食養運動のスローガンとして用いられてい言葉。「地元の旬の食品や伝統食が身体に良い」という意味で、大正時代に陸軍薬剤監の石塚左玄を会長として発足した食養会が創作した言葉である。
仏教用語。人自身や人の今までの行為の結果とその人の風土や環境とは切り離せないことを指す言葉。中国の普度法師が1305年に編纂した仏教書「廬山蓮宗寶鑑」の中で初めて出てきた言葉だとされている。
行き着くところは「身土不二」 10月26日は母の誕生日。 仕事を後回しにして、福岡県宮若市の実家に帰った。 夜、祝いの料理を食卓に並べて、ノンアルコールビールで乾杯した。 母は84歳になった。 持病なし。血圧安定。よくしゃべり、よく笑う。 父は89歳。 現役の写真家。こちらも元気。 昨年2月、2人は結婚60周年のダイヤモンド婚を迎えた。 「おぎゃあ」と生まれて、ずっと田舎暮らし。 幼少のころから、日々の食事はご飯とみそ汁。 インターネットで宣伝される健康食品などは眼中にない。 地元でとれた旬の農産物を食ベているから。 「身土不二」の思想が、暮らしに根付いているから。 過食せず、早寝早起き、適度…
A. 身土不二、住んでいるところに近い土地でとれたもの、命あるもの、旬のものを食べることです。この3つがとても大切なことです。自然から命をいただくということです。
先日、一人暮らししている次男より送られてきたLINE。 彼は仕事終わりにジムに行って、運動して、ジムのお風呂に入って、同じ駅ビル内に入っているスーパーの見切り品の寿司弁当をゲットする‥という生活を週に何日か送っているらしい。 その際に、ついでに食品も買って帰るとのことだけど、卵売り場がこんなことになっていてびっくり。 同じ系列のスーパーが、うちの近くにもあるので、そっちも卵不足?とLINEしてきた。 幸い、こちらは品切れになっていることはなかったが、需給が逼迫しているらしく、価格は高止まりしている。 でもお店に行く時間が遅いと、この状態に近い日もあった。 ただ、大きなスーパーは仕入れルートがあ…
仕事や家事で忙しい人にとって、作り置きできる常備菜はありがたい存在ですよね。週末などにまとめて常備菜を作る人も多いかもしれません。実はマクロビ食にも常備菜として使えるものがたくさんあります。 1.マクロビレシピの基本 〇一物全体・身土不二・陰陽調和 一物全体とは食べ物を丸ごと食べること、身土不二は旬の食べ物やその地方でとれる食材を使うこと、陰陽調和は陰陽のバランスをとることです。これはマクロビの基本の考え方です。 〇皮や根っこも使う 「一物全体」の考え方に沿って、ヘタや根っこ、皮もそのまま料理に使います。 〇灰汁(あく)抜きしない 灰汁には雑味が含まれているとされ、一般的なレシピでは欠かせない…
美容と健康に効果があるとされているマクロビオティック。そして外食をする時には、マクロビの基本に基づいたメニューを選ぶことが大切です。その基本とは「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」。ではメニューを選ぶ時に注意したいこととは? 1.外食前の玄米で暴食を避ける 外食で注意したいのは食べ過ぎてしまうことです。特にマクロビ食を食べている人は、ついつい普段食べないようなマクロビNGの食材を選んでしまいがち。 少量なら大きな影響はありませんが、空腹時にお腹に入れると吸収が早く体のバランスが崩れてしまうことがあります。 これを防ぐために外食前に軽く玄米食を摂っておきましょう。吸収を遅くし、食べ過ぎも防げます…
マクロビオティックは、体にとって負担が少なく必要な栄養素をしっかり摂れる食の考え方です。日常的に食生活に取り入れ、高い健康効果を感じられることで注目されています。 そんなマクロビオティックでも通常の料理と同じように調味料を使います。ここではマクロビにおすすめの調味料を見ていきましょう。 1.添加物、化学調味料を使わない マクロビ料理には、基本的に添加物や化学調味料は使用しません。市販のだしの素にはこれら添加物や化学調味料が含まれていることがあるの注意しましょう。 2.醤油・味噌 醬油や味噌などの原料となる大豆ですが、その産地や遺伝子組み換えではないかどうかを確認しましょう。また”身土不二”の考…
