はじめに 「生命体」は恒常性を維持し、哺乳動物や鳥類では体温を一定に保ち、細胞内外のイオン濃度も大きく変わらないようにしています。この特性は、瘦身がリバウンドを起こす仕組みにも関係しています。「生命体」は秩序を維持して「エントロピー増大の法則」に逆らっているように見えますが、生命体以外も含めてみると、全体では増大に法則は維持されています。内と外を膜で区別し、恒常性を維持するためにエントロピーを内から外に出します。この機構を「代謝」と言います。 ウィルスのように膜を持たないものは生命体と言い切れず、細胞に感染して宿主の膜を利用しながら生命現象に影響を与えます。膜は物質の出入りを調整することでエン…