SEASON5

1.カートマン・レクターの鬼畜晩餐会

・『国税庁のクリス・クリトリストファーソン』 …一般的に米国でクリス・クリストファーソンといえばカントリー&ウエスタンのスーパー・スターであり、映画「ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯」「コンボイ」「天国の門」他では俳優として活躍したエンターテイナー。ここで名前を引用された理由は意外性の他に見当たらないが、「サウスパーク」で何度も攻撃対象にされたバーブラ・ストライサンドと1976年の「スター誕生」で共演した因縁か!?
・『コートニー・ラヴ』 …ヒッピーの両親のもと、少女時代から飲酒、喫煙、ドラッグとボロボロの人生。ロック・バンドのHOLEを立ち上げ、ニルヴァーナカート・コバーンの妻になるが、コバーンの自殺後、「ラリー・フリント」などで女優業に転進。カートマンが言うように、サウスパークに来てマタおっぴろげて誰彼かまわず見せまくるような可能性は低いが、他の女優よりもその可能性が高いのは確か!?
・『映画「ハンニバル」』 …ゲーリー・オールドマン演じる大富豪が人食い男ハンニバルアンソニー・ホプキンス)に復讐しようと、調教したデカい豚にハンニバルを生きたまま食わせようとする・・・という展開は確かにあるが、ポニーは草食なので絶対に人間は食べない。例によってカートマン一流の誤解である。
・『レディオヘッド』 …イギリスのロック・バンド。90年代半ばから、まず本国よりも米国で人気爆発。97年のドキュメンタリー番組など、確かにMTVと縁が深い。ちなみに今エピソードの彼らの声、二ヶ国語放送の副音声のほうではレディオヘッド自身が演じた!

  • チリ
    • カートマンが食べ、そして食べさせた挽肉と豆をトマトで煮た料理。↓ カウボーイ系ステーキハウスへ行くとサイドメニューとして置いてある。味は、豆を煮た味。

チリは東海岸からカリフォルニアにかけてアメリカ国内の至るレストラン、ファーストフードスタンド、さらに家庭で見受けることができる人気な食べ物です。チリは安く簡単に作れる美味しい食事です。チリはヒスパニック系メキシコ人から始まりましたが、今日ではアメリカ人の大好きな食べ物です。

2.マルキン解禁

・『「ライオンキング」のチケット』 …ここでは映画ではなく舞台版のほうをさしている。カイルは「クール」だと思っているが、スタンは「寒い」とコケにするあたりが失笑を誘う。
・『刑事デカ』 …原語版では“Cop Drama”。なぜこんなシンプルなタイトルなのかだが、米国版“警察24時”というべきTVドキュメンタリー・シリーズ「コップス(Cops)」(カートマンがエラそうに警官の苦労を語った「めんどりレイプ魔トリ物帳」の元ネタ)を意識したからだろう。警察の逮捕シーンが見どころのこの番組、容疑者たちは「ち○ぽ(原語では“Shit”なので“クソ”の意味だが、ち○ぽもクソも目クソ鼻クソみたいなものでしょ!?)」を連呼するが、放送禁止用語なのでピー音がかぶさる。少々説明が長くなったが、一番「ち○ぽ」が聞けそうな番組で初めて「ち○ぽ」が聞けてよかったね、というニュアンスなのだ。
・『ラトーヤ・ジャクソン』 …暴露本で結婚生活をネタにされた妹ジャネット・ジャクソンはもとより、猿好きの穏便そうな弟マイケル・ジャクソンでさえ「クソババア!」と内心思っているにちがいない(多分)、一流芸能ファミリー・ジャクソン一家きっての爆弾娘。
・『少女探偵ナンシー・ドルー』 …日本の子供たちでいうと明智小五郎のような存在である、少年少女向けミステリー小説シリーズ。

3.ティミーまじギレ!バリトゥード

・『ジェームズ・スチュワート』 …フランク・キャプラ監督の名作「我が家の楽園」「スミス都へ行く」「素晴らしき哉、人生!」などでアメリカの良心を演じた名優。今回引用された「メリー・クリスマス、映画館!」は「素晴らしき哉、人生!」の名場面の名台詞。
・『スカウト』 …男の子がお兄さんたちによって一人前にされる(?)というほのぼのとしたイメージ(苦笑)から、この番組ではこんなヒドい扱いを受けているかと思われる!?
・『「オールウェイズ」や「1941」の監督、スティーヴン・スピルバーグ』 …よりによってスピルバーグのフィルモグラフィの中から、わざわざ失敗作を2本あげた紹介の仕方が「サウスパーク」的!
・『著名な弁護士グロリア・オールレッド』 …米国に実在する、訴訟好きとして知られるフェミニストの弁護士。ジョージ・ハリスンの死亡証明書に書かれていた死亡場所が虚偽だったことを不服としてロサンゼルス市警を告訴したこともあるそうな。あんた、何様よ!?