マクロビは自然の食材を活かした考え方です。できればお子さんの大切な離乳食期にもマクロビの考え方に合わせた、体にやさしく成長の助けになるものを与えたいですよね。ではマクロビを離乳食に取り入れるためにはどのようにすればいいのでしょうか。 ここではマクロビの離乳食の考え方や注意点について、2回に分けてご紹介します。 1.マクロビ視点の離乳食 ・季節に合った食材を使う マクロビの考え方のひとつの「身土不二」は、その土地やその季節に合った食材を摂ることが重要だということを意味しています。 できるだけ新鮮なうちに栄養が摂れる地産地消や、旬のものをいただくようにしたいもの。特に味の変化に非常に敏感な赤ちゃん…
マクロビオティックの思想 僕はマクロビオティックを実践しているわけではないが、千恵の影響で、その考え方は少しだけ理解している。 重要なキーワードは3つ。 身土不二 その土地で収穫された食材や旬のものを食べること。地産地消とほぼ同義語だ。 一物全体 食材を全部丸ごといただくということ。 料理家のタカコナカムラ先生が提唱する「ホールフード」もこの考え方を取り入れている。 皮や葉も残すところなく食べる。普通の調理では捨てられる部分に栄養がたくさん詰まっている。ゴミを減らせてエコにもつながる。 代表的な食べ物が玄米。精白した米は「一物全体」ではない(僕は時々、玄米派)。 陰陽調和 陰陽とは「何事にも相…
国産・地域でとれたものがパワーフードになる◎ 「身土不二」という身体と環境は一体であることを表す言葉があります。例えば熱帯の国ではバナナが良く育ちますが、そのバナナには体を冷やしてくれる効果があるため現地の人にはとてもありがたい食材です。しかし、日本で夏が旬のきゅうりもクールダウンしてくれる食べ物ですが、それらを寒い冬に食べてしまうと更に体が冷やされて体調をくずしてしまいます。今は産地、季節や旬に関わらず、年間を通してどんな野菜や果物もスーパーに並んでいるのでどのように選べば良いのか分からなくなってしまいそうですが、身体と環境は密接に関係があるということは知っておきたいです。健康を意識するため…
マクロビオティックは「マクロビ」とも呼ばれ、海外のセレブが取り入れていることから日本でも有名になりました。 マクロビは単なる食事法ではなく、日本の伝統食をベースにした食事で、自然と調和し、健康的な暮らしを目指す考え方です。 そんなマクロビの資格を取得することをおすすめしたい人はこんな人たちです。 1.自分や家族の健康を守りたい人 糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、暴飲暴食や塩分過多といった食習慣の乱れが原因のひとつだといわれています。 マクロビオティックを実践して食生活を整えれば、病気予防と健康維持に役立つため、日々の食卓で家族の健康をサポートできます。 2.食事で体質改善したい人 身体を温め…
2024年4月19日 23:00は、穀雨(こくう)です。土用期間でもあります。 穀雨とは 穀雨とは、百穀を潤す春の雨。降る雨が大地に浸み込み、田畑に蒔かれた種が育つのを助ける、といいます。「春雨じゃ、濡れてまいろう」というセリフもあったような。 穀雨の過ごし方 春に種をまき、はじめたことをゆっくり育てる、 三日坊主になってない?水やりを怠っていない?と言われているような気がします。ドキドキ。「なにか今年成し遂げたいと願い、まいた種を育て続ける。」そんな気持ちです。 この時期、晴れた日は日差しも紫外線も強いので、帽子や日焼け止めを忘れずに。 のどがかわいたら、からだには冷たい水ではなくぬるま湯を…
一杯555円の紅ズワイガニが美味しかったので、リピートメニュー前日のうちに妻が茹で上げ、冷蔵庫でひと晩休ませていたもの 身土不二難しい考えは置いといて、地元でとれる旬のものを美味しく楽しめるのは、とてもありがたいこと いただきます カニ味噌をソースにして頂くと、美味しいことこの上なし 蟹爪の肉もまた、格段に甘い つわものどもが夢のあと555円に深く感謝 〆の炭水化物をお願いしたら、餃子を焼いてくれることに 買い置きのこのチルド餃子を使ったそう 最近の出来合い品は冷凍もチルドも、それなりにきちんと美味しい さらに酒肴を追加することにイオンの「広島フェア」で購入したものだそう 日本酒が呑まさる ご…
