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2018-09-23 もうすぐ開場 豊洲市場

見てきましたよ、豊洲市場(・∀・)

| 12:17 | 見てきましたよ、豊洲市場(・∀・) - ottyankoの日記 を含むブックマーク 見てきましたよ、豊洲市場(・∀・) - ottyankoの日記 のブックマークコメント

この間、豊洲市場見学会で見てきましたよ、中を(・∀・)

それにしても、これだけの施設を有効利用する準備もせずに、あと2週間で築地市場が閉場され豊洲市場が開場するのに…

一部業者さん達は、いまだに反対運動に明け暮れたり、準備してないとかサボタージュしたり…

余裕だよねぇ…(;´∀`)

自分達の顧客に迷惑かけても平気なんだろうねぇ

大損失被っても余裕なんだろうねぇ…

俺なんか貧乏性だから、もし市場の中の人だったら

どうやってスタートダッシュを切って、愚かな競合店舗の顧客を奪うか?しか考えられないっす(;´∀`)

冷凍モノなどの外気との温度差の激しい搬入物はドックシェル

冷蔵程度の搬入物はエアカーテンとシートシャッターの付いたバース

常温の搬入物がメインの青果だと、平置き出来るバース



なんか、交通動線がどうのこうのと今頃騒いでいる人もいるみたいだけど…

築地市場の動線ほど混乱しちゃいないからwww

あんなの、(築地市場の大混乱で鍛えられた)巡視や警備員が立てば余裕で捌けるでしょw



お馬鹿な経営者や従業員は淘汰されるべきだと思うので、もう多くは言わないよ(;´∀`)


想定外の問題もあるだろうけどさ…

まして、豊洲市場に無理やり築地市場のルーチンを当てはめれば、そりゃ破綻するだろうけどさw

キチンと新施設の作りを理解して活用すれば、築地市場よりは遥かにマトモな施設だから。

f:id:ottyanko:20180828155301j:image

(これは青果の貨物用エレベーター)

2016-09-05 小池都知事の失策

築地市場ネタを書いて、早6年…ようやく豊洲市場への移転が実現するゴール間際に…なんで延期したんだろう?(´・ω・`)

| 11:24 | 築地市場ネタを書いて、早6年…ようやく豊洲市場への移転が実現するゴール間際に…なんで延期したんだろう?(´・ω・`) - ottyankoの日記 を含むブックマーク 築地市場ネタを書いて、早6年…ようやく豊洲市場への移転が実現するゴール間際に…なんで延期したんだろう?(´・ω・`) - ottyankoの日記 のブックマークコメント

延期の理由が意味不明


小池都知事曰く移転延期の理由

1.安全性の懸念払拭

2.巨額・不透明な費用の検証

3.情報公開の徹底

D

言いたいことはこういう事


1.安全性の懸念払拭

延期するにせよ中止するにせよ移転するにせよ、我々の選択肢は

A:築地市場でセリをする

B:豊洲市場でセリをする

この二つしかないのです。

中央卸売市場を廃止するという乱暴選択肢は現実的じゃないので入れてません)

つまり、安全性の懸念を払拭したいなら、豊洲市場の汚染物質だけ計測してその数値だけにらんでいても意味がないのです。

リスク管理という観点で言えば、個々のリスクを吟味し、よりリスクの少ない方を選択すべきです。

以前書いた文を再掲

念の為危機を煽る人、安全マージンを唱える人、文系科学リテラシーのない人限定)、みんな危険に対する感度の低い連中なんだろうなぁ。

人の安全を守る仕事をしている人で、とりあえず分からないからと「大きめの安全率」を主張する人はいません。「リスクを最小にする」為に、危険を正確に測り予測し対処し「危険率の最適化」を行います。

Aの危険を取り除いた結果Bという危険が発生しては元も子もありません。その判断が出来ないなら(安全率なんて考え方は人の命を守るプロはしない)、例えジャーナリストや学者であっても、口出しすべきではない。

http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20120328


築地市場で同等の環境調査を行い比較した結果、

築地市場でセリをする」のと

豊洲市場でセリをする」ので、

どちらが安全か比較し選択すべきなのです。


A:築地市場

既に排ガス問題からターレーを電動化するなど、深刻な大気汚染を抱え対策を続けている。慢性化する場内の渋滞、荷卸し待ちのトラックのアイドリングによる窒素酸化物(NOx)や、PM(粒子状物質)や、ベンゼン等の濃度は、計れば一目瞭然だが食品を扱う市場にふさわしくない濃度である事は過去の調査から明らか。

2008年の調査だと

二酸化窒素(NO2)0.055〜0.078ppm(1日平均値) 

環境基準値 1時間値の1日平均値が 0.04ppm から 0.06ppmまでの範囲内又はそれ以下であること

一酸化炭素(CO)1.5〜23.2ppm(1日平均値)2.1〜30.3ppm (8時間平均値

環境基準値 1時間値の1日平均値が 10ppm 以下であり、かつ1時間値の8時間平均値が 20ppm 以下であること

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gyosei/taisaku/hakusho/2008/