4.カルトっQ!丸刈りータ☆で大脱走

・『ブレイントロジー』 …作家ロン・ハバードが主宰する新興宗教で、トム・クルーズジョン・トラヴォルタがハマっているのも有名な「サイエントロジー」がモデル(のはず)。ちなみにハバードの原作をトラヴォルタ主演で映画化した「バトルフィールド・アース」は大コケしたが、なぜか米国ではTVアニメ化。なんだかなー。
・『集団自殺』 …アメリカの新興宗教団体とは切っても切り離せないお祭り(じゃないか)。
・『スーパー・ベスト・フレンド』 …スーパーマンバットマンなど、米国DCコミックスの人気キャラが総出演したTVアニメ「スーパー・フレンズ」のパロディなのは明らか。
・『シーマン』 …不気味な生物を育てるゲームと、そこで育てられる生物。少なくとも当番組で取り上げたような神様たちといっしょにしたら、めちゃくちゃバチがあたりそう!
・『ジョン・ウィルクス・ブース』 …19世紀に合衆国大統領リンカーンを殺したとされる容疑者。なのでキリストたちがその石像を作ろうとする今エピソードはかなりトンデモない!!

5.帰ってきた テレンス&フィリップ

・『カナダ人』 …田舎者、らしい。そしてカナダ人はお芝居が下手らしい。というかあまりにも下手だという設定だが、本当はどうなのだろう?
・『パンキー・ブルースター』 …1984〜86年に全米NBCネットワークで放送されたコメディ・ドラマとその主人公。但し、本家は少女(デカプーの元恋人の1人であるソレイユ・ムーン・フライ)だったのに、なぜか当番組では男性の声に!? 当番組にありがちな“思いつきのネーミング”かも。
・『アース・デイ』 …1960年代に注目された環境問題に対して1970年に米国で始まり、世界中に広がった市民運動。毎年4月22日を地球のために行動する日、アース・デイと決めた。日本に歩行者天国ができたのもこのアース・デイがきっかけらしい。
・『共和党』 …二大政党制である米国で、民主党と並ぶ国民的政党。現大統領のブッシュは共和党員だが、当番組のクリエイター・コンビ、トレイ・パーカーとマット・ストーンは大胆にも彼を主人公にTVドラマ“That's My Bush!”(日本未放送)を企画。愛すべきおバカな大統領に敬意を表した……はずがない。地球温暖化の責任が共和党にあるかも不明。
・『エドサリヴァン・ショー』 …1948〜71 年に全米CBSネットワークで放送されたバラエティ番組。全盛期のザ・ビートルスなど、豪華なゲストが当時は話題に。但しそんな名番組にテレンス&フィリップが出演したのも、これで米国人が初めてカナダ人を知ったのも、当然どちらも当番組の創作だ(←当たり前)。
・『ソニー&シェール・ショー』 …1960年代から70年代にかけて人気だった米国のミュージシャン・コンビが76年から1年間出演したTV “The Sonny and Cher Show”のこと。ちなみにソニー・ボノの本名はサルヴァトール・フィリップ・ボノ、シェール(後に女優業にも進出)の本名はシェリキン・サーキジャン・ラピエールといずれも移民系で、当番組で言っているような“ホントのアメリカ人”というのは無理がある!? あと、この番組に2人が出演したのは離婚した後のこと。
・『ジョン・シュナイダー』 …1979年から全米放送されたTVドラマ「爆発!デューク」のボー・デューク役で、今でいうバックストリート・ボーイズやインシンクのようなアイドルになった男優。といっても、さすがに“John Schneider Show”という番組はなく、これも「サウスパーク」お得意の思いつき系でっちあげギャグに入りそうだ。
・『燃えよコウモン』 …当番組を映画化した「サウスパーク 無修正映画版」で、カートマンら小学生4人が劇場に忍び込もうとしたカナダのR指定映画。今回要チェックなのは、“この映画によりカナダ・アメリカ戦争が勃発した”というくだり。あの映画版のメガ・トンデモないストーリーのまま、これまで当番組の世界観は継続されてきたのだ!

