(英語: positive psychology) 個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する、近年注目されている心理学の一分野。ただ精神疾患を治すことよりも、通常の人生をより充実したものにするための研究がなされている。即ち、ポジティブ心理学は、デベロップメント・カウンセリングの一分野である。
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
図解!ポジティブ思考になる「心と脳の習慣術」
世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生
こんにちは、Manaです😊 今回は、私が英語で実践している習慣「Three Good Things(スリー・グッド・シングス)」についてご紹介します。 Three Good Thingsとは? ポジティブ心理学の第一人者であるセリグマン博士が提唱した、幸福感を高めるためのエクササイズです。やることはシンプルで、「1日の終わりに、今日あった良いことを3つ書く」というものです。 いつもより早起きできた お天気が良くて気分がよかった 道に咲いている花がきれいだった 内容は小さなことで構いません。大事なのは、自分にとって“良かったこと”に意識を向けることです。 効果と目的 研究では、幸福感の向上・スト…
💡 幸せを“感じる力”は身につけられる? 〜ポジティブ心理学と認知行動療法から学ぶ、心の整え方〜 「もっと幸せを実感したい」と思ったときに 最近、「もっと毎日を心地よく過ごしたいな」と感じることが増えました。ただ楽しいことを増やすとか、ポジティブ思考を無理にするってわけじゃなくて、“幸せを感じる力”そのものを育てていきたいと思ったんです。 そんなときに出会ったのが、ポジティブ心理学と認知行動療法(CBT)。どちらも「感情」や「気分」に振り回されるのではなく、自分の思考や行動を整えることで、幸せを実感できるようになるという考え方。 実際に読んで良かった本や、実践してみて「おっ、これいいな」と思っ…
💡 幸せを“実感”しやすくする考え方(+本) ここからはちょっと、「実際にやってみて変化を感じやすいこと」を軸にした内容を紹介するね👇 ① 「感謝の習慣」はシンプルだけど超強力 📗おすすめ:『感謝すると幸福になれるって、ほんとうですか?』(ロバート・エモンズ) 毎日「今日感謝できることを3つ書く」だけで幸福度が大きく上がる 脳が「幸せを見つける視点」に切り替わる セリグマンもこの効果を実証してる! 📝技術にするなら: → 「毎晩の3行日記」「1週間の感謝リスト」などのルーチン化が効果的 ② 「強み」を意識して使うと自信と幸福感がアップ 📗おすすめ:『ポジティブ心理学を活かしたストレングス・ワー…
今回は、「うまくいかない人間関係逆転の法則」(2024年)を読みました。 うまくいかない人間関係逆転の法則 作者:松村 亜里 すばる舎 Amazon 「ポジティブ心理学」は以前学びましたが、これを人間関係のパターンに当てはめて、どうすればドロドロの関係に気づき、回避できるのかを学べる本でした。 ddh-book.hatenablog.com ddh-book.hatenablog.com 特に、「ドロドロトライアングル」と「しあわせトライアングル」という関係性は、自分で気づけるようになりたいと思ったので、まとめたいと思います。 ドロドロトライアングル ドロドロトライアングルの登場人物は、《犠牲…
私たちは、幸せになりたいと願いながらも、忙しい日々の中でその本質を見失いがちです。 「本当の幸せとは何か?」「どのようにすれば持続的な幸福を得られるのか?」 本書『ウェルビーイング』は、幸福に関する科学的研究をもとに、より充実した人生を送るための実践的な方法を提示する一冊です。 本書では、「健康」「幸せ」「福祉」を包括する概念としてウェルビーイングを捉え、特に「幸せ」に焦点を当てて解説しています。 幸福感を高める方法として、ポジティブ心理学や心理的幸福感の向上に関する研究を活用し、個人の幸福度を高めるための実践的なアプローチを説明しています。 具体的には、幸福学やポジティブ思考、マインドフルネ…
このプレゼンテーションは、ポジティブ心理学の観点から、幸福と成功の関係、そして脳の働き方について論じています。以下、要点をまとめます。 幼少期の体験とポジティブ心理学の出会い 講演者は幼い頃、妹と二段ベッドで遊んでいて、妹が落ちてしまいます。 泣きそうな妹に「ユニコーンだ」と言って慰めた経験が、後にポジティブ心理学と出会うきっかけになったと語っています。 従来の科学研究の問題点 従来の心理学や統計学では、「平均」を重視するあまり、平均から外れた「異常値」を排除する傾向があります。 講演者はこれを「平均教崇拝」と批判し、特に幸福、生産性、創造性といった人間の潜在能力を研究する際には、ポジティブな…
ポジティブな思考が 何故、目標達成や幸福に関わるのか ※ 本日の内容は、脳科学分野の話も含みます。 ポジティブ思考とミラー神経系の関係 ミラー神経系は、他者の行動や感情を模倣する傾向がありますが、自分がポジティブな視点を持ち、意識的に行動することで、ミラー神経系がそのポジティブな行動や考えを内面化する可能性があります。 まず、聞きなれない単語である「ミラー神経系」について解説させていただきます。 ミラー神経系とは ミラー神経系(Mirror Neuron System)は、他者の行動を観察する際に自分の脳内でその行動を「模倣」するように活動する神経細胞群のことを指します。 この神経系は、199…
最近よく耳にする〝ウェルビーイング(Wel-being)って何だ? 直訳すると「良い状態」ですが、調べたらWHO世界保健機構の憲章がわかりやすく、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(Wel-being)にあること」と定義されています。 単に「幸せ/満足」ということではなく、〝心身ともに良い状態であること/その状態を持続すること〟だと理解しました。そうだとすると、どうやら私たちや社会にとってとても重要なキーワードじゃないですか。 さらにウェルビーイングをより知ろうとすると、「ポジティブ心理学」という言葉に行…
1. はじめに テーマの重要性と目的 現代社会では、ストレスやプレッシャーが日常的に存在し、多くの人が心の健康を保つことに苦労しています。こうした状況の中で、ポジティブ思考とネガティブ思考のバランスを取ることは、心の健康を維持し、より良い生活を送るために非常に重要です。この記事の目的は、ポジティブ思考とネガティブ思考の両方の特性を理解し、それぞれのメリットとリスクを考慮しながら、効果的にバランスを取る方法を提供することです。 記事の概要 この記事では、まずポジティブ思考とネガティブ思考の定義とそれぞれの特徴について説明します。その後、バランスを取ることの重要性を論じ、具体的なバランスの取り方を…
創造力 はじめに 現代社会において、幸せとは何でしょうか?多くの人がこの問いに対して異なる答えを持っています。幸福の定義は人それぞれ異なりますが、多くの場合、自分自身が満たされ、充実感を感じることが重要な要素となります。その中で、自己顕示欲、つまり自分自身を他者にアピールし、認められたいという欲求は、幸せに生きるための一つの鍵となるかもしれません。 自己顕示欲とは、他人からの認知や称賛を求める欲望です。この欲望は一見、自己中心的でネガティブなものと捉えられがちですが、適度に活用することで、個人の幸福感を高めることができます。本記事では、自己顕示欲と幸せの関係について探り、どのようにして自己顕示…