いまは、スイッチ一つで生活を遣り繰りできる。リモコンで簡単にテレビもエアコンも点けられる。 テレビがなくてラジオを聴いて暮らした時代の娯楽は映画くらいだった たまに芝居見物し、サーカス興行が極くたまに巡ってきて見に行ったっけ。 少し裕福だと蓄音機にレコードを鳴らしていた。動源はゼンマイなので巻きが弱くなると曲にならない。 紙芝居も楽しみだった。拍子木を叩いて客集めするのを手伝い、得意気に町内を巡ったもの。 火の用心でも夜に町内をまわった。そういえば、日本中を拍子木叩いて火の用心と行脚する御仁が報道された。 ポン菓子の巡回もたまに家を訪ねて来た。釜をハンマーで叩くと爆発音とともに煙が立ち上がり、…