最近、どのような社会でなら、すべての人が幸せになることができるのかについてしばしば考えます。とても難しいです。 この問題は多くの困難を持っていますが、親鸞の「悪人正機」のような考え方はある程度重要なのだろうと思います。 しかし、悪人正機の考え方が行き過ぎて悪人礼賛とかになってしまうと、多分、社会には殺人罪などの不幸が蔓延します。 では、法律は万能なのか? と問うてみても、必ずしもそうとも言えないところもあります。場合によっては法律を悪用して、愛や正義のような何らか尊いものを破壊してしまおうとする悪人の存在もありえるでしょう。これは非常に大きなリスクです。 ただ、それでも悪人も幸せになれるなら、…