1943年7月 旧満州新京生まれ。 父:新田次郎氏(直木賞作家。『孤高の人』、『八甲田山死の彷徨』など) 母:藤原てい氏(『流れる星は生きている』) 東京大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。理学博士。 現在、お茶の水女子大学理学部数学科教授。 2000年からお茶の水女子大学附属図書館長も兼任。 専門は数論。哲学科の土屋賢二と並ぶお茶大の看板教授。
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流れる星は生きている (中公文庫) 作者:藤原 てい 中央公論新社 Amazon 暫く大阪の空き家へ行けておらず、また私だけでも、お盆にせめて墓参りをと思っていたのですが、台風が来ていたので諦めました。台風の後にすぐに行こうと思ったのですが、いろいろ家を離れられないことがあり、今頃ですが、明日行こうと思います。 母は元気な頃は、お盆に私が帰省すると、3か所(私の父と兄の墓、自分の両親の墓、父の両親と姉の墓)の墓参りに行くと言うので、私が車に乗せて約3時間で回ることが日課になっていました。いつも、朝から出て昼過ぎに終わり、外環状線にあるチェーンのステーキ店でランチをするのが、ルーティーンになって…
海外で日本人であること 藤原さんの『若き数学者のアメリカ』の中で、アメリカという国、アメリカ人、そしてそこで日本人としてどう生きるべきなのか、というようなことが語られている。 megureca.hatenablog.com 海外で日本人であることって、どういうことなのだろう。。。以前、海外に行った日本人家族が、日本語教育にどう向き合うかということが仲間との会話で話題になったことがある。日本人とは? 日本人らしさは日本語と関係があるのか? 海外にいる時、何をもって私たちは日本人なのだろう。。。 もちろん、日本のパスポートを持っている、、という客観的な定義はあるかもしれないけれど、自分自身の主体と…
若き数学者のアメリカ藤原正彦新潮文庫昭和56年6月25日 発行平成15年9月30日 28刷改版 平成18年4月5日 33刷 藤原さんご自身が、自分の著書の中でも名作?!といっていたか、良く書けたと言っていたか、、、、さだかではないけれど、読みたいと思ってメモを付箋で壁に張ったまま、しばらく忘れていた。掃除をしていて、自分のメモが目に入り、図書館で借りてみた。 表紙の裏には、”1972年の夏、 ミシガン大学に研究員として招かれる。セミナーの発表は成功を収めるが、冬を迎えた厚い雲の下で孤独感に苛まれる。 翌年春、フロリダの浜辺で金髪の娘と親しくなり、アメリカに溶け込む頃、 難関を超えてコロラド大学…
インターネットの普及は、情報収集に費やす時間を短縮してくれました。そして、人類は、かつてないほど多くの情報に接することができるようになりました。では、インターネットを利用することで、知識が増えたかと聞かれると、そうでもないように思えます。情報のシャワーを浴びれば、それが知識となって頭の中に定着しそうですが、ウェブ上の情報は、なぜか短時間で脳内から消去されてしまいます。どうやら、情報に接する機会が増えることと知識が身に付くことは別物のようです。
新版 流れる星は生きている藤原てい1976年3月 初版1刷2007年4月 初版22刷 2015年8月 改訂版1冊偕成社 *本書は、1965年に小社から「少年少女世界のノンフィクション」シリーズの一冊として刊行され、1976年に偕成社文庫に収録された『流れる星は生きている』を底本としています。著者の了解を得て、一部を割愛し、読みやすく児童向けに構成、編集をしたものです。 藤原正彦さんの『日本人の真価』のなかで、父・新田次郎さん、母・藤原ていさんのことが述べられていた。本書『流れる星は生きている』は、藤原ていの作品。戦後、藤原さんが3歳で迎えた大陸からの引き上げの時の様子がつづられたもの。 meg…
世にも美しい日本語入門安野光雅 藤原正彦ちくまプリマー新書 2006年1月10日 初版第1刷発行2006年2月25日 初版第3刷発行 藤原さんの『日本人の真価』の中で出てきて、面白そうだったので図書館で借りてみた。 megureca.hatenablog.com 著者の安野光雅さんは、藤原さんの小学校時代の図画工作の先生。画家・絵本作家。日本人ならきっと一度ならずとも目にしたことがあると思う。 ほんわか、こころが和むような絵。画家でありながら、科学・数学・文学などに造詣が深く、森鴎外訳「即興詩人」を口語訳した「口語訳 即興詩人」なども書かれている。数学者でありながら、エッセイストでもある藤原さ…
