小学生の娘は今、インゲン豆を育てている。というか、はじめは豆から芽が出るのを観察することが目的だった。シャーレに水を浸した脱脂綿を敷き、そこに豆を置いて発芽するのを毎日見守っていた。そしてついに芽が出始めると、娘はとても喜び、その芽の成長の速さに驚いた。根も出てきて脱脂綿ではそれ以上成長することは難しいだろうということで、小さな鉢の土へ植え直した。芽はどんどん育って、今では立派な葉ができている。 娘は動物が好きで猫や犬を飼いたがっているが、ペット不可の賃貸住宅であるため動物は飼えない。だが、小さな豆から芽が出て育っていることに愛着がわいたようで、ペットの代わりになっている。 ここからさらに成長…