多様性

こんにちは！環境教育インストラクターのせーじ先生です。 今回は「ダイバーシティ（多様性）」について、子どもや保護者、教育関係者にもわかりやすく解説します。このテーマは、SDGs教育や人権学習とも深く関係していて、保育園や小学校での道徳・総合学習にもぴったりです。 🧠ダイバーシティとは？意味をかんたんに 「ダイバーシティ（Diversity）」とは、一人ひとりのちがいを認め合い、大切にすることです。 たとえば… 肌の色や髪の色 言葉や国籍 年齢や障がいの有無 性別や考え方のちがい これらの「ちがい」があることは、悪いことではなく社会の強みなんです。 📝よく検索されるキーワード： ダイバーシティと…

PowerPoint はじめに 多くの職場で「リーダーがいない」「本当のリーダーシップを発揮できる人がいない」という声を聞きます。 転職を繰り返す人が後を絶たないのも、真のリーダーシップを持つ人材の不足が一因かもしれません。 真のリーダーとは、単に成果を上げるだけでなく、チームの誰一人として孤立させない人です。 ADHDなど特性を持つ人の鋭い洞察力や本質を見抜く力を理解し、多様な個性を活かせる人です。 そんなリーダーがいれば、「この人の下で働きたい」と思える環境が生まれ、人材の流出も防げるはずです。 本当に必要なのは、表面的な管理スキルではなく、人の心に寄り添い、一人ひとりの価値を見出せるリー…

利便性の向上に突き進む社会では、怠惰な人間ばかりが量産される。怠惰に慣れきってしまうと、「生きる権利」を武器にして、勤労の義務に目を瞑る。また、近年声高に叫ばれる「多様性」は、自己擁護のための道具となって、他者を敵対視する環境ばかりが広がっている。 このような中で、人間社会は存続していけるのだろうか。第一に、仕事は私権を確保するための道具と成り果て、従事者は、自らが関与する商品の社会的役割に関心を示さない。社会的つながりよりも、私的満足を優先させる社会的気分は、人々の孤独感を深めるばかりだ。 再確認すべきである。社会的権利は、義務を果たした者のみが享受するものである。そして、人間の社会的活動を…

いまから６年まえ、息子が中学生だった頃、授業参観に行くことが何回かありました。そのときに、妙な違和感を覚えたのをいまも記憶してます。授業を受ける生徒の態度が素晴らしいのです。ほとんどの生徒が姿勢正しく、先生からの質問に手をあげて答えようとするのです。それは、自分の中学時代（昭和50年代）にはありえない光景です。もちろん、真面目に授業を聞いている生徒は当時もいます。しかし、それは多く見積もって２割くらいでしょうか・・・。勉強ができない生徒は、授業中、落ち着きなく、しゃべってます。勉強ができる生徒は、授業を聞く必要がないので、「受けたくないよ～」という態度に現れてます。ともすれば、崩壊しそうな授業…

〜ひとりひとりが、個性を伸ばせる社会に〜 「みんな違って良いじゃないか」 そんな言葉が当たり前になる世の中って、きっと優しい。 ひとりひとりが、自分らしく、個性を伸ばしていける社会。 それが、本当に目指すべき未来なのかもしれません。 でも今の学校や社会では、「みんなと同じ」であることが求められる場面が多すぎる。 違う考え方や行動を「個性」ではなく「問題」として扱われてしまうこともある。 子どもたちも、比べられたり、我慢させられたり、違うことを恐れたりしてしまう。 だからこそ―― 小学校の頃から「尊重」を教える授業があったらいい。 --- 🌱 尊重の授業があれば… 「違うことは悪いことじゃない」…

ChatGPTのような対話型AIが一般化し、検索エンジンの代替として急速に普及している今、私たちはある重大な変化に気づき始めています。それは、情報が「無料で手に入る」時代の終焉と、「誰が情報を発信できるか」「誰が収益を得られるか」という新たな階級社会の到来です。 インターネットは今後、三層に分裂する可能性があります。そして最も懸念すべきなのは、情報の収益構造が破綻した人々が地下に沈んでいくことです。 第1層：AIと契約した「公式の情報空間」 この層に属するのは、政府機関、大学、研究機関、大手メディア、グローバル企業などです。彼らはChatGPTのようなAIと契約し、自らのコンテンツを合法的に提…

「話せばわかる」という言葉は耳障りがよく、理想的に響く。 だが、それは本当に現実的な言葉なのだろうか。 価値観や思想がまったく異なる人間同士が、ただ話しただけで分かり合えるとは到底思えない。 この記事では、「話せばわかる」という考え方の限界と、他者との向き合い方について考察する。 話せばわかる は幻想である 「話せばわかる」と信じたい気持ちは理解できる。 しかし実際には、話しても理解されないことの方が圧倒的に多い。 なぜなら、人には「話を聞く準備が整っていない状態」が存在するからである。 犬養毅の最期が示す、対話の無力さ 1932年の五・一五事件では、当時の首相・犬養毅が青年将校たちに「話せば…