二十年以上前、わたしは餅つき機を手に入れた。ホームセンターで3000円、衝動買いだった。箱がない故の投げ売り価格。2升まで対応の餅つき機はそこそこに大きく、そして重く。自転車の荷台に括り付け、押して歩いて帰ったことまで覚えている。 さて、その餅つき機。今も現役、しっかり働いている。餅つきのために、そのためだけに働いている。蒸し器でもあり、パンも捏ねることができる、とのうたい文句はあれど、現在もそこにあるのはただひたすらに餅つきのためである。 餅つき、というとお正月(準備)行事でしかない、という方も多いだろう。なんなら自宅で餅ついてます、なんておうちも少なくなっているのではなかろうか。ましてやこ…