6.成金カートマンとイボ痔のカイル

・『ジェニファー・ロペス』 …歌手としても女優としても大成功しているラテン系美人。日本ではジェニロペと呼ばれているが(そうか?)、本国ではジェイ・ローという香港の俳優のような愛称が親しまれている。ちなみに第72回アカデミー賞の授賞式に、ロペスがグラミー賞で着たのと同じドレスをトレイ・パーカーが着て出席した(!)のは有名な話。
・『ファストパス』 …最近のテーマパークで流行中のシステム。人気のアトラクションに乗りたい時間を予約することで行列に並ばなくていいという一見便利な制度だが、現実にはその予約のために行列ができるという、理不尽というかむしろ当然の結果を招いた。
・『ワケわからん楽器にも変なイチゴにも列』 …トレイに詳しい当番組のスタッフによれば、このエピソードが作られる直前にトレイが遊びに行った某有名テーマパークにあったアトラクションのことではないか、とのこと。
・『マイケル・ベイが映画を作り続けているようじゃ……神なんていないんだ』 …ということでWOWOWで放送中の話題の映画「パール・ハーバー」(マイケル・ベイ監督)もお楽しみに!

7.勃発!コンドーム戦争

・『ジェニファー・ロペス』 …第67話参照。
・『スタインベック』 …よぉーし、いいかぁ、次のところは試験に出るところだぞ。線を引いとけぇー。作家ジョン・スタインベックは米国文学史を代表する作家の1人で、映画化もされた「怒りの葡萄」「エデンの東」「二十日鼠と人間」が有名だ。モンテレーは彼が生まれ育った郡で、「缶詰工場」は彼の小説の一つだ。今日の授業はこれまで!

8.最終兵器タオリー

・『そいつはひでえことをしやがるぜ。かわいそうによ』 …映画「スリング・ブレイド」でビリー・ボブ・ソーントンが演じた知的障害者カールの台詞。
・『ゲーム・スフィル』 …ゲーム・スフィア(原語はGame Sphere)を日本人が発音すると、“r”のところで舌を巻きすぎるので米国人にはこう聞こえる(らしい)。
・『TNA』 …人間の遺伝子はDNA(Doexyribo Nucleic Acid=デオキシリボ核酸)だが、タオル(towel)もしくはタウリー(Towelie)のそれはTNAであるという、小学生レベルだがツボに入るとおかしさがこみ上げてくる捨て身のギャグ。
・『ファンキー・タウン(Funky Town)』 …1979年にリップス(Lipps, Inc.)が大ヒットさせたディスコ・ナンバー。タオリーは“Won't You Take Me (Down) to Funkytown”というサビのところを歌っている。そんな場合じゃないだろ!

  • タオリーのキメ方
    • 研究所内でタオリーは筒状の道具を使ってキメている。ボングという道具で草(マリファナ)を燃やし、その煙を水に通して吸い込む仕組み。ジョイントよりマイルドなの、キメたくな〜い?

