こんなに円安が進んでいるなか、国産よりもアメリカ産の豚ロースが断然お安い。ワシの推測では、国産の食肉関係は、昔からグレーなゾーンがあって、何人(なんびと)も踏み込めない独特な販売経路を持っている場合もある。これは昔からの柵(しがらみ)で、色んな問題がぶら下がっているので、行政も踏み込めないので思いっ切り不公平に稼いでいる食材だと聞いている。 例えば、ワシの大好きなホルモンは、お魚の内臓と同じような扱いで、一頭買いのお肉に付属するもので、売るケースもあれば捨てるケースもあるってのが建て前だ。しかし現実のホルモンは、高価なお値段で売られているから不思議だと感じる。ややこしい立場の食材だが、原価ゼロ…