(英語: positive psychology) 個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する、近年注目されている心理学の一分野。ただ精神疾患を治すことよりも、通常の人生をより充実したものにするための研究がなされている。即ち、ポジティブ心理学は、デベロップメント・カウンセリングの一分野である。
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
図解!ポジティブ思考になる「心と脳の習慣術」
世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生
読んだ本 エドガー・カバナス/エヴァ・イルーズ『ハッピークラシー:「幸せ」願望に支配される日常』みすず書房 (2022) ハンナ・アーレント『責任と判断』ちくま学芸文庫 (2016) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 アーレントは世界大戦によって初めて、戦争犯罪人を裁く国際裁判が誕生したことによって、議論が停滞していた道徳に対する問題が再び加熱したと語る。 また、アイヒマン実験(=ミルグラム実験)では、良心を持った普通の人間でさえも特定の状況に追い込まれることによって犯罪に荷担する可能性が示された。 アーレントが『エルサレムのアイヒマン』を刊行…
ポジティブがいい?? 私達は「ネガティブよりポジティブの方がいい」となんとなくわかっています 「何かあった時、うじうじ考えてるより明るく前に進む方がいい」 「会社が悪い!政府が悪い!社会が悪い!など周りのせいにせず、自分で考えて動いた方がいい」 という姿勢は極めて正しいのはわかります 私の同期が「世の中は前向きにとらえた方がいいとはわかっているが、後ろ向きにしかとらえられない」とよく口にしていました 南米やアフリカの人はセロトニンが多く楽観的で、欧米人も楽観的な人が多いが、東アジアは7割がセロトニンが少ない人々で不安症といいます たしかにまだマスクを取らない人の方が多いです 東アジアでも日本人…
幸せになるためにはどんな風に考えれば良いか。 あわせてよみたい ランキング 幸せになるためにはどんな風に考えれば良いか。 自分の書いたブログをたまに読み返してみるのだが、偉そうに人生訓なんぞを述べているのを読んだりすると小っ恥ずかしくなる。何を偉そうに大きな顔をしているのか。僕の人生というのは勝ち組か負け組かで言えば、間違いなく後者の方である。まぁ、こんぐらいの歳まで生きてみると、その区別の仕方というのは随分と粒度が荒くて全然適切ではないなと気がつく。実際、世の中の人たちの幸不幸というのを区別するような尺度というのは決まっておらず、主観的に幸せであれば全然OK!である。 なんかこの辺り、自分で…
一条真也です。『現代スピリチュアリティ文化論』伊藤雅之著(明石書店)を読みました。「ヨーガ、マインドフルネスからポジティブ心理学まで」というサブタイトルがついています。著者は、1964年名古屋市生まれ。1998年、米国ペンシルバニア大学大学院社会学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は宗教社会学。おもな著書に『現代社会とスピリチュアリティ』(単著、渓水社、2003年)、『スピリチュアリティの社会学』(共編著、世界思想社、2004年)、訳書に『宗教社会学』(メレディス・B・マクガイア著、共訳、明石書店、2008年)など。 本書の帯 本書の帯には、「現代スピリチュアリティ文化は、宗教を超え、世界の様…
今回のテーマは”ありのままの自分”です! ありのままの自分を受け入れるとは自分の良い面、悪い面を認めてあげることです。 しかしながら、良い面は受け入れられても、悪い面は受け入れられない。。。 なんて人は多いはず! 今日はこの本「マンガで分かる 自己肯定感を高める ハーバード式 ポジティブ心理学」 から、自己肯定感の高め、「ありのままの自分」を受けいる方法を学んだので共有したいと思います♪ ”ありのままの自分”を受け入れるにはまず、自己肯定感について学ぶ必要があります! 自己肯定感が高いとは、”自分を認めてあげる気持ち”と”自分には出来るんだ”という気持ちがバランス良くあることを指します! つま…