9.爆笑短小ビンビンラディン

・『SNN』 …天下のニュース専門局CNNに引っかけてネーミングしたと思われる、《サウスパーク・ニュース・ネットワーク》の略称。なお、日本語版のシャロンの台詞では元ネタのほうのCNNになっているが、実は原音でもCNNとしゃべっている。どっちだよ!
・『スティーヴィー・ニックス』『フリートウッド・マック』 …77年発表のアルバム「噂」を代表作とするロック・バンドで、スティーヴィー・ニックスは途中から加入した女性ボーカル。その美貌から《妖精》というニックネームで呼ばれたニックスは、後にソロ・デビューし、80年代のMTV黎明期に株を上げた(安っぽくなったともいう)アーティストの1人。だが実はオカルトのマニアで、その辺が「サウスパーク」かも。ヤギに似ているかどうかも微妙で、確かに彼女の歌声はビブラートが特徴なのだが、そんなつまらないことでも一度言ったことを頑として言いはり続けるのが、「サウスパーク」流ユーモアの一つだ。
・『USO』 …軍隊慰問活動を行なう民間の非営利組織《米軍慰問協会》のこと。ホントだよ、ウソじゃないよ!
・『ジャワ』『サンドピープル』 …どちらも「スター・ウォーズ」でタトゥイーン星に棲むキャラクターだが、同じではない(カートマンは混同してしまっている)。シリーズ第1作(今となってはエピソード4)で、ジャワはR2−D2とC−3POを拉致したクズ屋で、サンド・ピープルはルークを襲った連中のほう。ここは、いくらアフガニスタンが砂漠だからって、タトゥイーンといっしょにするか、とツッコミを入れるべきポイント。
・『エミー賞の授賞式』 …アメリカTV界のアカデミー賞といわれるエミー賞だが、同時多発テロがあった2001年は、影響で2度も延期に。TVでおなじみの人気者がずらりと出るとはいえ、アカデミー賞ほどショーアップされていないのでくだらないと言えばくだらない。しかし米国で「サウスパーク」のこのエピソードが放送されたのが11月7日で、エミー賞の授賞式(11月4日)の頃に製作されていたと考えると、当てずっぽうでとりあえず言ってみた皮肉、といったところか。
ただし、このビンラディンのエピソードで第54回エミー賞の最優秀アニメ作品賞に本当にノミネートされたのだ!アメリカってスゴイ。
・『バーブラ』 …当番組の人気者(?)、バーブラ・ストライサンドのこと。
・『デンバー・ブロンコス』 …地元コロラドのアメフトチーム。わりと強い。

10.ケツ顔ファミリー全員集合

・『チョークス・オン・ディック』 …英語を日本語に直訳すると、「ち○ぽがノドに詰まる」。
・『写真を牛乳のパックに印刷』 …失踪した子供(Missing Child)が非常に多い米国では人探しのため、こうして牛乳のパックに子供の写真(大人の場合も)が印刷されることも珍しくない。Missing Childの問題はエディ・マーフィ(バカ)が映画「ゴールデン・チャイルド」で取り上げたが、興行は見事に大コケした。
・『オーワライ8』 …ジョージ・クルーニーブラッド・ピットジュリア・ロバーツが競演したのに、これかよ! と話題になった「オーシャンズ11」のパロディ。
・『ベン・アフレック』 …ケツのような形のアゴが、ここでも笑いのネタにされている。今ではあのジェニファー・ロペスの婚約者だ。(なぜ?)

11.試乗最高の名車“イット”

・『飛行機に乗り遅れちゃう!』 …同時多発テロの直後、全米中の空港ではセキュリティ・チェックが厳しくなり、こういう声があちこちで聞かれた。
・『航空会社に公的資金の投入』 …元々過熱気味だった航空業界の競争だが、テロ事件以来、乗降客が減ってますます各社の経営は大変に。最近の例はユナイティッド航空。
・『君を思うと腰がホットホットうねるのさ〜』 …ここでギャリソンが歌っているのはエンリケ・イグレシアスの歌。あの腰は女性のみならず、ギャリソンのようなゲイにも人気らしい。エンリケはヒスパニックに人気のシンガー。「デスペラード2」にも出演。昨年の米中枢同時テロ後、新曲「ヒーロー」が米国民の魂を揺さぶった。ルックスと情熱的なパフォーマンスで、女性のハートをゲットしている。
・『スティーヴ・フォーブス、スティーヴ・ジョブス、テッド・ターナードナルド・トランプビル・ゲイツ、ヤスミン・ブリース』 …ブリース以外は、みんな米国の金持ち。ブリースはTV「ベイウォッチ」「刑事ナッシュ・ブリッジス」でおなじみのセクシー美女(コカイン所持で捕まったことあり)。庶民よりは金持ちだろうが、このメンツの中に入れるのはキツイという、ちょっとベタなギャグ。
・『コネチカット』 …米国東海岸にある州。サウスパークの町からだと、飛行機でも5〜6時間はかかるはず。
・『ジョン・トラヴォルタ』 …俳優だが飛行機の操縦が趣味で、オーストラリアのカンタス航空の「航空大使」もつとめる、いわば“飛ぶ看板塔”。なので、ここでイットを気に入るのは反則。トラヴォルタはまた、サイエントロジーの信者なのも有名。
・『“イット“』 …ちまたで話題の新世紀型乗り物”ジンジャー“から着想を得ているに違いない乗り物。ただし、アレンジの仕方が呆れるくらいかなりのアホ。

