『古事記』『日本書紀』の話。 姉のアマテラスを激怒させ高天原を追放されて地上にやってきたスサノオ。 ヤマタノオロチを退治して、クシナダヒメを妻に迎えます。 スサノオノミコト そして出雲に宮殿を建てるときに叫んだ言葉……。 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を (意訳)幾重にも雲が立ち上る出雲の地に、妻と暮らす立派な宮殿を建てるぞぉぉっ。妻を守るために宮殿のセキュリティを万全にするぞぉぉっ。セ○ム万歳! 日本語は五音と七音が心地よい響きをもっています。 スサノオの心の叫び(シャウト)は、奇しくも五七五七七の音数になりました。 これが和歌のはじまりだといわれています。 平安時…