地元のフィールドではシギをあまり見かけない。秋の渡りの時期に海辺で目にすることはあるけれど、1~2羽でいることが多く、種類もすくない。Excelの「野鳥写真記録帳」でシギを検索すると、留鳥のイソシギが一番多くヒットした。 春の渡りはもっとさびしい。水の張られた田んぼに何度か行ってみたが、サギはいてもシギは見当たらない。ボウズを食らってやる気が失せてしまった。 例外もあった。昨年の4月にセイタカシギを見かけたのだ。その田んぼはそれまでの探鳥エリアよりも西に位置していた。 渡りのメインルートは薩摩半島の西海岸らしい。探鳥エリアを西へずらせばそれだけ出会いのチャンスも増える気がした。薩摩半島の西海岸…