「円安は日本経済全体としてプラス」。かつて、この強固なドグマ(教義)を掲げ、10年に及ぶ異次元緩和を主導した黒田東彦前総裁が、ついにその問題点に言及しました。 日銀・黒田東彦前総裁、最近の円安は「いくら何でも行き過ぎ」「1ドル=130円程度がよい」…財政出動の拡大「する必要ない」 : 読売新聞 1ドル=160円 異常な円安相場の最中、黒田氏が語った「130円が適正」「いくら何でも行き過ぎ」という発言。黒田前総裁の変節なのでしょうか。これは単なる個人の感想ではないようにも受け取れます。インフレ率が目標の2%を常態的に上回る「インフレ期」において、過度な円安はもはや日本経済を潤す恵みではなく、実質…