あけましておめでとうございます! 東京は元旦から今日までずっと、お天気の良い日が続いています。 いい年にできるよう、ダブリン・ラボも頑張っていきたいと思います! 昨日、はやひろさんとひゅーちゃんとで今年最初のミーティングをして、 9月までの大まかな計画を立てました。 今年は1月と3月(地域のイベント参加も含め)、5月からは奇数月の第3土曜日にワークショップを行っていくことにします。 記念すべき第1回は1月25日(水)。 昨年末にはやひろさんも投稿していましたが、11時30分から14時30分まで、京王線国領駅すぐの「調布市市民プラザあくろす」で「LEGOでつくろうキャリアビジョン」を開催します。…
その後、幸福は①幸福な心理状態(happiness)と②生活が自分にとってよいものであること(well-being)の二つに分けて議論されるようになります。それまでの「幸福とは何か」という哲学的な議論だけではなく「どうすれば幸福(well-being)になれるか」という実践的な課題にもより目が向けられるようになったのです。 そして、心理学からも新しい主張がなされるようになりました。セリグマンは、生活や人生に対する主観的な満足度(happiness)と個人の特性や環境などとの関係から、幸福(well-being)を構成する要素には「ポジティブな感情」「没頭できる活動」「良好な人間関係」「人生の意…
1.はじめに 2.内容 3.教訓 ハーバードの人生を変える授業 (だいわ文庫) [ タル・ベン・シャハー ]価格:770円(税込、送料無料) (2022/12/24時点) 楽天で購入 1.はじめに 原題は「Even Happier」で「より幸せに」というシンプルなタイトルです。 ”ハーバード”も、”人生を変える”も、”授業”も出てきません。 読んで理解するだけでなく、実際の行動に移すことを勧める内容で、著者は「リフラクション(反映させて行動する、reflection+action)」と名付けています。 1年間52週分の小タイトルから成り、それぞれに「Think」による問いかけ、それに対する「A…
シンプルに生きる 変哲のないものに喜びをみつけ、味わう/ドミニック・ローホー/原秋子【1000円以上送料無料】価格: 1047 円楽天で詳細を見る 人生で幸せを見つける方法を常に考えていますか?あるいは、以前は幸せだったのに、再び幸せを見つける方法を考えているのかもしれません。 幸福はとらえどころのない、または手の届かないところにあると感じることがありますが、それが達成するのが不可能な旅や目標になるわけではありません。逆に頑張れば次の角には幸せが待っているかもしれません。 または、それよりもさらに単純かもしれません。幸せはずっとあなたのそばにあったかもしれません。 最新の車を運転したり、最新の…
ダブリン・ラボ」では、10月に引き続き、11月23日(水・祝)にワークショップを企画しました! 10月は体をフルに使っての「自分アップデート」でしたが(まだ報告記事書いてなかったケド…)、11月は、「レゴとポジティブ心理学で強みを探すワークショップ」です。 思考だけでなく感覚も使って、対話しながら、自分のポジティブな側面・強みを見つけます。 自己理解を進めたい就活生、今後のキャリアや生き方について考えたい方、もっと自分に自信を持ちたい方などに参加していただきたいなと思います。 半日コースですので、お気軽にご参加ください。お待ちしています。 また、お近くにニーズのありそうな方がいらっしゃいました…
【『楽天観』が幸福感の根幹!】 『楽天観』は「何でも楽天的に考えよう」という短絡的な考え方ではあリません。 広辞苑にはこう書かれています。 「世界および人生の意義・価値に関して、悪や反価値の存在を認めながらも、現実をあり得べき最良の世界・人生と見なす立場(ライプニッツ)。」 『楽天観』は哲学者であり、数学者でもあるライプニッツが定義づけした歴然たる哲学です。 ポジティブ心理学の提唱者で元アメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマン博士は、著書 『世界でひとつだけの幸せ ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生』 (小林裕子訳 アスペクト) の中でポジティブ感情の大切さについて、こう述べてい…
