実際に起きた話をストーリー仕立てにしました。どうぞご覧くださいませ。 みんなが寝静まる寝室で起きた悲劇 ドスッ。 私の右側の太腿あたりに何かが当たった。いや、当たったというよりは蹴られたという感覚に近い。その鈍い痛みで私は目が覚めた。目は覚めたといっても完全に目は開けていない。なるべく早く夢の中に戻りたい。まだ寝ていたい。そういう思いから目を完全に開かないまま、痛みが走った周辺を右手を伸ばしてダメージを与えた主を探した。 ちょっぴり冷えて、ちょっぴり温かいものが右手に当たった。スー坊の足だろう。体を少しだけ起こして、目を少しだけ開く。スー坊が眠り始めた時の姿勢から90度回転し、さらにはその足が…