12.若きトークンの悩み

・『ペレ』 …ブラジルが生んだサッカーの神様、ではなく、ここではハワイ島のキラウェア火山に住んでいるといわれる女神のこと。
・『アルマーニ・エクスチェンジ』 …ジョルジオ・アルマーニが若者向けに発売しているカジュアル・ラインのブランド。特に黒人の金持ちは好んで着ているらしい。トークンがいかに金持ちかを説明する例として取り上げられているが、小学生にはちょっと早いブランドかも……!?
・『Jマート』 …全米各地にあった(過去形なのは倒産したから)、大手の安売りスーパー・チェーンはKマート。のもじりと思われる。日本でいうとダ××ーとかイ××ヨ×××ーみたいな庶民派の店。
ダスティン・ホフマントム・クルーズ共演の映画「レインマン」の中で、自閉症のお兄さんを演ずるダスティン・ホフマンが、頑なに下着を買うのはKマートでなければだめだと駄々をこねて「Kマート、Kマート」と連発をしているシーンがあるが、アメリカの特に低所得者の人たちにとって、Kマートとは生活にかなり密着している店だったのだ。アメリカ庶民にとってKマート破産宣告はエンロン倒産劇よりもショッキングだったに違いない。
・『チェリー・クリーク』 …サウスパークの町がある米国コロラド州、その大都市デンバーにあるショッピング・モール。ルイ・ヴィトン、アン・テイラー、DKNYなどの、比較的ハイソなお店がテナントとして入っている。
・『エンタープライズ』 …TVドラマ「スタートレック宇宙大作戦)」の舞台となる宇宙船。
・『カーク船長』 …「スタートレック」でウィリアム・シャトナーが演じる主人公。ちなみに全米で当エピソードが放送された頃には、もう「スタートレック」の最新作「エンタープライズ」が放送されており、その主人公はジョナサン・アーチャーだったりする。
・『ウィル・スミス』 …TVコメディ“The Fresh Prince of Bel-Air”(日本未放送)ではベタなギャグをする俳優兼ラッパーだったが、映画「バッドボーイズ」「インデペンデンス・デイ」「MIB メン・イン・ブラック」が連続ヒットしたおかげで、最近はイイ気になっているともっぱらの噂。例えば、「マトリックス」のネオ役のオファーを蹴ったとか、昨年のアカデミー賞では自分がオスカーを取れない空気を察したのか(「アリ」で主演男優賞ノミネート)、授賞式を途中退場したが、そのせいで史上初の黒人俳優の主演賞ダブル受賞というオイシイ場面(自分が受賞しなかったとしても)に居合わすことができなかったとか……。ちなみに当エピソードで子供たちの名前はリサやフレデリックとなっているが、ここはフィクションである。
・『スヌープ・ドッグ』 …意外にも漫画のスヌーピー命名の由来とする、米国の超人気ラッパー。そして彼らのラップは常にお下品なワードのオンパレード。ど派手なファッションのルーツは、米国の大都市のピンプ(娼婦のポン引き)。1993年に殺人容疑をかけられながら無罪を勝ち取ったなんて過去の持ち主だが、やはり金持ち。
・『マジックとコービー・ブライアント』 …どちらも有名な、NBAのプロ・バスケ選手。(マジックはHIVで引退)ここでは黒人の金持ちという理由で名前が使われている。
・『オプラ・ウィンフリー』 …すでにこのHPで何度も紹介しているが、米国で黒柳徹子みのもんたの人気を合わせたような(←やや意味不明)、TV界のカリスマ女性司会者。やはり黒人の金持ち(米国の芸能人長者番付の常連)
・『リッチー・リッチ』 …「ホーム・アローン」のマコーレー・カルキンが主演した、1994年製作の映画とその主人公の名前。この場面では世界一裕福な子供リッチの名前を引用して、裕福な黒人たちを茶化している。
・『パフ・ダディ』 …マライア・キャリーらのヒット曲をプロデュースしたり、自身もラッパーとして活躍する、米国の黒人ラッパー。パフ・ダディの他、ショーン・コムズ、P・ディディなどの名前を使い分けるので、今回のように茶化されている。
・『ウルフガング・パック』 …米国に実在する、ファミレスよりもワンランク上のレストラン。