フィーリンググッド効果(Feeling Good Effect)は、心理学における用語であり、ポジティブな感情や幸福感が、人々の思考や行動に与える影響を指します。この効果は、人々が良い気分や幸せな状態にあるときに、より良い判断を下し、より良い結果を生み出す傾向があるという現象を表現しています。 具体的には、フィーリンググッド効果は以下のような要素を含みます: 認知的な柔軟性の向上: ポジティブな感情が高まると、人々は柔軟な思考や問題解決能力を持つ傾向があります。彼らは新しいアイデアや視点に対して開かれ、創造的な解決策を見つけやすくなる可能性があります。 セルフエフィカシーの向上: ポジティブな…
ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法 作者:クリストファー ピーターソン 春秋社 Amazon ポジティブ心理学の柱 ① ポジティブな主観的経験→ポジティブ感情、幸福感、人生満足感、エンゲージメント、フロー、意味・意義/生きがいなど)② ポジティブな個人的特性→キャラクターストレングス/徳性の強み、才能、価値観、楽観性、レジリエンス、グリットなど)③ ポジティブな制度→家族、学校、職場、共同体、社会 幸せについての伝統的理論 ・快楽主義 ・欲望説 ・客観的リスト説 幸せに至る道 ・快感の追求 ・エンゲージメント(フローを生み出す活動に従事すること)の追求 ・意味の追求 ・…
人生は幸福を追求する旅です。しかし、時には不運な出来事や心の落ち込みに直面することもあります。そんなとき、幸福感を取り戻すための方法や心の回復術が知りたくないですか?この記事では、ポジティブ思考の養成や自己肯定感の向上、ストレス解消のテクニックなど、幸福感を高めるための具体的なステップをご紹介します。さらに、不運な出来事に受け身でありつつリカバリーする方法や心の安定を促す日常の工夫についてもお伝えします。幸福感を持続させ、自己成長を遂げるためのヒントが満載です。ぜひ、あなたの人生をより幸福に導く知識とツールを手に入れましょう。
エドガー・カバナス/エヴァ・イルーズ『ハッピークラシー:「幸せ」願望に支配される日常』みすず書房 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 頭では分かっていてもうまく言葉にできない。一見単純である「幸せ」という言葉はあまりにも曖昧であり、それこそ千差万別で、一人一人定義が無数にあるこの「幸せ」という言葉の裏側を、この本は見事にただの言葉で、しかも体系的に記述し通したことによって、読み終えた時には自分のわだかまりが一掃された気分になった。 以下、個人的な新しい発見を書いていきたい。 まず一点目として、ランドルフ・F・ネシーの『なぜ心はこん…
読んだ本 小川公代『ケアの倫理とエンパワメント』講談社 (2021) 浅沼光樹『ポスト・ヒューマニティーズへの百年:絶滅の場所』青土社 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『ポスト・ヒューマニティーズへの百年』の内容は、現代哲学の「思弁的実在論」というものと、その火付け役のきっかけを生み出した(再評価されつつある)ドイツ観念論のシェリングとの関係について論じられるものとなっている。 前半は、メイヤスーという哲学者がカント以来続いてきた相関主義(私たちは思考と存在について、結局のところ思考と存在の「相関」にはアクセスできるが、思考その…
読んだ本 藤波匠『なぜ少子化は止められないのか』日経BP (2023) エドガー・カバナス/エヴァ・イルーズ『ハッピークラシー』みすず書房 (2022) ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ 上』岩波文庫 (2015) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『なぜ少子化は止められないのか』と『ハッピークラシー』はそれぞれ半分ほど読み終えた。 『ハッピークラシー』では、自己啓発と個人主義の親和性について語られた。 とくに個人主義が強いと思われるアメリカでは、夢を掴むことが幸せという、ある種のステレオタイプがあるように見える。 映画『カクテル』を思い出した…
