炭といればバーベキューに使用するイメージがありますね。 その性質から農業でも利用されています。 その歴史は古く1696年の宮崎安貞著「農業全書」巻の一に登場する。いろいろなものを蒸し焼きにした焼糞と下肥を混ぜたもの。水田にも小麦や野菜にも良い。こと豆に関しては比べ物のない肥である。 「百姓伝記」巻六にはわら灰をやると病気や虫がつかない。 蒸し焼きにしたものは一種の炭でくん炭に似たもののようです。 肥料や農薬がなかった時代には自然の力、微生物の力を最大限に生かした栽培技術が進んでいたようである。 微生物の活動や作物と共生する微生物の活性を高めることが分かったのはごく最近です。 炭の原料によって性…