日本人の真価藤原正彦文藝春秋2022年7月20日 広告で目に入って、気になった。藤原さんの本だから、面白そうだと思って図書館で検索したら蔵書になっていたので借りてみた。わりとすぐに借りられた。 藤原さんは、著書『国家の品格』で有名だけど、本業は数学者。1943年満州新京生まれ。新田次郎・藤原てい夫婦(ともに作家)の次男。東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部教授を歴任。78年『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。 藤原さんの文章は、読んでいて面白い。さすが?!作家夫婦の子どもだ。出だしから、いい感じ…
読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ 藤原氏「ナショナリズムとは自国の利益のみを追求する恥ずべき考え方である」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 藤和氏の本は面白い。 まだ読んでいない古典の話が盛りだくさんであったので読んでみた。 今日は内村鑑三と福沢諭吉の書いた内容について読んだ。 ・・・ 藤原氏は、大事なことは本の内容だけではなく、時代の文脈を読み取ることであると話す。 福沢諭吉『学問のすゝめ』は実学の重要性について説くが、当時は西洋によるアジアの植民地化を危惧…
ゆとり教育どころか日本の学校や職場は「事実上の兵役制度」になっている 2022年7月8日の11時31分頃、奈良県で参院選のための街頭演説をしていた安倍元首相が容疑者自作の銃で背後から2発撃たれ、そのうち1発が命中して心肺停止状態になる事件が発生した。安倍は病院に搬送されて蘇生措置を受けたが、17時3分に銃撃による失血のため死亡が確認された。日本の首相経験者が殺害されたのは戦後では初の事例で、戦前も含めると7人目になる。 事件の2日後である7月10日に実施された参院選は自民党が選挙前の55議席から8人増加して63議席となり勝利した。過去には選挙期間中に大平首相が急死した1980年の衆参同日選挙で…
実は10年前に一度読んだ本である。藤原正彦氏の「日本人の誇り」。 とはいえ、その当時これを読んでどういった感想を持ったのか、そもそもなぜこの本を読もうと思ったのかも分からない。 基本、本は借りる主義なのに対して、これは新書だけど購入してた。発売当時2011年、私が大学生だった頃。 内容はね、一言で言えば難しすぎる。スルスル気持ちよく読めるような部類ではない。 簡単に説明すると、日本の歴史の本。近現代史を書いた本です。これがまあ、難しいのなんの。 ペリー来航から始まり、如何に日本は戦争から逃れられなかったのか。 そういうことを書かれた内容なので、一言一句を読むのが苦痛だし、読めても頭に入らない。…
文藝春秋2023年10月号[雑誌] 作者:藤原正彦,船橋洋一,塩野七生,西川美和,保坂正康,佐藤優,鹿島茂,清武英利,京極夏彦,内館牧子 文藝春秋 Amazon 「文藝春秋」に短いエッセイが並んだ欄がある。今は冒頭は藤原、正彦「古風堂々」で、最後は塩野七生「日本人へ」だ。10月号では藤原のエッセイは53回目だが、塩野のものは241回目になっている。この二人はレギュラーで、それ以外は毎回単発で人が変わる。 長田育恵(劇作家・脚本家)「万太郎のまなざし」。この人はNHK「らんまん」の脚本を書いた人。植物と人間、生命あるものは美しく、愛おしい。それがテーマである。私もドラマを見ているが、もう少しで終…
一生本を読める人生ね 願っといてよかったね 眠れないというよりは 常にあれこれ頭に浮かんで なくてさえ何かに触れようとして 食べても食べても飽きたらず そんな起き方をしているので 起きて何を得られるかと 寝ることとで天秤にかけて もちろん理性は寝ることだとわかってるけど ずっとふらふらしちゃうね スマホは中毒性あるから 手放して本にいこうとすると 集中力がなくて 読みきれないから本棚にしまおうと そしてまた出してきて の繰り返しをしている けれど本を読むことは 続いている 息をするように 毎朝本を選ぶということは その日私が自分に何を与えるか というのを決める儀でもあるので 本を読めないときは…
