春の不調は「肝」が揺れる季節のサイン。薬膳で読み解く眠気と花粉症の整え方。 「春眠暁を覚えず」という言葉は、春の夜が心地よく、つい寝過ごしてしまうという風流な表現として知られています。しかし、東洋医学や自律神経の視点から見てみると、実は“よく眠れている”どころか、睡眠の質が低下しているサインとしての側面があるとされています。 春は寒暖差が大きく、環境の変化も重なる季節です。本来なら夜に落ち着くはずの交感神経が鎮まらず、頭が冴えてしまって寝つきが悪くなることがあります。結果として、夜に熟睡できないまま朝を迎え、日中に強い眠気が襲ってくる──これが「春眠暁を覚えず」の背景にある状態だと考えられてい…