春はデトックスの季節 春に食べたい身近な野菜 和のハーブよもぎ まとめ 春はデトックスの季節 薬膳では冬は寒さで縮こまってて蓄積した老廃物を草木の芽吹きと共に 体の外へ排出して次の時期に備えると考えます。 春は下の五行配当表のクリーム色の縦の列を見ます。 五行配当表 五行 木 火 土 金 水 五臓 肝 心 脾 肺 腎 五根 目 舌 口 鼻 耳 五支 爪 顔面 唇 皮毛 髪 五志 怒 喜 思 悲 恐 五季 春 夏 土用 秋 冬 五気 風 熱 湿 燥 寒 五方 東 南 中央 西 北 五色 青 赤 黄 白 黒 五味 酸 苦 甘 辛 鹹(カン) 五臓で言えば肝を養い、五味では酸に気をつけます。 五臓と…
岩塩か海塩、どちらを使うべき? 正解は、適材適所です。 岩塩は日本ではとれない。 『身土不二』的に言えば、日本人は岩塩よりも海塩を使うべき。 『身土不二』=「その土地でとれたものを、その旬に食べる」「自分の住んでいる土地の、季節のものを食べると身体にいい」 日本の家庭で一般的に使われている海水塩は、水に溶けやすく味がなじみやすいので、どんな料理にでも使いやすいです。 でも、洋食には岩塩が合うし、他にも岩塩が合う食事が合う。岩塩をてんぷらのお塩として使ったり、サラダにオリーブオイルと一緒に直接かけたり。 岩塩はおにぎりにも合います。ヒマラヤバスソルトみたいに、バスソルトには岩塩がよく使われる。 …
こんにちは! ゆる美容家 miyoです。 今日は私が実践して 20年以上続いた身体の不調が解消した マクロビオティックについて お話したいと思います。 マクロビオティックというと 玄米菜食でお肉や魚を食べちゃいけない ストイックな食事療法 だと思われている方も多いのですが、 それはちょっと違います。 ★マクロビオティックと 桜沢如一先生が提唱された食事療法で ご飯とお味噌汁を中心に海草や発酵調味料使った 日本の伝統的な食事、 つまり和食中心の食事をとることで 自然と調和しながら健康な暮らしをしましょう。 というのがマクロビオティックです。 私は幼少期から20年以上続く体調不良を なんとかしたく…
最近『腸活』という言葉を聞くのですが どうも腸はとても大切な器官のようです 私の母は大腸がんを患いました 腸閉塞で二度大腸を切り取りました その時、これで普通の長さになりました、と言われたのです どうも母は腸が長かったようです 聞けば、日本人は比較的腸が長いようです 最近ある投稿で 日本人ならカタカタの食べ物ではなくひらがなの食べ物を食べよう という提案がありました スープではなく味噌汁 パンではなくおにぎり サラダではなくお浸し とかですね 何が良くて何が悪いとか 何が好きで何が嫌いとか そういうのではなく たぶん、日本人の身体に見合った食材や調理の仕方がある ということだと思います 長年の…
31日(日) 大晦日 ああ、知らぬ間に大晦日。なんだか暖かい一日で、曇りときどき雨。 朝から掃除や買い物など。玄関周りと窓拭きをする。雨が降ったりしているので、窓拭きもあまり気合いが入らず、でもまあまあ拭いて回る。 私の部屋の掃除もしたけれど、いっこうにすすまず。というか机周りの整理だけでやたらと時間がかかってしまう。 ちょっとお知らせが遅れてしまいましたが、有機栽培米「みどり豊」が完売いたしました!ありがとうございました!たいへんありがたくうれしく思っております。毎年のようにはやく完売してしまうので、もうすこし作付け面積を増やそうかと思い続けているのですが、これが、なかなか、雑草対策に手間ひ…
誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃 (毎日新聞出版) 作者:毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班 毎日新聞出版 Amazon 11月30日の視聴 ・『日本人は農なき国を望むのか〜農民作家・山下惣一の生涯〜』 →佐賀県出身の農民作家、山下惣一(享年86)⇩。 【2023年『3月20日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230412/1681229944】 →身土不二、地産地消。ぶっちゃけ、こういうのは都道府県毎に分断する必要はなくて。同じ国内なんだから、「東京は東京で賄え」とはならないけどさ。大きな枠、例えば「東北」とか「北関東」と…
