11月11日の朝8時半に海辺に集合し、吟行をしました。 その時に詠んだ、冬の海シリーズです。 冬凪や 鷺堤防に 佇めり 堤防で鷺が1羽じっとしています。 哲学者のように思索に耽っているように感じました。 海面を眺めて何を思っていたのでしょうか。 冬の涛(なみ) テトラポットの 見え隠れ 「波」にも「浪」「濤」「涛」といくつも漢字があるんですね。 「涛」には「なみ、おおなみ、波立つ」という意味があります。 漢字が違うと印象も変わります。 冬の朝 寄せては返す 波まぶし 朝日を受けて波がきらきらと輝いています。 見たままを素直に詠んでみました。 この句は先生に褒めていただきました。 40分ほど散策…