「入社3ヶ月で新人が辞めた」。その理由を尋ねると、“思ってたのと違う”という曖昧な答えが返ってくることがあります。近年、このような事例が多くの企業で見られるようです。採用・育成にかけた時間とコストを考えると、これは大きな損失といえるでしょう。 でも、この「思ってたのと違う」という言葉には、いったいどんな意味が含まれているのでしょうか? 1.なぜすぐに辞めるのか 「思ってたのと違う」は、多くの場合、言葉にならなかった不安や違和感の積み重ねであると考えられます。 新入社員にとって、社会人生活は初めての連続です。学生時代は「答えのある問い」に取り組むことがほとんどでしたが、仕事では「状況に応じて考え…