潜在意識は、意識の下に存在する無意識の領域であり、私たちの行動や思考に影響を与えると考えられています。以下に、潜在意識を活用するための7つの方法をご紹介します。 目標設定と視覚化 潜在意識は、正しく使うと私たちの目標達成に対して強力なサポートをしてくれます。 まず、明確な目標を設定し、それを具体的にイメージすることが重要です。 目標を鮮明にイメージすることで、潜在意識はその実現に向けて働き始めます。 アファーメーション アファーメーションは、自己肯定感を高めるための強力な手法です。 自分自身に対して「ポジティブな言葉」を繰り返し声に出して言うと、潜在意識にポジティブな意識をを浸透させることがで…
【ブログを書こう❗】 ブログを書いて、ポジティブ情報・有益情報を発信しましょう。 私は現在、Seesaaブログ・ライブドアブログ・JUGEM・ファンブログ・はてなブログ・アメーバブログに投稿しています。 『斎藤一人さんの教え』『天風哲学』『チョプラ哲学』『ポジティブ心理学』 の普及に努めています。 あなたもブログを書いて、有益情報を発信してみませんか? 『アフェリエイトで夢を叶えた元OLブロガーが教える 本気で稼げるアフェリエイトブログ 収益・集客が1.5倍UPするプロの技79』(著者 亀山ルカ 染谷昌利 ソーテック社)https://amzn.to/43m8Iww
感謝介入法(Gratitude intervention)は、ポジティブ心理学のアプローチの1つで、感謝の気持ちを意識的に高めることによって、心理的幸福感を向上させる方法です。 感謝介入法は、日常生活の中で、自分に起こった良いこと、他人から受けた好意や援助、自分が持っている資源や才能などについて意識的に感謝することで行われます。感謝の気持ちを感じるために、手紙やメール、日記などを書いたり、感謝の言葉を伝えたり、自分自身を振り返って、改めて自分が持っているものに感謝する時間を設けたりすることが含まれます。 感謝介入法による研究では、感謝の気持ちを意識的に高めることにより、ストレスや不安の緩和、心…
VIA強みテストをやりました。 ChatGPTによると VIA強みテストは、Positive Psychology(ポジティブ心理学)の視点から、個人の強みや特徴を評価するツールです。このテストは、人々が持つ24の基本的な強みを特定し、それぞれの強みの程度を測定します。VIA強みテストは、個人の自己認識や成長、自己啓発に役立つ情報を提供します。 テストを受けるだけで自分の特性や強みを見つけることが出来ます。 この強みテストを生かしてこのブログをうまく運営していけたらなと思っています。 このテストは上位5個と下位5個に向き合って上手く使うことによって人生を快適に過ごすことが出来るテストになって居…
オーディブルによる耳読チャレンジ、二冊目です。 いろいろな悩みの解決について、何千本ものyoutube動画を配信してきた樺沢氏。心に残るたとえ話に、ハタと膝を何度も打ちました。 ①ストレス耐性よりもレジリエンスやスルー力が大事 例えばボクシングで、パンチを受けても受けても立ち上がるのがストレス耐性。でも、そんなことより相手のパンチをしなやかにかわしたり、そもそもカーっとなってパンチを繰り出す人をいなしたりすることのほうが大事 ②大きな悩み、小さな悩み 例えば我が家の庭に、めっちゃ大きくて動かせない大石と、中くらいの石が十個転がってて、庭を整えたいとする。大石に心とらわれて動けないよりも、さっさ…
皆様、お疲れ様です。 今回はショーン・エイカー氏の著書、「幸福優位 7つの法則」について感想を書かせて頂きます。 タイトルは表紙をめくって最初に書かれている文の中から引用しました。 ポジティブ心理学についての本ですね。 7つの法則を一つ一つ解説していく感じで構成されています。 私が好きで繰り返し読んでいる法則は4の「再起力」ですね。 もともと落ち込みやすいのと、去年の暮れに事件の当事者になることがあり、身も心もそれなりにやられた時には大分この本に救われました。 「心的外傷後の成長」の最後にはこんな文が書かれています。 【逆境からただ「立ち直る」のではなく、「起き上がってさらに上に伸びる」のであ…