  • マカロニチーズ
    • トークンが金持ちが厭になってこれを食べると言った。↓ アメリカドラマには良く出てくる。一度食べてみたいが、輸入系食材店へ行かないと売ってない。

1937年には、クラフト食品が箱入りのクラフトディナー(インスタント食品)としてマカロニチーズを発売し、それがロングヒットとなり、現在に至る。箱の中には、乾燥マカロニとチーズソースの素が入っており、野菜等の具もなしに、マカロニを茹であげ、蛍光色かかったオレンジのチーズソースの素とバターを少々の牛乳で絡めるだけで出来るので、日本の即席麺感覚。

  • ペリーニ無しにキャビア
    • ポロ中にトークンが言われたハイソな例え。どうやらピ−チネクター+スパークリングワインで作るカクテルらしい。これがキャビアと抜群の組み合わせかどうかは不明。
  • ライオンのアズラーン

13.ケニー、死亡。

・『カートマンが歌う「マイ・ベイビー・テイクス・ザ・モーニン・トレイン〜」』 …英国出身の歌手、シーナ・イーストンが1980年代初頭に歌った世界的ヒット曲「Morning Train」のサビのところ。小学生のカートマンが、どうしてこんな古い歌を知っているの!?
・『タックス・フリー』 …免税された(税金がかからない)ということで、まるで盗品か密輸品のような扱いをしている。
・『シェーキーズ』 …全米各地に展開するピザのチェーン店。日本にもあるが、店舗数が減ったのが残念。
・『カートマンが歌う「イット・ワズ・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント〜」』 …やはり1980年代に人気だったプログレッシブ・ロック・バンド、エイジアの最初のヒット曲「ヒート・オブ・ザ・モーメント(Heat of the Moment)」を歌っている。これもカートマンが歌うにしては古すぎる曲かも……!

14.バターズ☆ベリーマッチ

・『ベニガンズ』 …全米各地での成功に続いて世界各国に進出しつつある、アイリッシュアメリカン系のファミリー・レストラン・チェーン。
・『T.G.I.フライデーズ』 …これも「ベニガンズ」同様、全米で人気のファミレス・チェーン。日本にも進出していて6店舗ある。ちなみにTGIフライデーとは「Thanks God, It's Friday(神様、今週も金曜日を迎えられてありがとう)」という成句から来ている。
・『ジョンベネ』 …1996年のクリスマスの翌日、コロラド州の町ボールダーで少女ジョンベネ・ラムジーが遺体になって見つかった、いわゆるジョンベネ事件の被害者。当エピソードに登場するジョンとパッツィ(パトリシア)は、そんなジョンベネを殺したと疑われた彼女の両親(なのでここでも「自分たちはやっていない」とやけに強調している)。
・『ゲリー・コンディット』 …2001年夏、USC(南カリフォルニア大学)の大学院生、シャンドラ・レヴィさんが失踪した事件で実は交際中だったために関与を噂された米下院議員。2002年に再選ならず、今や元議員となってしまった。


SEASON6

1.あごちんボール症候群

  • モーリー・ポビッチ
    • テレビ番組に出て、不自由な人物の不幸を煽る。maury povichは実在の人物。テレビ番組もある。The Maury Show、うわー、こいつの笑顔嘘くささたっぷりじゃん。
  • ラッテクス
    • スタトレオタクがバターズにつけた玉の素材。↓本当に特殊メイクでも使用する。

ラテックスとはゴムの樹などから採取される白色乳状の樹液をさしていたが、CRの乳化重合物の出現以来、合成高分子の水分散体も含めて"水性媒体の中に高分子物質が安定して分散してるもの"をラテックスと呼ばれるようになっている。

