こんばんは! 都内在住アラフィフ主婦のnicoです。 ひとり時間を楽しんでいます。 梓澤要著、 『捨ててこそ空也』読了。 ※平安時代前期の小説一覧はこちら。 平安時代前期の仏教僧、 空也が主人公の作品です。 正直、 空也=僧であること以上の予備知識はなく、 私の中で空也と言えば、 まず銀座「空也のもなか」が 出てきてしまいます。 その次に 本書の表紙にもなっている 口から何やら飛び出している像が 頭に浮かびます。 この像は 京都・六波羅蜜寺で所蔵される 運慶の子・康勝作の空也上人立像で、 口から出ているのは阿弥陀仏だそうです。 とても印象に残るユニークな像。 以前に平安時代前期の貴族、 菅原道…