今日は夕方から年越しそばの仕込みに入るので、それまで他の仕込みをしながら、頭に浮かんだ事をネットで見ています。 今朝、頭に浮かんだのは、何故欧米人は大豆を食べて来なかったのかです。 その答えは正確にわかっていませんが、人のタンパク源として欧米人は乳製品などを消化吸収する酵素を時間をかけて作ってきました。 一方、日本人は大豆を発酵食とする事も含め、それを消化吸収する酵素を作ってきました。 昨今、化学肥料、農薬、遺伝子組み換え、ゲノム編集など、それらが使われていない時のものとは少し違う食生活になってきました。 そうした中、健康な体を作る事も大切ですが、精神的に安定な状態を保つ様な酵素、睡眠に関係す…
この時期、毎年のように悩むのが「お正月料理」。 かまぼこや伊達巻、栗きんとん…! カラフルなおかずが出揃いますが、添加物や着色料などもちょっと気になります…。 おうちに届く、❝カラダに優しい❞おせちを探してみました。 目次: 『ムソー』のおせち カラダに優しい理由: こだわりの蒲鉾: 『創健社』のおせち 7つの提案: 『ムソー』のおせち ムソー株式会社は、自然食品・オーガニック食品の専門商社。 創業母体は「正食協会」。マクロビオティックの啓蒙・普及活動から始まりました。 カラダに優しい理由: 化学調味料・合成着色料・香料・合成甘味料・発色剤・リン酸塩を不使用。 不必要な添加物、遺伝子組み換え作…
今回は内海 聡さんが書かれた『1日3食をやめなさい! 』という本を紹介します。 この本を一言であらわすと「食べ過ぎのデメリット」を教えてくれる本です。 ■この本はこんな人におすすめです。 ・ダイエット中である・食生活を見直したい・健康でよりよい生活を送りたい こんな悩みは多くの人が抱えていると思います。 本書では、NPO法人薬害研究センター理事長でもある内海 聡さんが「食べすぎない生活」を目指し解説してくれています。 記事の内容▶『1日3食をやめなさい! 』:結論と要約▶『1日3食をやめなさい! 』:ポイント3つ▶ちょっとブレイク!空腹と人類の歴史▶『1日3食をやめなさい! 』:実践ポイント3…
2023秋土用 10/21 1am前の土用入りから11/8 2am前の立冬前、土用の期間です。 日の出が遅くなり日の入りが早くなり、すっかり日が短くなって、気持ちの光合成が追いつかなくなる時期。 立冬に向けて、本格的に丁寧に、身体と心の備えをしたい時期。 ウイルスに負けない免疫と、寒さや曇天に折れないこころを養いたいものです。(と自分に言い聞かせる) 植物の写真を見ているだけでも元気になれそうですが、香りのちからでもっと元気になれるかも。 アロマテラピー検定の時期なので、対策っぽくそれぞれの特徴を簡単にまとめますね! レモン ミカン科高木 果皮を圧搾法で精油抽出 光毒性に注意 aromaicc…
仏教で説かれている「心身一如= 肉体と精神は繋がっている」を前提として。 近年流行りの地産地消の概念「身土不二 =人間の体と人間が暮らす土地は一体である」とするならば…。 私の身体と心は、日本の土で出来ている ( はず )。 和楽器の上達に欠かせない「日本古来の動作」とは何か? かつて、お料理教室の先生は私達生徒に、「日本古来の動作」を習得するために「武道」を学ぶよう推奨したが、「天然理心流」は断念した…。 外出する時は殆ど着物を着て行くが、お琴を習い始めてから、正座をすると「着物に出来る皺」が気になり、おうちで練習する際には着なくなってしまった。 ふと…。寒かったせいもあって。久しぶりに着物…
そうだ。山下惣一さんの番組を見て今に通じることがあるなと思って先日書こうとして忘れていたことを思い出したので書いてみる回。 www.nhk.jp 今日の目次; 気が付けば身近にあった件 輸入安産物に泣かされた🍊 外を見て中を知る 地域活性化 身土不二 このたびのわがくに nhkアーカイブ ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