  • ロブスターボー
    • 本物のロブスターとして扱われているが、実在の有名人。手がキン肉マンに出てくるカニベースの様に癒着している。見てみたければgoogleのイメージ検索でこんな感じ
  • パットパットゴルフ
    • バターズが番組登場の景品としてもらった。パターのみを使用して遊ぶゴルフ。日本ではパターゴルフの名称で知られる。もちろん、シンプソンズでバートもパターゴルフをしたことがある。
  • ライザ・ミネリ
    • フリークスデモに参加してた。女優で歌手、アカデミーだってとったことのある重鎮。母親はオズの魔法使いのドロシー。
  • 選挙で当選してインターンとsexして…
    • カートマンがTV番組中に悪自慢をした。もちろんクリントン元大統領のこと。殺して埋めたりはしていない、と思う。

2.ジャレットは「エイズ」持ち

  • JARED FOGLE
    • サブウェイ食べて200kg痩せた。通称“The Subway Guy”サブウェイの公式サイトにも載ってる実在の人物。写真にはどでかいズボンがいつも一緒。
  • マライヤ・キャリー
    • クリスマスかなんかの曲で日本でも有名な人。wikiより↓ bitchだ。

彼女が宿泊するホテルに出される要求は
1. 便座が新品であること。
2. 洗面所などの蛇口が金色であること。
3. ペットのイヌと一緒に入る風呂は、フランス産のミネラルウォーターであること。
4. 部屋にDVDプレーヤーを二台用意し、マライア以外のDVDは流さない、など。

  • AIDSじゃなくてAID'S
    • スタンが首つり台の上で、そう言いながら両手の指を二本チョンチョンと動かしたジェスチャーアメリカの映画では良く出てくるこの仕草は、ダブルクォートという意味。日本語で言えばかぎ括弧。AIDSじゃなくて“AID's“(この““をジェスチャーカニカニする)。
  • ニワトリはなぜ道路を渡ったか?

このジョークは「なぜチキンは道を横切るのか?」という単純な質問に有名人はどう答えるだろうかというもの。著者はいません。
COLONEL SANDERS 「カーネル サンダース」
"I missed one?"「私、一羽獲りそこないました?」

3.スキーなんか大嫌い

  • K13
    • スタンがスキーの再レースを求められた山。K2というエベレストの次に高い山がある。K1=エベレストではなく、仮の名前、番号は高さに関係ない。つまりK13もただの「No.13」という意味。ただ、K2より6.5倍険し山だと理解した方がサウスパークらしい。
  • モンタージュの歌
    • サウスパークの作者が作製した人形劇映画チームアメリカ・ワールドポリスでもまったく同じ歌が使用された。ここまであからさまだと笑ってしまう。

4.ラッセルクロウの世界ケンカ紀行

5.監禁された赤ちゃん牛

6.怒りのバターズ

7.チン没 カートマン帝国

グランド・キャニオンを下り、全米を驚かせた隻腕(せきわん)の探検家兼測量士、ジョン・ウェズリー・パウエル

  • セリーヌ・ディオン
    • T&Pがネタにしていた歌手。カナダ生まれ、タイタニックの主題歌で大ブレークする。大抵、彼女はイケてない象徴の様に扱われている。
  • ユー・キャント・タッチ・ディス
    • トゥイークが合い言葉を覚えられない為。「you can't touch this」はMCハマーの有名な曲。
  • イカランバ

8.カトリックとケツのおアツイ関係

2001年12月、マーサ自身による医療関係株のインサイダー取引疑惑

  • 無神論者の会合
    • スタン達の親がタコスを食べながら話している。口からクソを出しながら、教育とキリスト教について喋っている。もちろん隠喩的、「口が腐る」といったような意味合い。

9.監督はディレクターズカットがお好き

10.超モテモテ巨乳天国

11.超過剰反応!人を見たら誘拐と思え

12.天国への梯子(日本未放送)

13.18禁ロード・オブ・ザ・ビデオ

14.復活ギャリソン 恐怖のSM(サドマゾ)教室

15.彷徨えるケニーの魂と宇宙最優秀の浣腸野郎

16.バック・トゥー・ザ・未来の俺

17.キリスト 怒りのバグダッド


SEASON7

1.戦争反対の賛成なのだ!?

2.世界征服クラブ(日本未放送)

3.羊たちのトイレットペーパー

4.ケツさく! アナから宇宙放送?

