物質の構造・性質・変化・相互作用について研究する自然科学の一分野。ばけがく。ケミストリー。舎密学(せいみがく)。 古代の錬金術から発展したと言われている。 無機化学と有機化学と理論化学(物理化学)に大別される. また、純粋化学と応用化学に二分される。 現在は物理学・生物学・工学などと密接に連携して研究がなされている。 関連語:二文字キーワード
お疲れ様です。髭ピアノです。 今回は原子核モデルの歴史を見ていきます。 ちなみに原子核モデルは、原子モデルとは少し違います。原子核モデルは、原子の中でも原子核がどのように構成されているかに焦点を当てたものとなっております。 原子モデルの歴史はこちら higepiano.hatenablog.com では、参りましょう。 ♦️1904年:プラム・プディングモデル イギリスの科学者JJトムソンは1897年に電子を発見します。 当時、原子は「最小のindividualな粒子」と考えられていましたが、電子の発見により「原子は内部構造をもつ」ことが明らかになりました。 しかし、原子全体は電気的に中性なの…
お疲れ様です。髭ピアノです。 本日は、化学を学ぶ上での基礎中の基礎、野球でいう素振り、いやバットの握り方。 物質を構成する最も基本的な単位のひとつである「原子」についてお話しします。 1 原子とは? 原子とは一体全体何なのかご存知ですか? 原子は、すべての物質を構成する最小の粒(粒子)であり、それ以上は化学的に分けられません。 燃やしても硫酸をぶち撒けても分けられません。 そしてこの世の万物、水、空気、人間、地球、星...すべて原子からできています。 まさに基礎中の基礎 では、この原子はどのような構造なのでしょうか? 2 原子の構造 原子は、さらに小さい粒からできています。 原子の構成要素です…
こんにちは!学習塾塾長です! 高校化学は大学入試において重要科目の一つであり、理系受験生にとって避けて通れない存在です。特に、基礎的な知識だけでなく、現象の背後にある原理や法則を理解し、それを応用できる力が求められる大学入試においては、単なる暗記型の学習だけでは太刀打ちできません。 その中で、化学の本質を丁寧に解説しながら、受験に必要な応用力を養うことができると評判の参考書が、**『鎌田の有機化学の講義』『福間の無機化学の講義』シリーズ(旺文社)**です。 本記事では、この「鎌田・福間の化学講義」シリーズの内容、構成、活用方法について、体験談ではなく教材解説の視点から詳しくご紹介します。 鎌田…
こんにちは!学習塾塾長です! 高校化学に苦手意識を持つ人は少なくありません。暗記だけでは対応できず、論理的な理解も必要とされるからです。そんな化学を得意科目に変える参考書として、ここ数年で圧倒的な人気を誇っているのが、『大森徹の最強講義117講(文英堂)』です。 「117講」というタイトルからはボリューム感が漂ってきますが、実際に手に取ると、その構成は非常に整理されていて読みやすく、初心者から中級者、そして共通テスト〜国公立二次・難関私大レベルまで幅広く対応しています。 本記事では、『大森徹の最強講義117講』をどう使えば最大限の効果を得られるか、具体的な活用方法を交えて紹介します。 1. こ…
こんにちは!学習塾塾長です!大学受験において、理系科目の中でも“暗記と理解のバランス”が難しいとされるのが化学です。特に化学基礎を終え、本格的な理論化学・無機・有機を学び始めた頃、多くの高校生が「問題を解こうとしても手が止まる」「公式の意味が分からない」「どこまで覚えれば良いのか分からない」と悩みます。 そうした悩みを抱える受験生の強い味方として人気なのが、「化学の最重要 照井式の解法カード」(学研)です。名前の通り、“最重要”事項に絞り込まれた問題集のようでありながら、実際はカード型の解法集であり、使い方次第では「基礎の暗記」から「入試の演習」まで対応できる万能教材です。 本記事では、照井式…
お題「電磁位相に対する対策方法」 電磁位相って何?と聞くと( ゚д゚)ぽかーんとすると思いますが、要は電気を使用すると発生するフィールどの様なものです。 家電を使用すれば出る物でもありますし、各書籍も紹介しておきますね。 「ネットワーク」というと人とのつながりであったり、色々指しますが、今回は物理ネットワークと飛ばしている電波に限らせて頂きます。 また、事前知識は高校の理科と物理、化学、家庭科等の人体の仕組みを参照下さい。図書館やちゃんとした書籍にのっています。 単純なイメージですが、 短波、中波、長波、超長波・・・皆さんは短波と聞いて距離はどれ程を想像しますか? 短波ですが地球の内部・・・成…
🎆 花火の色は「炎色反応」で決まる! 夜空に咲くカラフルな花火。その美しさに思わず見とれてしまいますよね。でも、なぜ花火は赤や青、緑といったさまざまな色を放てるのでしょうか? その秘密は、化学の世界でいう「炎色反応(えんしょくはんのう)」という現象にあります。 🧪 炎色反応ってなに? 炎色反応とは、ある特定の金属元素が高温で加熱されたときに発する特有の色の光のことです。 これは、元素の中にある電子が熱エネルギーを受けて高いエネルギー状態に移動し、その後元の状態に戻るときに特定の波長の光を放出する、という仕組みによって起こります。 そしてこの光こそが、花火の鮮やかな色の正体なのです。 🌈 色と金…
キリストを演じた、主演の役者さんが次の映画でポーカーをする主役に抜擢されたそうです。 当時の米国民は、キリストがポーカーをするとは・・・ と本気モードだったそうですよ・・・
石鹸はなぜ汚れを落とすのか?界面活性剤のしくみ 手洗い、洗濯、お風呂。生活の中で当たり前のように使っている石鹸。でも、なぜ水だけでは落ちない汚れが、石鹸を使うと簡単に落ちるのでしょうか? その秘密は、石鹸が持つ界面活性剤としての性質にあります。今回は、石鹸の洗浄原理について、化学の視点からやさしく解説します。 水と油はなぜ混ざらない? 水と油を同じ容器に入れても分離してしまうのは、性質の違いが原因です。水は極性(+と−の電気的な偏り)を持つ液体ですが、油は無極性のため、水と混ざり合いません。 石鹸は水と油をつなぐ仲介役 ここで登場するのが石鹸分子。この分子は、「親水基(水に溶けやすい)」と「疎…
スパイス、爆薬、医薬品 - 世界史を変えた17の化学物質 書籍情報 著者:ペニー・ルクーター、ジェイ・バーレサン 訳者: 小林力 出版社:中央公論新社 発行年:2018年(原著:2013年) 価格:2,860円(税込) ジャンル:科学読み物/世界史・化学 概要 『スパイス、爆薬、医薬品 - 世界史を変えた17の化学物質』は、化学物質という切り口から世界史をダイナミックに再構成した一冊です。胡椒やナツメグが大航海時代を見据え、爆薬が戦争と産業を変え、医薬品が公衆衛生や社会構造を一変させる――ほかにも「小さな分子」の力が、文明の発展と人類の運命を左右してきたことを、科学かつ物語的に考察します。 内…