展示初日に「清岡卓行展」に行ってきた。読んでいない作家だけど、神奈川近代文学館の友の会に入っているので入場料は無料だし(年会費は払っているけど)、なじみのない作家に接するいい機会でもある。それこそ作家・詩人であることでしか知らない。しかし、その作家がどのような作家を読んできたか、親交を知ることで、距離が非常に縮まった気がしてくるから不思議なものだ。清岡さんは金子光晴さんを私淑していたそうだ(ほかに、ランボー、杜甫)。そういえば、岩波文庫「金子光晴詩集」は清岡卓行編だった。共通項を見つけたようで、妙にうれしくなる。 それに清岡さんは野球が好きだった。改めて調べてみると、ウィキペディアにも載ってい…