5.世界の中心でタコス

6.サウスパークこども警察

7.渡る世間は「金」だより

  • Alex Glick
    • この回ずっと登場していた。誰?と最初から最後まで思っていたはず。アレックス・グリックは特別出演権をエイズ研究のチャリティーオークションで競り落とした。wiki

8.オネエはタマげたクラブピープル

  • メトロセクシャル
    • カイルやケニーがおかまプッシー野郎になった原因。ゲイカルチャーに憧れを持つ勘違いな流行。本物のゲイではないので、男同士風呂場で手コキしあったりしない。こんな流行に乗るほど日本人はstupid whoreではない。
  • ゲイによる改造番組/Queer Eye for the Straight Guy

CATV局Bravoで放映中の、米国版亭主改造計画みたいなバラエティ番組。毎回1人の普通の男性を、ファッション、グルーミング、インテリアなど5人のプロフェッショナルなニイさん、というかネエさんたちが、よってたかって改造する番組で、かなり人気があるみたい。

9.イカす!? バンド成金 やりー

10.自由の国のシルバー暴走族

11.仁義なきカサ・ボニータ

12.ユタから来た転校生

13.死ぬより怖い禁煙運動

14.子供キャバクラVSゴスキッズ

  • カ、カント…
    • ジミーがスタンの詩的なメッセージを伝え損なった。カントは女性器。プッシーもヴァギナも同じ。スラングの度合いが知りたい。おまんこ、まんこ、あそこ、膣、言葉のニュアンスは実際に触れてみないと分からない。カントも然り。

15.アイクをたずねて3000里

  • CityWokの店長
    • カイルが航空券を買うために電話した。実在の店。日本語では「キンポー軒」、店長は「チンポー軒」と発音していて、それを笑う子供達。英語では「city」が「Silly」に聞こえる。つまり、city beefはsilly beef(馬鹿な牛肉)になる。Eng"r"ishってのか。City WokはSilly Walk(モンティパイソン)に聞こえる。


SEASON8(日本未放送)

1.Good Times With Weapons

2.AWESOM-O

3.Up the Down Steroid

4.The Passion of the Jew

5.You Got F*cked in the Ass

6.Goobacks

7.The Jeffersons

8.Douche and Turd

9.Something Wall-Mart This Way Comes

10.Pre-School

11.Quest for Ratings

12.Stupid Spoiled Whore Video Playset

13.Cartman’s Incredible Gift

14.Woodland Critter Christmas


SEASON9(日本未放送)

1.Mr.Garrison’s Fancy New Vagina

2.Die Hippie, Die

3.Wing

  • Wing
    • キンポー軒店主の妻、密入国したWINGさん。実在の人物らしく、歌声も本人のものとのこと。奇人的に扱われてる感じなのか。キンポー店主がWINGさんと話す際に怒鳴っているのは、別に怒っているわけではなく、アメリカ人には中国語が怒鳴っているように聞こえるそうだ。怒鳴るというか大声でガミガミ言うニュアンス。↓ニュージーランドの歌姫?

久しぶりに衝撃のアーティスト発見です!
この方ニュージーランドの歌手です。お名前がWingさんと言いまして日本でデビューされるなら「翼」になるのでしょうか?もともと香港でお住まいだったらしいのですが10年程前にニュージーランドに家族で移住されたとか…?
ま〜そんな事よりも彼女(マダム)の歌声と歌唱力に感動してください。僕は失神寸前でしたが何とかこっちの世界に戻って来ましたw

4.Best Friends Forever

5.The Losing Edge

6.The Death of Eric Cartman

7.Erection Day

8.Two Days Before the Day After Tomorrow

9.Marjorine

10.Follow That Egg!

11.Ginger Kids

12.Trapped in the Closet

13.Free Willzyx

14.Bloody Mary


SEASON10(日本未放送)

1.The Return of Chef

2.Smug Alert!

3.Cartoon Wars Part I

4.Caroon Wars Part II

5.A Million Little Fibers

6.Manbearpig

7.Tsst

8.Make Love, Not Warcraft

9.Mystery of the Urinal Deuce

10.Miss Teacher Bangs a Boy

11.Hell on Earth 2006

12.Go God Go

13.Go God Go XII

14.Stanley’s Cup


SEASON11(日本未放送)

1.With Apologies to Jesse Jackson

2.Cartman Sucks

3.Lice Capades

4.The Snuke

5.Fantastic Easter Special

6.D-Yikes!

7.Night of the Living Homeless



映画版