既に2008年から環境基準値超えてます…

魚に付着する類のモノじゃないけど…働く人の健康には良くないね。

あまり都民をパニックに陥れたくないので、これ以上は言わない…


B:豊洲市場

既に7回の調査で環境基準値を全て下回っていて、夏・冬という高温期・乾燥期の2回のチェックも8月の調査で完了し、その結果も10月に出る状態(記事公開直後に既に出ていたのを発見)。法的にも知事がGOサインを出せばモニタリングが2年未満でもOK。閉鎖環境の為、建設直後の接着剤等から出る有機溶媒さえ揮発すれば(現在の室内測定で検出されているベンゼンはおそらくはその数値)、その後の汚染の心配は不要。土壌の汚染物質の除去に関しては既に完了し(内容は過去記事参照の事)、地下水ですら環境基準値以下。(地下水飲む施設じゃないので問題なし)

追記)

2016/8/31 最新データ 豊洲市場における施設内空気及び沿道大気の測定結果について

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/2016/0831.html

(全て環境基準以下)

つまり過去に行った汚染処理が大成功していると言う事。

追記ここまで)



普通はAで続けるよりはBを選ぶ話。

もしくは、新たにAを計測しBと比較した結果より健康リスクの少ない方を選択する話。

しかし、モニタリング期間完了前の知事のGOサインという政治的リスクを取らずにAを選択した小池都知事、これが都民ファーストと言えるのでしょうか?

私にはとてもじゃないが、そうは思えません。

既に舛添元知事が行った安全宣言をひっくり返してまで…(´・ω・`)

(2分22秒から該当質問と安全宣言

2.巨額・不透明な費用の検証

やって下さい、ぜひやって下さい。

でも、移転を延期しないと出来ない事じゃないので、延期の判断材料に入れないでください。政争に巻き込まないでください。


3.情報公開の徹底

やって下さい、ぜひやって下さい。

でも、移転を延期しないと出来ない事じゃないので、延期の判断材料に入れないでください。政争に巻き込まないでください。



■その他のデマ要因

世間じゃ色々変な話(移転反対派のデマや、4輪ターレーの図を書いてくる建築家の戯言)が出回っていますが、大抵のマイナス要因はデマ判定されてます。

ターレー曲がれます 底抜けません 連絡通路充分な広さあります トラックのウィング開ける必要ありません 店の幅は個々の仲卸の選択の結果 使い勝手は工夫次第 などなど…

f:id:ottyanko:20160905111357j:image

この辺のデマ潰しは散々ツイートしてもう面倒なので転記はしない。コメントも含めてリンク先のTogetterを参照の事。

http://togetter.com/li/1014036

設計が悪いとか色々言われますが… 過去記事にも書いた通り、質疑応答も意見徴収も市場の意見を拾う場をことごとく移転反対のシュプレヒコールでぶっ潰されてきた中、完璧ではないにせよ、よくここまで構想を設計に落として建てたもんですよ。

都の職員と言うと都庁勤務の役人さんばかり思い浮かぶのだと思いますが、築地市場には場長・巡視さんを始め、衛生管理や様々な都の役人が、市場の業者さん達と一緒になって汗をかいて現場で働いています。そういう人達も設計に関与している事を忘れないで下さいね。(・∀・)




なので…私にとって小池都知事の移転延期は非論理的で意味不明にしか思えないのです。

(デマを信じて、己の保身に走ったとしか思えない)

都民ファースト

都知事ファーストの間違いじゃね?


移転延期でかかる余計な費用は、

稼働していない市場の維持費、都知事都合の延期の為、各業者(大卸・仲卸他)への補償費用…もろもろ…(大型冷蔵庫を稼働させた大卸は激怒している)

保育園の5や10は建つ様な金額でしょうね。間違いなく…

もともと、就任1ヶ月程度でこの昭和の宿題をひっくり返すなんて愚かな話なのだが…(役人のレクチャーをフルに受けたとしても理解まで時間がかかる)それでも、この決断に至った理由は酷すぎる(´・ω・`)

延期でも予定通り続行でも何であっても(もちろん私は予定通りの移転を望むけど、その要望は脇に置いといて)、その理由が酷いというのは、正直論外なのである。

(延期した事が酷いのではなく、その理由が酷くて…この知事大丈夫?って話ね)


そもそも延期なら、いつなの?(´・ω・`) 

暫定でもいいからスケジュール出せよ…「来月移転ね」なんていきなり気分で言われても、誰も対応できないから… 移転費用を金融機関融資してもらった仲卸は、今頃金融機関の担当と頭抱えているんじゃね?


過去の経緯や今北産業の方は以下を読んどいてね。

☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳

移転先(豊洲)の汚染除去の実態1

移転先(豊洲)の汚染除去の実態2

築地市場移転騒動

急転 築地市場移転へ

豊洲新市場予定地の液状化について 

新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おまけ

俺は確かに築地市場で働いたことはあるけど、仲卸にいたワケじゃないよ。築地市場には色々な仕事があるんだよ。(・∀・)ノシ

追記

このサイトでも述べられている事がまとまっている本(電子書籍)が出ました

(以前、土壌汚染処理に関してお問い合わせ頂き、その事がWebへ、そして電子書籍になりました)

2012-03-28 築地市場移転、都議会民主が容認へ

築地市場移転予算案 特別委で可決

| 04:12 | 築地市場移転予算案 特別委で可決 - ottyankoの日記 を含むブックマーク 築地市場移転予算案 特別委で可決 - ottyankoの日記 のブックマークコメント

震災から1年、放射脳と言われる連中が過剰に危機を煽り、それを利用してメディアに出演したり本を売ったり金儲けに勤しんでいましたが、皆さん気づいています? 彼らの言論の展開が、この築地移転問題を通じてトンデモ科学を展開してきた連中と同じだと言うことに。

