福島県浜通りの北端、相馬市の広大な地に、日本の電力供給を根底から支える巨大な発電所がそびえ立ちます。それが、相馬共同火力発電株式会社が運営する新地発電所です。東北電力とJERA(東京電力グループ)という二大電力会社の共同出資により設立された同社は、まさに日本の「電力広域運営」を象徴する存在。100万kW級の発電ユニットを2基有し、東日本大震災や度重なる福島県沖地震といった未曽有の国難を乗り越え、首都圏と東北地方へ安定的に電力を送り続けてきました。今回、官報に公告された第44期決算では、売上高1,506億円、当期純利益7.9億円を計上。驚くべきはその財務の安定性で、自己資本比率は76.5%に達し…