保育園や幼稚園、病院など、子どもが「初めての場所」に行くときに泣いてしまったり、ドキドキして不安そうにしたりすることはよくあります。 不安を感じたとき、脳の中でまず活発になるのが扁桃体という場所です。扁桃体は「怖い」「びっくり」などの気持ちを発動させるセンサーのような役割をしていて、新しい環境や知らない人に出会ったときに特に強く反応します。 一方で、前頭前野という部分は、不安や怖さを「大丈夫」と落ち着かせてくれるブレーキの役割をします。しかし、子どもはまだこの前頭前野が十分に発達していないため、不安をうまくコントロールするのが難しいのです。 以下の状況であれば不安が強くなりやすいです。 ・睡眠…