さて、都議会民主党もようやく築地市場移転へ舵をを切った様で、あとは共産党位ですかね…味音痴の懐古厨がしがみ付く相手は…

まぁ、実際自称グルメブロガーさん達は移転によって新しい店(ブログネタ)が出来るから、特に移転に反対はしていない模様。

ただ、本当はこれまで「どうでもいい問題」「どうとでもなる問題」が愚かな人達(主にマスコミや都民だが、あえて都議会民主党の議員含むと言っておく)が騒いだ事でクローズアップされてしまい、「どうにかすべき問題」である「新市場の使い勝手」が、思いっきりスルーされちゃいました。

あの空中庭園みたいな、トンデモ市場構想はどうなったの?(´・ω・`)地震で崩壊しちゃったのかなぁ?設計図が…

あんな設計図でも、熱心に賛成していた人はいたんだよねぇ…(震災後の今だったら、誰も賛成しないと思うけど)

東京・中央区の築地市場を江東区豊洲に移転するための整備費を盛り込んだ新年度予算案が27日、開かれた都議会の予算特別委員会で、これまで移転に難色を示していた民主党も賛成に回って可決されました。

東京都は老朽化や地震対策などのために東京・中央区にある築地市場を江東区の豊洲地区に移転する計画を進めていますが、都議会最大会派の民主党が予定地の土壌汚染などを理由に反対してきました。

東京都は築地市場の移転のための整備費を新年度予算案に盛り込み、27日開かれた都議会の予算特別委員会で採決が行われました。

その際、土壌汚染対策を確実に行い、都民と市場関係者の理解を得ることや汚染処理を完了したうえで新市場の建設を行うなどとした付帯決議がつけられたため民主党は一部の議員を除いて賛成に回り、予算案は賛成多数で可決されました。

築地市場の移転を巡っては都議会で過半数を占めている自民党と公明党などが賛成の立場をとっていて、平成26年度中の移転が予定されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120327/k10014012101000.html



「我々が唯一恐れるべきなのは、恐れそのものである」

“So, first of all, let me assert my firm belief that the only thing we have to fear is fear itself”

ルーズベルト大統領就任演説


最近特に思うのだが…

念の為危機を煽る人、安全マージンを唱える人、文系科学リテラシーのない人限定)、みんな危険に対する感度の低い連中なんだろうなぁ。

人の安全を守る仕事をしている人で、とりあえず分からないからと「大きめの安全率」を主張する人はいません。「リスクを最小にする」為に、危険を正確に測り予測し対処し「危険率の最適化」を行います。

Aの危険を取り除いた結果Bという危険が発生しては元も子もありません。その判断が出来ないなら(安全率なんて考え方は人の命を守るプロはしない)、例えジャーナリストや学者であっても、口出しすべきではない。

例えば、食品の放射線暫定基準値ですが、これをヒステリックに小さくしすぎた結果、高精度の測定機器が市場や産地に揃わない現実に直面し、かえって高い放射線を含む食品が検査をすり抜け市場に流通する危険があります。逆にこの暫定基準値を大きく取ると、安価な検査機器でも充分に測定可能となり、そのサンプリング数が増え、もしくは全品検査が可能となり、基準値超えの物が検査をすり抜ける可能性が格段に低くなります。後はそのバランスです。安全マージンと言う考え方が如何に危険であるか分かると思います。

便利の裏には危険があることを考えないで、便利だけ享受する生活を続けることが一番危険。自分の目で見て、自分で考え、自分で決めて実行する。そうした自立した個人でなければ危険に対処どころか、安全を語ることも出来ません。大きめの安全率を主張する人は実は危険に対する感度の低い人間なのです。

危険学 (図解雑学)

危険学 (図解雑学)

さて、築地市場の話に戻りますが、現在の築地市場がどれだけ物理的に危険(事故多発等)で、どれだけ衛生面に問題を抱えているか?真面目に見学することをお勧めします。(もちろん見学なのでグルメ禁止で)

それにしても、放射線パニックでそっちに馬鹿どもの意識が飛んでしまって、あれだけ騒いでいたヒ素やダイオキシンやベンゼンや・・・えっと・・・あと何だっけ?その辺の大騒ぎは、何処へ行ったのでしょうね?(イヤ、福島に行ったんだろうけどさ)多分、何かが狂っているんだろうなぁ…あの騒ぎ方と、放り出し方は…ちょっと異常だと思うよ。

そんなものに騙されている場合じゃないよ。

みんな安易に「答えだけ」を求めすぎなんだよなぁ。過去の書籍等を紐解いて考え方を学び、現在の事象・事実を検証し、自ら過程を答えを導き出し、その答えが間違っていたなら間違えた過程を各々検証しなかったら、何度でも間違えるしダマされるよ。

という事で、そろそろ新市場の取材でもしに行こうかな?

土壌汚染対策工事の進捗は以下のページ参照の事

http://www.toyosusinsijyo-kouji.jp/

それにしても、この築地問題をBlogで書いたら、あまりに反響が大きくて…それ以外の記事が書けなくなってしまった(;・∀・)過去記事読めば分かると思うけど、もっと自由に色々語っていたBlogなんだよねぇ…(笑)


☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳

移転先(豊洲)の汚染除去の実態1

移転先(豊洲)の汚染除去の実態2

築地市場移転騒動

急転 築地市場移転へ

豊洲新市場予定地の液状化について 

新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011-03-21 豊洲新市場予定地の液状化について

築地市場移転先、豊洲新市場予定地で噴砂確認

| 20:58 | 築地市場移転先、豊洲新市場予定地で噴砂確認 - ottyankoの日記 を含むブックマーク 築地市場移転先、豊洲新市場予定地で噴砂確認 - ottyankoの日記 のブックマークコメント

豊洲新市場予定地で地震後、液状化によるものと思われる噴砂が確認されました。しかしこれはまだ着工前(液状化対策前)の現象ですから、全く問題ありません。

ネット上でデマが飛び交っているので、ここで

以上3点を説明します。


液状化とは何か?