《過去この日記でジャニー喜多川について何か言及しただろうかと思って検索してみた》と書かれた日記を読んで、自分でもこの日記でやってみたが一つもヒットせず、ジャニーズに言葉を変えて検索してみたらいくつか出てきたものの、「ジャニーズのコンサートに一回くらい行ってみたい」というものばかりであった。そこから前後の過去の日記を見たら、二〇〇六年にオリコンが「最近、感動を忘れていませんか?~自分の価値観を変えた本」というアンケートを行い、それへの反応を書いていた。本来なら日記へのリンクを張るべきだが、〇六年といえば日記を書き始めたばかりでいまと違うのはもちろん、やけに尖った若書きなのが恥ずかしいので張らない…
実家に帰った際に当該号が置いてあったので読んだ。 むろん「ハンチバック」目当てで読んだのだが(実家にあったのも同じ理由)、それ以外についてもちらっと読んだ。 感想をメモっておいたが、結果的に「ハンチバック」本編へのコメントが一番少なくなってしまった気がする……文藝春秋2023年9月号[雑誌]作者:藤原正彦,船橋洋一,塩野七生,西川美和,保坂正康,佐藤優,鹿島茂,清武英利,京極夏彦,内館牧子文藝春秋Amazon 芥川賞選評 評価がわりと割れてたんだなーと。 いくつかの作品が競り合っていた中で、×をつけられていなかった「ハンチバック」が競り勝った印象。 乗代作品が賛否分かれていて、「ハンチバック」…
イギリス留学二日目、僕はウェールズにある英語学校に着いた。 イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの地域に分けられる。ウェールズはイギリスの左側にあり、日本ではあまり名を耳にすることがない地域だ。僕もそこに実際に行くまでどんなところなのか知らなかった。
夏はまめに更新できなかったので 夏期テスト➁・➂・④をまとめてアップいたします 夏期テストの振り返り 国語 日々の学習はほぼ語句と漢字のみしか時間がなくてできておりません 漢字が相変わらず致命的で困っています 夏期➀ 8/10 夏期➁ 9/10 夏期➂ 5/10 夏期④ 5/10 恥ずかしいですが隠さずに(汗)これが娘の漢字の勝敗です 夏期前半は毎日夜に私がマンツーマンで漢字テストに付き合い強化しました 後半は自分で進めてもらった結果です あからさますぎませんか・・・(涙)1人でコツコツよりも、競う・見られてるが頑張れる もう少し危機感をもって自分で取り組んで欲しいです 漢字が苦手なので記述も…
日本人の真価 この人の本を昔読んだことがあって--多分「若き数学者のアメリカ」かと「数学者列伝」だと思う--やはり両親が文章家だと、その影響もあって文章が巧いなぁと感心した記憶がある。 そこでふと目にとまったこの本を、文春新書かぁと思いながら手に取ったのだ。読んでみて、驚くほど面白くなかった。 年寄はすぐに説教と自慢話をするものだ。 それを頭では理解しているのか、奥さんを登場させて筆者に痛烈な批判を語らせてうまく中和したつもりになっているようだが……もう全部駄目。若き数学者のアメリカ(新潮文庫)作者:藤原正彦新潮社Amazon遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)作者:正彦, …
今朝の毎日新聞の一面に 「内閣支持 横ばい26%」との見出し。 記事には、要因として マイナカード問題 秋本真利議員の風力発電事業をめぐる賄賂問題 松川るいら女性議員の研修という名のパリ観光旅行問題 が挙げられていた。 あれ、大事な何かが抜けてるんじゃないの? 週刊文春が報じている 岸田政権の腹心である内閣官房副長官木原誠二の ありとあらゆる醜聞。 現妻の殺人事件関与疑惑。 それに伴う政治的圧力疑惑。 愛人の金銭的支援にまつわる政治資金疑惑。 違法風俗利用の常習者という下品極まる人間性の問題などなど。 新聞、テレビなど、既存の大手メディアはこぞって 木原のキの字も出すまいと必死だけど もはや、…
