようになります。私たち労働組合の活動家のメガネは対象者の働く上での問題点がよく見えます。そして、問題点の上に立った要求と目標づくり、そして仲間づくりを援助することができます。労働組合をつくる上での仲間とは、要求の実現で結びついた仲間なのです。これまでの仲間意識とは違った人々がきっと浮かび上がってくると思います。
非正規でも働く条件を変えられる
この6年間の活動の中で私たちに様々な経験とノウハウが蓄積されました。実際の例を挙げてみます。ある運輸会社では非正規の組合員が、職場の正社員・管理職を仲間にして職場に確固たる労働組合を立ち上げました。
また、あるビルメンテナンス会社では、そこで働く非正規労働者が現場労働を担う同僚を組織することにより、有期雇用契約を撤廃させ、労働条件を具体的に改善させるなど、会社と対等以上の交渉を行っています。
他にも、工場閉鎖によりリストラされかけたアパレル会社のアルバイト労働者が仲間を募り労働組合を結成、リストラ計画を撤回させ、更に、改正パート労働法を活用して正社員化に向けての交渉を開始するまでのところまで迫っている例などもあります。その他、法律以下の働き方を是正、改善させてきた例ならば、いくらでも挙げることができます。
最初はたった一人から
これらの例は、最初は皆たった一人の組合員からはじまった闘いです。最初の一人となった組合員も特別訓練された人物ではありまあせん。みなさんと同じ普通の非正規労働者が明確な目的意識を持ち、私たちと協力し合い、作戦を立て、着実に実行していったなかで実現していっただけなのです。
一人ぼっち、または少数から脱し、労働組合に加入する仲間を増やし、要求を実現していくにはどうしたらよいのか。みなさんが、その気になれば私たちにはノウハウは豊富にありますし、それを提供することもできます。
さぁ、共にまともな人生設計を組み立てられる職場をつくりましょう。
有期雇用でも派遣でもたじろぐ必要なし
職場に組合をつくり、働きながら自らの労働条件を向上させる為に、現場労働者が行なえる最も効果的な取り組みは、職場・職域で仲間を増やし労働組合を結成することです。その為に、私たち組織者がみなさんに送るメッセージは、「自分が働く上で、問題が起きたら、話し合いで解決しよう。そのために、まず労働組合に相談しよう」ということです。
自分は有期雇用契約だから、派遣労働者だから、会社に歯向かったら直に首になるとたじろぐ必要はありません。前にも述べましたが、社会では既にみなさんが多数派なのです。
みなさん、労働組合に相談に来るような労働者はすべからく働く上で問題を抱えています。経済的な問題、パワハラの問題、解雇など地位に関する問題などです。しかし、ここで労働組合に相談しようと考える。ましてや自分で職場に労働組合を作ろうと考えるひとは極少数です。
問題解決のために動こうとする人でも、多くは手段として労働基準監督署や行政窓口、無料相談会などで法律家に相談するでしょう。この傾向は、社会経験が少なく、様々な情報に触れにくい不安定雇用労働者に行くほどその傾向が強いように感じます。つまり、問題解決の方法が自分たちの手元にあるということに気がついていないということです。
自分の問題がみんなの問題に
大企業で働く組織労働者と違い不安定雇用で働く労働者にとって労働組合は無縁です。個人加盟の労働組合としてイメージするのは、争議をやっている姿。しかし、これは労働組合が持つ一部の側面です。
労働組合が最も力を発揮できるのは、問題を話し合いで解決するための組織という側面です。多くの人にとって、問題が起きれば話し合いで解決を図ることは常識でしょう。問題がおきたらまず、会社と話し合いを行い、解決を図ることが必要です。
その時に、労働者が個別の問題と感じていることが、実は会社内に共通した課題・問題であることが明らかになれば、仲間を増やし、本当の意味での集団的労使関係の構築に向かう糸口と可能性が出てくるのだと思います。
労働者が真っ先に相談すべき組織、労働者が会社と対等に話し合いを行う権利を保障する為に、法律で保護された存在は労働組合です。これには、会社の中にある労働組合(社内組合)と会社の外にある労働組合(社外組合)がありますが、機能的には同じです。
問題が起きればまず労働組合に相談することが、問題を解決するために採る基本的な方法です。不安定な働き方は、解雇や望まない転職の繰り返しと表裏一体です。まともな職業キャリアも人生設計とも無縁です。みなさんが取りうるベターな方法は、今働く職場でよりよい労働条件と環境を手に入れることではないでしょうか。
次回以降、具体的にどのようにすれば労働条件を改善して行く上での仲間が作れるのか、どのように労働組合を作るのか、具体例を挙げながら説明します。
2011-11-11
非正規でも働きながら労働条件をよくしたい
昨年暮れに、フリーター全般労働組合のなかで一つの意見を聞きました。「何故、自分は余裕のないなかで、人の残業代計算をしているのだろう」。非専従体制を採る私たち組合はボランティアにより労働相談を受けています。そのなかで出てきた意見でした。
余裕が無いなら作ればよい。思い立って働きながら自分たちの職場の待遇改善運動を始めて約一年。在職・職場分会交流会ニュースを発行できる運びになりました。
この間、職場で春闘をやろうとの呼び掛けを受けて職場点在組合員が分会化まで進んだ例あり、相談者が仲間を組織して分会を作った例あり、既存の在職分会が活性化した例あり、細やかながら仲間の中にうねりができてきました。
もちろん、上手くいかなかった例もあります。複数組合員で立ち上げた分会が納得できる水準ながら金銭解決で終わったこともありました。しかし、働きながら自分達の職場を良くしようという流れは大きくなっています。(大平正巳)
ご連絡をお待ちしています
私たち在職・職場分会交流会では、みなさんからのご連絡をお待ちしています。
自分は非正規だから、アルバイトだから、有期雇用だから、不安定な雇用だからと自分達が職場で待遇を改善させること、いじめや、給与の未払い、時間外割増の未払いなど働く上で起きた問題について会社に是正・改善を求めることを諦める必要はありません。
私たち労働組合と出会う労働者の多くは、不払いに遭い、解雇をされた後に組合のドアを叩きます。
みなさん、ものは考えようです。いじめや不払いなどで会社を辞めざるを得ないことが予想されるなら。会社の経営委が思わしくなく雇用に不安が生まれたら。解雇されそうになったら。一刻も早く、労働組合にコンタクトをとってください。対処方法は相談が早ければ早い程多くあります。みなさん、働きながら自分たちの雇用と権利を守ることは可能です。
さまざまなお問い合わせについては以下のメールにお送りください。秘密は厳守します。
[Eメール]union.kumonoami@gmail.com
※内容が会社側に漏洩することがありますので、会社、職場のPCからはメールを送らないでください。