液状化現象とは、地震の際に地下水位の高い砂地盤が、振動により液体状になる現象。これにより比重の大きい構造物が埋もれ、倒れたり、地中の比重の軽い構造物(下水管等)が浮き上がったりする。(Wikipediaより)


f:id:ottyanko:20110321195240j:image:left


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D

液状化を手押し荷車の中に泥土を入れ実演したビデオ↑


液状化する為の条件

地盤の液状化現象は次のような条件が重なった地域に発生することが判明している。

  • 粒径がそろった砂質土層からなる。(間隙が多い)
  • ルーズな締り度である。(体積変化しやすい)
  • 地下水位が高い。(飽和状態にある)
  • 拘束力が小さい。(上載圧力が小さい)

日本の大都市や埋立地は、このような条件を満たしたところばかりで、地震対策には万全の注意が求められることになる。

どうすれば液状化による被害が防げるのか?

地震をコントロールすることは不可能なので、地盤が持つ液状化の条件を除去すれば良い。

つまり上記条件を除去する訳。

  • 間隙を少なくする
  • 地震による体積変化を抑制する
  • 地下水位を下げる
  • 拘束力を大きくする

液状化対策工法の原理と主な工法>

  • 密度の増大(締固め)

サンドコンパクション・バイブロフローテーション・重錐落下工法・振動棒工法

  • 間隙水圧の消散

柱状ドレーン工法(たとえばグラベルドレーン)・排水機能付き鋼材

  • 固結(粒度・拘束)

深層混合工法・注入固化工法(粒度の改良と拘束力の増大)

  • 飽和度低減

地下水低下工法・ディープウエル工法

  • せん断変形抑制

矢板囲い工・連続地中壁工法(間隙水圧の遮断)・排水機能付き鋼材


豊洲新市場液状化対策

東京都HPより豊洲新市場の計画図を見てみよう。

f:id:ottyanko:20110321195243j:image:left

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/dojou/

f:id:ottyanko:20110321201930j:image


これらの図を見れば一目瞭然

  • 地下水の移動を防ぐために止水壁の設置(体積変化の抑制)
  • 地盤中に砂杭を打設して地盤を締め固める(間隙を少なくする)

更に地下水汚染防止の為に行っている

これらの措置を行う事で、液状化対策を計画している。


特に豊洲新市場は護岸に隣接する為、止水壁の設置によるブロック化と、各々のブロックでの地下水くみ上げは側方流動の際に被害を最小限に抑える効果が期待できます。


これでダメな規模の地震が発生したら、もはや東京都中央卸売市場が稼働する意味がないです。つまり、消費する皆さんの家庭が完全に倒壊し、道路はめくれ上がり、ビルは倒壊し、生鮮食料品の流通どころの騒ぎではない。という事です。ヘリコプターによる空輸以外の輸送手段がない状態です。


そして、一部のデマに見受けられますが、「液状化して噴出した汚染された泥土が市場の魚を汚染する」という話は全くのデタラメです。以前も豊洲新市場の汚染除去をレポートしましたが、水にも溶けない、気化しない、熱にも反応しない安定した汚染物質は、確かに地中に残ります。噴砂と一緒に地表に噴出する可能性はあります。が、築地市場でも泥水や泥土がかかったような魚介類は出荷しません。当たり前です。


つまり、噴砂と一緒に地表に噴出した「水にも溶けない、気化しない、熱にも反応しない安定した汚染物質」は、場内のお掃除の結果、周りに被害を与える事無く下水に流れて行きます。


参考

豊洲新市場の汚染除去実験 レポート

http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100722

http://d.hatena.ne.jp/ottyanko/20100817


そして何より、現在の豊洲新市場予定地は全くの更地状態であって、液状化対策前の状態です。そんな状態の埋立地が地震で液状化するのは当然です。雨が降って舗装前の地面に水溜りができるのと同じように当然の事です。


以下、Twitterで以前土木技術者をされていた、大貫剛さんの解説がまとまっていますのでご覧下さい。

http://togetter.com/li/114267

この記事で述べなかった部分をご紹介します。

ビックリされた方も多いと思いますが、近代的な埋立地では危険はありません。これから埋立地に建設される施設に関しては言わずもがなです。古い埋立地は、順に対策を行っていますが、古くなるとかえって液状化しにくくなることもわかると思います。

戸建は深い基礎を作らないので、心配はあります。特に、原理的に海から遠くても盛土地盤では起き得るので、新興住宅地では適切に施工されたか充分注意すべきと思います。段々になっている丘陵部ではもともと水が抜けやすいのですが、田んぼに盛土した場所などは液状化しやすいです。


液状化に関する知識は一般知識とは言いがたい話ですが、ちょっと調べればこういった情報は簡単に入手できます。広めてしまった方は、責任を持って修正して下さい。


そして明記すべきは、こういった一般の方々の不安に付け込む形で、築地市場移転反対派の中の不埒な輩(某地質学者?環境学者?…環境ゴロツキ学者?)が、新聞紙上で不安を煽っています。こういった有識者が液状化のメカニズムを知らない訳がありません。デマの確信犯です。それを皆さんお忘れなき様に。


