以前の記事で、国民医療費 = 「一人当たり医療費(単価)」 × 「人口(数量)」と書いた。 国民皆保険制度を持続可能なものとするために医療費の適正化を考えるのであれば、分析のターゲットは「一人当たり国民医療費」となる。 しかし、現状は「一人当たり国民医療費(単価)」= 国民医療費 ÷ 「人口(数量)」であり、あくまでマクロ集計ベースの結果から把握したもの。 医療費の押し上げ要因とされる「高齢化要因」や「その他要因」を解明するには、これを細かにブレイクダウンしたり、クロス集計分析をしても限界がある。診療を受けた一人一人の傷病や診療内容と医療費を捉えたデータで、患者属性や傷病や診療内容と医療費との…