お世話になったと思うのは、つらいものなのだろう。そう思わないですむならば、たとえ出世を犠牲にしてもおしくないものなのだろう。私は思いたくないから飛び出した。対等に就職するには、たとえば公務員試験を受けて合格するなどがいい。(23:59) リフレーン1 防衛キャリア30年太田述正 最大の安全保障はアメリカからの独立 https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf リフレーン2 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦「管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)
寺島実郎の「世界を知る力」(時代との対話)のテーマは「教育」。 対談の相手は、慶應義塾塾長で日本学術振興会理事長、中央教育審議会会長をつとめ、近年の教育改革を主導した安西祐一郎(1946年生)。二人とも団塊の世代。 以下、2人の対談と私の場合。 団塊世代:期待される人間像(1966年)。全共闘運動は丸山真男(市民主義)とマルクス(社会主義)の結婚。産業戦士へ。 「原体験的緊張感」:安西は慶應大の工学出身。20代後半に「人間と社会を見つめよう」と人文系へ転向。「後がない」状況で、カーネギー・メロン大学で心理学とコンピュタサイエンスをかけあわせた分野で「これだ」と思った。寺島(1947年生)は早稲…
朝からご近所で、太鼓の音が鳴り響いています。「ドンドン、カッカッ、ドン、カッカッ」誰でしょう、何のためでしょう?そんなことより思い立ってオンラインで、証券口座を開設申し込みしてみました。どうなんだろう?月に数千円とか1万円とかじゃ意味ないのでしょうか?そのところに詳しい、Kさんに教えを乞いに行こうか。 新宿へ。 メガネケースを電車かバスかで失くしてしまったので。 お目当てのZoffが売り場のリニューアルで忽然と消えていたものだから、別のところのZoffに行って、買います。わずか500円。ありがたい。 文藝春秋2023年9月号[雑誌] 作者:藤原正彦,船橋洋一,塩野七生,西川美和,保坂正康,佐藤…
腎臓の不具合は2018年ごろから人間ドックで見つかった。東京医大の腎臓内科に通うようになったのは、その後のいつごろだったかはもはや記憶がないが、今は定期的に検査を受けている。eGFR値は40でほぼ安定しているようだ。このまま透析無しで何とかいければありがたいのだが、祈ることしか今の私にはできない。ただ、腎臓内科に通い出してからは、eGFR値は40で安定していてくれている。このままできれば安定が続いてくれることを祈ることしかできない状況である。(25:52) リフレーン1 防衛キャリア30年太田述正 最大の安全保障はアメリカからの独立 https://www.ohtan.net/report/p…
友人が知らせてくださったから処置してもらったが、さもなければずうっと不良動画を送信し続けるところだった。けんのんけんのん。 どうして取り付かれたのかわからないが、私が覗いた動画を勝手に外の人に送り付けてしまうソフトを携帯に組み込んでしまっていたのである。本日、auさんに直接お願いして、そのソフトを削除してもらった。もう大丈夫である。(21:42) リフレーン1 防衛キャリア30年太田述正 最大の安全保障はアメリカからの独立 https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf リフレーン2 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸…
生前から、胎児にプラネタリウムなどに赴いた、母親が交響曲を聴くなどをして、0歳以前から英才教育を我が子に施す、若い女性も中にはいらっしゃるのだが・・・。 大体、生後、生誕して、父親や母親との最初の出会いの 刷り込み が その赤子のベクトル(性格傾向など)を何度も人間の場合は刷り込みをされることで、ほぼの子供の傾向が知れるというのが人間の場合は恐らく、そうではないのか。 ジークムント・フロイトが、自我・超自我(エス)などを発見して、精神治療に氏が役立てたのが、二十世紀中盤くらい・・・。 フロイト自体が、貧困層の羊毛売りの子として、生誕して、僅か、五歳で、父親を亡くし、奨学金で、医大を卒業するなど…