参考

東京都中央卸売市場HP

「東北地方太平洋沖地震」の発生に伴う中央卸売市場の対応について

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/news/22/jishin/index.html

豊洲新市場予定地の一部における墳砂について

1 予定地での噴砂の発生状況

  • 5街区、6街区で噴砂を確認
  • 7街区で確認中

2 応急措置の概要

  • 土壌汚染対策法による「当該土地に人が立ち入ることができない措置が取られている」ことに加え、本年夏に実施予定の土壌汚染対策工事までの間、噴砂の飛散防止のためのシートを敷き、安全性を確保する。また、土嚢によるシート保護を行う。
  • 降雨による拡散防止のため、噴砂の 外周部に側溝等を設置する。
  • なお、現在7街区を確認中である。新たな噴砂が発見された場合には、同様な応急措置を行う

追記

浦安の液状化について

本記事の趣旨(豊洲新市場の魚が地震による液状化で危険になる事は無い)と異なりますが、「じゃ浦安はどうなの?」と言う質問に、軽く触れて置きます。

地震直後の報道では、埋め立て地全体で液状化が生じたような印象を受けたが、実態は違った。明らかに場所によって被害に差がある。

被害状況を整理すると、最も液状化被害が大きいのは新しい埋め立て地の内陸側で、次に被害が大きいのは古い埋め立て地である駅周辺、最も被害が小さいのは新しい埋め立て地の海側だった。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20110321/264385/

まず浦安市全土で液状化による地盤の被害があったわけではないようです。(下水道の被害の為、広範囲で上下水道に影響が出ていますが)液状化の危険度に対する対策が追いついていない場所が被害にあったと考えるのが適当でしょう。

そして豊洲新市場は様々な反対運動のおかげ?で、これでもか!ってレベルで対策されています。特に平時に地下水を汲み上げて飽和状態を解消すれば液状化そのものが防止される事は、液状化のメカニズムが理解できた方には自明の事と思います。私も調べてみて「ここまでやるの〜」と驚きました。平時だったら税金の無駄と言っていたかもしれませんね。


実際、震災時俺も「液状化が起きたか?起きなかったか?」に目が行っていたのですが…よくよく考えてみると「起きたからって何なの?更地ぢゃん」と気が付いて、冷静に「何が危険なのか?」考えてみたら、別に何も問題ない事に気が付いた次第で…(笑) 震災パニックって怖いですね。

それにしても豊洲新市場について記事を書こうと集めておいた資料が、こんな形で役に立つとは…


補足

現在の築地市場液状化を免れた理由

これはあくまで推測ですが、築地市場及びその周辺では日々大量の地下水を使っています。地盤沈下の弊害もありますが、先に説明した条件の「飽和状態の解消」が日常的に行われているという事です。

ちなみに被害状況は、全中央卸売場の中で一番大きいです。

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/news/22/jishin/jishin2.pdf

耐震補強ブレースの変形が水産物本館3Fで確認されています。中央卸売市場の中で唯一建物の主要構造に被害があったのが築地市場です。決して揺れが小さかったとか、地盤や建物が丈夫と言う訳では無い事がわかると思います。


☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳

移転先(豊洲)の汚染除去の実態1

移転先(豊洲)の汚染除去の実態2

築地市場移転騒動

急転 築地市場移転へ

豊洲新市場予定地の液状化について (当記事…号外)

新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

doubletopdoubletop 2011/04/08 18:13 絶対大丈夫って言葉でしか語られていないので、
非常に不安です。
液状化の問題としては側方流動議論が欠かせないと
思うのですが、現設計でも既に排水溝がずれているなど
問題が出ている筈です。液状化を支える筈の側面がずれた場合、確実に液状化は起きます。
それに築地市場は市場本体だけでは無く、周りの環境も重要です。
市場さえ守られれば他が液状化しても問題ないって事ではありません。
現築地市場の場外があってこその築地市場です。
その辺は考慮すべきでは?

ottyankoottyanko 2012/01/26 09:53 >絶対大丈夫って言葉でしか語られていないので
理由まで書いてあるだろうに…
側方流動の件も、どうせ聞きかじりだろう…
これだから文系は…( ´Д`)=3

と言うか、まず本文を読めていない(´・ω・`)
現在、まだ詳細設計前なのにラフ図の排水口がズレているなんて指摘、意味ないだろ…
豊洲新市場の話をしているのに、なんで築地市場やその場外「商店街」の話になるの?

