(Logotherapy) 「生の意味の発見」を援助することで心の病を癒そうとする心理療法のこと。創始者は、神経科医で精神分析家のヴィクトール・フランクル。「ロゴ(ロゴス)」は、ギリシア語で「意味」のこと。人は実存的に自らの「生の意味」を追い求められなくなると心の病を発症させるので、「生の意味」が充たされるような解釈や評価を支援しようとするアプローチ。
天風録アラスジ 60年前のベトナム戦争の空爆を背景に、谷川俊太郎の反戦歌「死んだ男の残したものは」が紹介されている。戦争が罪のない命と自然環境を傷つけることを強調し、現在のイスラエルによるレバノン空爆にも言及。国連総会でのグテレス事務総長の発言や、9月下旬の国際デーについても触れている。戦争の残骸と荒廃した地球を前に、平和を残す責任が私たちにあると訴えている。 コメント 先日、ドイツで「ロゴセラピー」と呼ばれる新しい心理学を提唱したヴィクトール・フランクルの特集を、NHKこころの時代でやっていました。その特集の最終回で、MCたちが、「平和」について議論していました。 ロゴセラピーとは「人生の意…
大谷翔平選手、一試合で6打数6安打10打点連続3本塁打2盗塁で、50 ー50をすんなり超えてしまった。大記録前に停滞し、最後の試合あたりで達成というのが、ドラマティックなのですが、マンガでもありえない,こういう実現は、初めて見ました。勝負した投手も偉いのでしょうが、メジャーリーグで、20対4って。 さて、南直哉氏の話からです。 <『あなたが言いたいのは、こういうことじゃないですか』と言ってみる。 すると相手は、『なぜわかるんですか、さすがお坊さん、神通力ですか』(笑)。 私は言葉のサンプルを出しただけ。しかし、彼は言葉で自分の感情を表すことを知らないんです。彼らのような人たちが、実に増えていま…
フランクルは、自身の死生観を表現するために、 人の人生を砂時計に例えた。 砂時計の上の部分には、これからの未来があり、 そこには中心の狭い部分をすり抜けて、 下へ落ちるための砂が入っている。 砂時計の下の部分には、すでに流れ落ちた砂、 すなわち過去がある。 そして、中心のくびれた部分が〝今〟に当たり、 僕たちは常に、今という、このくびれた部分にいる。 僕たちは、ひとつひとつの砂粒を、 今というくびれを通して、過去へと流していっている。 そして、フランクルは、どのように砂粒を落とすかが、 その人の人生における決断を意味していると考えた。 フランクルは、 収容所のような、自由とは程遠い場所において…
このブログでも何度か紹介した、 《夜と霧》の作者ヴィクトール・フランクルの生涯を、 NHKプラスで放送していたので見てみた。 1時間番組で全6話もあるのだが、一気に見た。 (NHKブラスだと1.5倍速で見れるのでかなり時短) 彼はオーストリアの精神科医で、 ナチス収容所にいた2年半の体験をつづった 《夜と霧》の作者として有名な人である。 人生のどんな小さなことにもロゴス(意味)があり、 その意味を見いだすことで、苦しみへの見方が変わり、 精神的解放が起きる、というロゴセラピーを提唱した。 そして、彼は自らの理論が正しいかどうかを、 ナチスの強制収容所で実際に試してみた人でもある。 ただし、 彼…
「あ、まだ、朝のニュースはやっていないんだ」 たまたま目覚めが早くなってしまった。起きてすぐにぼーっとしながらテレビをつけて、ニュースでも見るはずだったが、やっていない。「そういえば土曜日だ」ということにそこで気づき、「それなら、『俳句入門』でも・・・」とEテレに変えてみた。この日は、トイレの後に寄ったので、時計も見なかったから気づかなかったが、朝、5時過ぎだと思う。前日は運動して疲れて、いつも起きない時間に起きていたことになる。中途半端な気分で、何も気にせずテレビをつけて腰掛けていた。1、2分だろうか、はたと気づき「俳句入門」かなとテレビを見たら、始まる1時間以上前で、番組が違っていた。「そ…
てらいもなく世のため人のために生きていると言ってみる。 あわせてよみたい ランキング てらいもなく世のため人のために生きていると言ってみる。 さて、毎日同じことの繰り返しというのも芸がないからな。何かちょっと捻った表現をしたいけど調子が悪いよね。なんじゃろ、完璧に病膏肓に入っちゃってるので状態が戻るまでは時間を置くしかない感じだよな。 最近のブログを読み返してみても、メンヘラな記事が多すぎてまいっチングだよね。そりゃー僕は言わずもなでメンヘラであるけど、病気をあんまりアイデンティティにしないように気をつけてるんだよね。気分が弱ってくると病んだ記事を書いちゃうけど、病んだ記事を書くと自分も引っ張…
オーストリアの神経科医・精神科医のヴィクトール・フランクルによって開発された心理療法の一つ。人間には人生の意味や目的を見つけたいという根源的な欲求があり、この欲求が人間の行動の主要な動機であるという考えに基づいている。 フランクルによれば、意味を求めることは人間の普遍的な経験であり、精神的・感情的な幸福に不可欠なものです。フランクルは、人は人間関係、仕事、創造性、スピリチュアリティなど、さまざまな方法で意味を見出すことができると考えています。 ロゴセラピーでは、セラピストはクライアントと一緒になって、クライアントが自分自身の意味や目的を確認し、それを育むことを支援します。セラピストは、対話、内…
読んだ本 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 虚無感について責任と時間の観点からフランクルは語る。 責任という言葉は社会的な意味合いが強いように思う。 過失に対する責任、仕事に対する責任。 そこには義務という言葉が付着している。 人はその限りにおいてはなるほど、往々にして全うしているように見える。 だがしかし、それだけでは集団神経症と責任性の負の相関の説明が…
読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 うつ病は甘えだ。 ある側面では正解かもしれない。 この言葉を疑うことなしに受け入れた時期もあり、批判した時期もあった。 どうやら「自己責任」と多いに関係しているようである。 それを約一ヶ月前に書いた。 nainaiteiyan.hatenablog.com そして今日の読書でフランクルも似たようなことを書いていた。 「自由とは責任を有することである」 ただ、説明が足りない。語彙が足りない。…
読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ ロゴセラピー3つの柱 ・意志の自由 ・意味への意志 ・人生の意味 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 心理療法への関心は、個人的に認知行動療法を受けたことが大きい。 また、心理学が哲学から派生した学問であるという衝撃でもあった。 加えて、なぜバカみたいに毎日本を読みつづけているのかというと、それは言葉の力で人生におけるあらゆる壁に立ち向かえるのではないかと考えているからである。 そのあたりは言うまでもなく、池田晶子氏の影響が大きい。 …