( ´Д`)=3

2011-03-09 急転 築地市場移転へ

東京都議会 民主党 花輪ともふみ議員が築地市場移転賛成に方向転換

| 09:22 | 東京都議会 民主党 花輪ともふみ議員が築地市場移転賛成に方向転換 - ottyankoの日記 を含むブックマーク 東京都議会 民主党 花輪ともふみ議員が築地市場移転賛成に方向転換 - ottyankoの日記 のブックマークコメント

いや、本当に驚いた。今までこのBlogが主張してきた事が丸々認められている展開に…

 築地市場(東京・中央)を豊洲地区(同・江東)に移転する経費を盛り込んだ東京都の2011年度予算案が成立する公算が大きくなった。都議会予算特別委員会は8日、移転関連予算案を自民党と公明党の賛成多数で可決した。自公は本会議では過半数に達しないが、都議会民主党を離脱した議員が同日、予算案に賛成する意向を表明。移転に慎重な民主などと、移転に賛成する自公などとの勢力が逆転するためだ。

 都議会は第1回定例会最終日の11日、同委で可決した都の予算案を議決する。議長を除くと、本会議の議席数は知事を支える自公などが計62で、知事に批判的な民主や共産などが計63。市場業界団体が14年度中の新市場を開場を求める一方、最大会派の民主党は移転に難色を示しており、予算案は本会議で否決される可能性があった。

 ところが、都議会民主党を離脱した世田谷区選出の花輪智史議員が8日、「政治の都合で先送りすることなく、決断することが必要」とのコメントを公表。都の移転関連予算案に賛成する意向を表明した。

 花輪議員が予算案に賛成すれば移転賛成側が1議席増え、慎重な側が1議席減る。自公などと花輪議員で過半数の63議席に達するため、予算案は可決される計算となる。

 花輪議員は都議会の築地市場の移転・再整備に関する特別委員会の委員長を務めているが、8日の同委員会は欠席した。

 一転して移転関連予算案が可決される公算が大きくなったことで、4月の都知事選の候補者の選挙公約づくりにも影響を与えそうだ。

http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE0E6E4E4E4E2E5E2E2EAE2E1E0E2E3E39EEAE1E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2

花輪議員のHPを見ると、これまで私がこのBlogで主張してきた通りの展開。

私の決断

2011年03月08日

私の決断

 私は、一昨年の9月25日から、「東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会」委員長の職にありました。



 この特別委員会は、3人の学識経験者と15人の業界関係者などの参考人招致を含め、1年半にも及び委員会と理事会を開催し、土日も含めて熱心かつ真摯な議論を重ねてまいりました。また、大阪市中央卸売市場の視察も実施し、議論を深めてまいりました。



 公正中立な委員会運営に努めるという使命を負った委員長であったがゆえ、この間、私は、所属していた都議会民主党の一議員という立場を超えて、築地市場の移転・再整備について冷静に考えることができたと思っています。



 こうした議論と熟考を重ねた末、申し上げなければならないことは、「この問題をこれ以上先送りすることは許されない」ということです。私、花輪ともふみは、この時点で築地市場の移転・再整備問題に「結論を出す」大きな決断をするに至りました。

 私は、都民のみなさんのために最良、最善の選択は何かを熟慮した結果、今回、豊洲移転経費を含む東京都中央卸売市場会計予算に賛成いたします。

 

以下に、その決断に至った理由を述べてまいります。

○これまでの経緯

 築地での再整備がよいのか、それとも豊洲に移転するほうがよいのかについては、長年にわたって議論してきましたが、そのどちらにも利があり、結論を出せずにおりました。

 そして、昨年の予算案で私たちは、移転予算には賛成しながら、「市場関係者のおおかたの合意が必要」という曖昧な条件を付け、賛成とも反対ともいえない行動を取り、結論の先送りをしました(付帯決議付きの賛成)。その後、特別委員会において小委員会も含め活発な議論・検討を行いました。それでもやはり最終的な結論を出せずに今に至りました。


 築地での再整備にあたっては、「長年、築地市場と場外市場が一体となって育んできた食文化の拠点としての活気と賑わい、伝統・文化を守りたい」、「都民はもちろんのこと、外国人観光客が多く訪れる築地市場を東京の観光の拠点、日本の食文化の世界への発信基地として一層発展させていきたい」、そして、「築地の地でこれからも商売を続けたい」という事業者の皆さんなどの思いを汲み、「何としても築地で」、との思いで、その可能性を探るべく議論してきました。

 しかし、現在地での整備には仮市場を設置する必要もあり、その近隣のみなさんの理解を得るためには、相当程度の調整が不可欠です。よってその分、工期が大幅に延びるなど、「必ず再整備できる」という確証を得ることができなかったのです。

 その結果、その後行われた市場業者団体の役員の選挙でも、移転を願う皆さん、現在地での再整備を願う皆さんの数は同数となり、築地の現在地で再整備ができるというおおかたの事業者の合意形成には至らなかったのです。

○現在の流れ

 また、これまで市場の移転に反対してきた地元中央区も、今までの立場や議論のみに固執することなく、移転が決まれば築地地区のまちづくりの検討に地元や関係者の意向が反映されるように働きかけるとの、きわめて現実的な対応を打ち出しています。都も来年度から、築地地区を中心とした将来のまちづくりの検討を行うことを明らかにしました。

 また、ここにきて、きたる都知事選挙で都民に判断を任せるべきではないかという声も聞こえてきました。しかし、現在、都知事選挙に立候補を表明している有力候補は、この問題について明言を避けるか、「もう一度検討する」と言い、なんら方向性を示していません。このような状況で都民のみなさんの判断を仰ぐというのは無理と言えましょう。

 そして、いま、市場業者の大変厳しい経営状態が日々伝わってきます。「移転するのかしないのか、はっきりしないと、今後の経営の計画が立てられない」、賛成か反対かの議論の中で「ぎすぎすした人間関係を早く修復したい」という関係者の声も聞こえてきます。

「とにかく結論を出して欲しい」というのが、多くの人々の切実な願いではないでしょうか。

○決断

 開場から75年が経過した築地市場の老朽化は窮まっており、機能性の面から見ても再整備は喫緊の課題です。検討にいつまでも時間をかけることは許されない状況なのです。

市場再整備計画は1970年代から議論されていると聞いています。であれば、政治の都合でこれ以上先送りすることなく、ここで決断することが必要なのです。

 それが、時には辛い決断になることもあります。その決断は、マニフェストでお約束したことと違う場合もあります。しかし、国民、都民の皆さんが今の政治に求めているのは決断力だと思います。

 今こそ、その声に応え、政治家が自らの責任で決断しなければならないのです。そのため、私は、平成23年度東京都中央卸売市場会計の原案に賛成いたします。

 もとより、豊洲に市場を移転・整備するにあたっては、汚染された土壌が完全に無害化され、安全な状態になることが大前提です。都はこの約束を守るとともに、市場業者一人ひとりに対し、移転に向けた課題や不安に丁寧に耳を傾け、意向を確認しながら的確に対応し、経営や資金面などの支援策を講じなければなりません。

 これらを踏まえた上で、豊洲新市場が安全で機能的なことはもちろん、築地以上に日本の食文化を世界に向けて発信できるような一大拠点になることを願っています。

東京都議会議員

花輪ともふみ

http://setagaya-hanawa.com/blog/archives/2011/03/post_188.htm

実際「築地市場の再整備に関する特別委員会」の委員長という職にあれば、私がこれまでこのBlogで言及した事実は、全て検討したはずである。そうなれば、余程の完成度の高い対案が生まれない限り、移転にGoサインを出さざるを得ない筈である。そして対案の完成度は、誰が見てもレベルの低いものだった。


正しい情報さえ入手出来ていれば判断は容易で、与党民主党としても都政を真剣に考えればマニフェストがどうあれGoサインを出すしかないのである。願わくば共産党を除く賛成多数で可決して欲しいものである。


もちろん花輪議員が言及している通り、汚染除去の実証実験で確認された作業が確実に行われ、汚染された土壌が市場運営に支障のないレベルまで無害化される様、議会は今後もしっかりした作業監督活動を行って欲しい。この内容が付帯決議としてくっついても良いと思う。


新しく都知事を目指す候補は、この問題をもっと認識して欲しい。花輪議員が苦言を呈しているが

現在、都知事選挙に立候補を表明している有力候補は、この問題について明言を避けるか、「もう一度検討する」と言い、なんら方向性を示していません。

有力候補の方々は猛烈に反省すべきである。


直接民主主義制度ではないのだから、議会で議論を重ね、選挙当時と違う議決を行う事は、議会制民主主義の正常な姿。花輪議員の問題は、委員長でありながら築地市場の再整備に関する特別委員会で説明責任を果たさずに欠席した点。移転賛成派としても残念でならない。


都議会自公が築地市場の再整備に関する特別委員会の存続を認めた。これも多数決だけでなく議論を重ねる余地を残している点で、移転賛成派から見ても非常に高く評価できる。花輪議員は、早急に委員会を欠席した事を各委員にお詫びして周り、自ら考えを変えた事に対しては自信を持って説明すべきである。


とりあえずこれで石原都知事も安心して引退できるだろうね。


この問題を語ると、ネット上は酷い有様。石原都知事を税金の無駄遣いだ、利権だ、と何の確証もないデマが飛び交っている。


渡邉美樹候補が本当の立候補の理由で述べているが、見る人は見ているって事ですね。

池田:これまで石原慎太郎さんが、3期に渡って東京都知事を務めてきました。渡邉さんは、石原都政をどのようにご覧になっていましたか。

渡邉:12年間、非常に多くの良い仕事をされたと考えています。ディーゼル規制、羽田空港の国際化、そして何よりも財政を再建しました。様々な功績が石原都政にはあったと思います。

新銀行東京に関して、ネット上では暴論しか見受けられませんが、これも石原知事の功績なのですし。(個人的には60点位の採点ですが)私は新銀行東京は中小企業の連鎖倒産防止に役立った位の認識しかありませんでしたが、利益も出始めているんですね。驚きました。

池田:さて、少し各論に入りますが、先ほどでた新銀行東京に関してはいかがですか? 都政にとっては悩みの種でありますが……。

渡邉:私は2月15日に出馬宣言した時に、撤退と答えていました。大きく見れば、新銀行東京が撤退すべきだということは間違っていない。設立当初の意義は間違っていなかったと思います。中小企業にお金を貸してあげようと。しかし、状況が変わって、メガバンクが中小企業にお金を貸すようになった。結果として、貸す対象がなくなってしまって、1000億円もの損失を出してしまった。実はこの段階で撤退すべきでした。しかし、さらに400億円も投入してしまった。売るか? 撤退か? でも、売るにしても、300億円くらいでしか売れないんですよ。

池田:300億円も値段がつくんですか?

渡邉:違いますよ、400億円持ってるからです(笑)。100億円くれなければ、買ってあげないよって。新銀行東京は、現在1700億円くらいの預金があります。なおかつ今の経営者や社員の方が、ここ1〜2年間すごく頑張られた。私は月次を見て少し驚いたんです。固定費が30億円まで下がっています。1.8%利益が確保されているんですよ。最初はそんなに利益を確保できなかった。ものすごく高い金利で預かっていましたからね。1.8%の利益を出していて、30億円の固定費だとすると、逆算すれば1700億円の預金があれば利益が出ます。現時点で2000億円の預金がある。つまり、毎年利益を出せる体質になっている。わざわざ100億円を損して、利益が出ている銀行を売るバカはいない。私はこのように現状だけ見ても売る必要はないと思います。

もうひとつは、日本の国債が破綻して、メガバンクが貸さなくなった時の窓口になり得るのではないか。将来の中小企業、零細企業、商店街へのセイフティーネットとして、新銀行東京は使い勝手があると考えています。同時にこれだけでは充分じゃないので、新証券東京も作りたい。つまり、融資だけでは救い切れないので、社債を買ったり、出資したり、それによってベンチャーまでも盛り上げることができます。新銀行東京と新証券東京……、これができたら面白いことになると、ワクワクしています。

池田:ちょっと心配なのは、役所が武家の商法をやると……(笑)。

渡邉:これは僕にしかできない。僕がやらせてもらえるならば、出来ると思う。金融や経済を27年間やってきたことですから……。申し訳ないけれど、石原さんも分かっていなかった。彼は発想しただけですからね。任せてしまった。私がやるのであれば、銀行・証券で、東京の商店街や中小・零細企業を盛り上げて行けると思っています。

池田:おっしゃることはよく分かりますが、銀行や証券で本当にいいのか……? 新銀行東京のコンセプトのそもそもの間違いが、ベンチャー企業に融資していたことです。投資すべきであって、融資すべき対象ではありません。ミドルリスク・ミドルリターンという妙な事を言って貸したのが、大きな間違いでした。やはり日本でなにが足りないかと言えば、ハイリスク・ハイリターンのビジネスを行なうこと。東京が新しいビジネスモデルとなれば、シリコンバレーにはなれないとしても、ハイリスク・ハイリターンのビジネスを育てることができるかもしれない。

渡邉:それを実現するのが新証券東京だと考えています。ベンチャーとかベンチャーキャピタルをここでやりたい。新銀行東京は、担保を取らない銀行として残したい。成長戦略性のある企業に対してお金を貸す。新銀行東京の失敗は、担保を取らずに成長性に対するお金を貸すことに関するノウハウがまったくなかった。だから、貸せば潰れてしまった。本来ならば、社長の顔や事業計画書をみて、貸すべきか判断しなければなりません。それを本来の新銀行東京の役割でしょう。

これだけ明確に都政を語っているのに、何故か築地市場移転問題については語っていない。スルー出来る程些細な問題ではないにも関わらず。


これは色々工作をかましてくる共産党の候補者を除いて、全て同様です。いや、むしろここで決着が付いて「あー良かった」と思っているのでしょうね。不確かな情報やデマゴギーでこじれ過ぎましたからね。この問題。


今回の築地市場移転問題という昭和の時代からの宿題をなんとか片付けられたのは、石原都知事最後の功績ですね。こんな複雑怪奇な問題、本当にご苦労様でした。(まだ今日の時点では可決していないけどね)


誰が次の都知事になるのか現状全く分からないけど、候補者は足を向けて眠れないのでは?


豊洲新市場の問題点

実は長らくこのBlogの更新が滞っていたのは、入手出来る豊洲新市場の設計に関する資料が薄すぎて、予定している「新市場の設計はこれでいいのか?」と言う記事を途中までしか書けないでいたからである。(やたらめったら分厚いのは手に入るんだけどw)

これで弾みがついて、都庁内の議論の中心と情報公開内容が豊洲新市場関係に振り向けられれば嬉しいな。と言うかね、着工まで日が無いので早く都民に分かりやすい形で公開してくださいな!


現状、買参人の買い周り導線の不備?、市場内物流の手法に対する質問、観光施設はいるのかどうか? 問題にしたいことが一杯あって、その割りに情報公開が追いついていない気がするので…


☆☆☆☆☆☆まとめ☆☆☆☆☆☆

築地市場移転が急務な訳

移転先(豊洲)の汚染除去の実態1

移転先(豊洲)の汚染除去の実態2

築地市場移転騒動

急転 築地市場移転へ

豊洲新市場予定地の液状化について 

新市場の設計はこれでいいの?(予定)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

3/12追記

東京都の築地市場(中央区)の豊洲地区(江東区)への移転関連経費を盛り込んだ中央卸売市場会計予算が11日の都議会本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。都は予算成立を受け、来年度に豊洲地区の土壌汚染対策工事などを開始。2014年度中の新市場開場に向けて一歩踏み出す。

 本会議では、民主会派を離脱し無所属となった花輪智史都議が造反し賛成に回ったことで、与野党の勢力が逆転し、賛成63票対反対62票の1票差で成立に至った。同予算は約288億円で、うち移転関連経費は約21億円。 

石原さん出馬するの?(笑)

で、彼が「国家未曾有の危機」なんて言った直後、大地震発生。本当に未曾有の危機になっちゃったよ…

そして、この有事に驚くべきは「築地市場は丈夫だ」とか、必死にお馬鹿なツイートを繰り返す共産党工作員。地震の規模もあるが、揺れの種類によっても倒壊する建物は違ってくるのに…実際、震源近くの建物だって残った建物はあるんだから…

あ、そうそう築地市場は無事です。地震による影響はありますが通常通りの取引が行われています。流石に観光客は少ないようですけどね。

とは言え・・・こんなツイートも見られました。


市場はますます豊洲に移転して欲しい。築地の土地売却益で、豊洲新市場も含めた災害対策を行って欲しい。一昨日、歩いて築地の前を通って自宅に帰ったが、あのあたりは道路事情も悪く、車道も歩道も大渋滞。到底大規模災害に耐えられる市場じゃないと実感。